DisplayToClipboardを利用したバグ。
%nトークンを使い任意のアドレスを書き換えることにより様々な事が出来る。
Mugenの知識だけでなく、パソコンのプログラミングの知識までをも必要とするので、扱うのは非常に難しい。
慣れてしまえば簡単というのはこの技術を扱う製作者の話であるが、それでも慣れるのには相当の時間を要するのは間違いないだろう。
やり方
やり方自体はDisplayToClipboardを使うだけ。
例:Pauseボタンを押したのと同じ状態にする場合
[state ]
type=displaytoclipboard
trigger1=1
text=" %n\n"
params=4942465
textにあるスペースの数をparamsで指定したアドレスに入れる。
入れる値が小さいならこれでもいいが大きい値を入れたい時には面倒になるので
[state ]
type=displaytoclipboard
trigger1=1
text="%1u%n"
params=1,4942465
問題点
悪意のある使い方をされると、PCにさまざまな重大な被害が発生することも考えられるので注意。
新MUGENではちゃんと対策されている模様。
出来る事の一覧
以下、出来る事の一覧を記載するが、ここに書かれていることもその一部に過ぎない事を留意していただきたい。
- キャラの対戦が始まった瞬間、勝手に「エターナルフォースブリザード」と言う単語をgoogleで検索する。
- キャラをセレクトした瞬間に音声が流れる。
- 対戦準備画面中にキャラのポートレイトに砂嵐が走る。
- ライフバーが本来ない所に荒ぶって移動する。
- 対戦中にキャラの名前が書き換わる。
- 1P側のキャラの能力を全て2P側のキャラに強制的にコピーさせる。相手が攻撃論外だろうが防御論外だろうが関係なく発揮される為、これにより相手キャラのランクも同じになってしまう(1P側のキャラが並ランクなら並に、狂なら狂になる)。
他にも様々な事が可能であり、一部製作者は%nの研究が盛んに行なっている。
最終更新:2022年01月09日 11:29