パーソナリティ:ラピスフィロソフォルム


データブック:ラピスフィロソフォルム


ユミナ・ゼファラス

  • 孤児でのみ構成された軍団という設定から見て、元ネタは『ローズ・トゥ・ロード』シリーズに登場するストラディウム公国第十一軍団長、アステノリエ・アレル公女であろう。
  • 「ゼファラス」はギリシャ神話に登場する西風の神ゼピュロスの別読み。

チェーザレ・プロヴィノ大佐

  • 『機動戦士ガンダム』シリーズの定番である『仮面のエースパイロット』モチーフの集約。
  • 「真紅のアルマで5機のメタボーグを~」は初代ガンダムのシャア・アズナブル。
  • その外、『機動戦士ガンダムSEED』のラウ・ル・クルーゼ、『ターンAガンダム』のハリー・オード等の要素も織り込まれている。
    • 「初陣以来アルマ一筋」の設定追加で、『機動戦士ガンダム00』のグラハム・エーカー(初登場から最終回までフラッグ一筋)分も加わった。まぁ彼は劇中じゃ仮面付けてませんでしたが……。
    • だが!続編『機動戦士ガンダム00 2ndSEASON』では満を持して、謎の仮面のパイロット(笑)「ミスター・ブシドー」として再登場。ブリーフィングにも参加しなかった上に、「私と(ダブルオー)ガンダムの戦いの邪魔をするな」と言い放ったりと色々やりたい放題である。
      • しかし…フラッグへの拘りとか…エルフマン教授の仇とか…死んでいった部下への思いとか…などは最早華麗にスルー(笑)。その前時代的な言い回しと異常なまでのガンダムへの執着、何よりその自重しなさっぷりで、“不死身の”コーラサワーをブッちぎり、同番組のお笑い担当の座を不動のものにした感すらある。
      • …と思ったら、番組終盤で愛機マスラオ(後にスサノオ)が実はフラッグの改修機であった事が判明。機体への拘りは捨てていなかった模様。

“フォルテの星”セシル・ハリス

  • 二つ名と「敵機の未来位置を予測する天才的な技術」「機体の翼端を黄色く塗る」は、WW2時のドイツ軍エースパイロット“アフリカの星”“黄の14”ハンス・ヨアヒム・マルセイユ。
    • 『エースコンバット04』には、黄色い翼端のSu-37を乗機とする敵エース"黄色の13"と、彼が率いる“黄色中隊”が登場する。
  • 戦いで片足を失った点は同じくWW2独空軍の“スツーカの悪魔”ハンス・ウルリッヒ・ルーデルがモチーフと思われるが、その後一線を退いて教官職に就いた部分は『ガンダム・センチネル』のストール・マニングスか。
    • ……まぁ普通片足失えば一線退いて当然ですが。ルーデルさんマジ自重して下さい。

“神の槍”ハラルド・トールズセン

  • 「ハラルド」はノルウェー統一に乗り出したハラルド美髪王、「トールズセン」はヴィンラントの元ネタでもあるヴィンランドに大規模移住を行なった実在の探険家ソルフィン・カルルセフニ・トールズソンからだと思われる。
    • 要するに、ヴァイキングの有名人二人の名前が合体して出来ている訳だ。
  • 八極拳では槍術も合わせて習得し、“神槍”の二つ名を持つ達人も多い。代表的なのが『拳児』でも言及された李書文。
    • ただ、ここで言う”神の槍”とは「オーディン神のルーン槍(所謂グングニル)」を差してのことだろう。
      • また、亡くなった弟の名前がアーサであることから「彼の為の槍」という意味も込められているのかもしれない。
    • と思っていたが、あずみ椋の少女コミック『神の槍』の主人公の少女、アースゲイル(神の槍)かも知れなひ。

“麒麟宰相”李鶴葉

  • 麒麟宰相とは、王を補佐する宰輔という役職を実際に麒麟が務める『十二国記』が元ネタか。

薛木蘭

  • 病弱の父を持つ武勇に優れる娘という設定と名前からして、直接のイメージソースは『木蘭詩』など中国の文芸に登場する女傑・木蘭。男装して異民族相手に大活躍を繰り広げる。ディズニーの『ムーラン』も同題材。
  • その病弱な父親とされている薛仁貴は、唐代に実在した名将。『隋唐演義』などにも登場する、中国では諸葛孔明や曹操並みに知名度の高い人物である。
  • また、隋唐演戯には、煬帝の後宮に薛冶児という美人(役職)が登場している。剣技に通じている設定なので、こちらも混ざっているのではないだろうか。

祝香鈴

  • 『彩雲国物語』の紅秀麗がイメージモデルか。

“混世魔王”曹孟徳

  • 記されている通り『三国志演義』に登場する劉備のライバル、曹操の事である。
    • 基本的に当時の中国では武将が各地の配下に対して軍を出すよう要請し、部下達が領土から兵を徴収して集まる事で、初めて戦争をする事が出来る。その為に収穫期は人が足らず、戦争が出来ない=仕掛けないというのが通例であった。ところが曹操は膨大な数の私兵を抱えており、自分の思う時期に好き勝手に戦争を仕掛ける事が可能だった。しかも倒した敵の領土を占領し、或いはカリスマによって次々に武将が軍門に降る為、そりゃあもう勢いは止まらないのである。
    • 因みに『三国志演技』における曹操は劉備以外の誰にも負けた事が無く、また劉備も曹操以外の誰にも負けない名将であった。お互い、同じ時代に生まれたのが不幸だったのだろう……という話もある。
    • 史実においては流石に常勝不敗とはいかず、負け戦(宛の戦い・赤壁の戦いなど)も多く記されているが、そこで勢力が弱体化する事無くむしろ飛躍を迎える事が多い事から卓越した政治手腕が伺える。
  • 混世魔王の二つ名と、そのビジュアル、性質は正史の織田信長のものか。元々、曹操と信長はイメージが似ている面もあるのだが。
    • 織田信長が称したのは「第六天魔王」だったような?
    • 混世魔王樊瑞とは水滸伝に出てくる敵キャラ。ジャイアンドロボのアニメ版にはBF団十傑衆の筆頭として登場する。
    • 西遊記にも混世魔王を名乗る妖怪が登場する。名前の意味としては「世を乱す魔王」ぐらい。因みに西遊記における役割は、「孫悟空に最初にぶちのめされるザコボス」である。
  • 尚、背が低い事を気にしているのは史実の曹操も同じである。大豪傑ばかりの中にあって、頭二つ分程小さかったという。まあ、文武両道に長けた武人ではあったのだが、他の相手が関羽とかじゃあ相手が悪い。
    • 異民族との交渉の際には背の高い部下を身代わりに立てたり、異民族に恐れられた夏侯淵の名前を出して脅かしたりしており、身長のことは史実として残るほどの相当のコンプレックスだったようだ。

“無影孤拳”劉蒼月

  • 『機動武闘伝Gガンダム』のマスターアジア。
    • 「実は宇宙人」説は、『新スーパーロボット大戦』で付与されたゲーム中設定。その余りにも唐突な(しかし何故か納得せざるを得ない)追加設定は、発売後10年以上が経過した今でも語り草である。
  • 彼の読んだ書は『フサンの七秘聖典』というクトゥルフの魔術書。「大地の七つの秘書」とも呼ばれる。大賢人バルザイがその内容に精通していた他、詳細は不明である。
  • 火を司る機体に乗っているのは『魔装機神』に登場するホワン・ヤンロン。こちらも中国人である(もっともマスターアジアはネオジャパン出身らしいが…)。
    • 機体名はおそらく「ルミナス」(ラテン語の「光」)に由来すると思われるが、これは火の魔装機神がパワーアップして光の魔装機神となるためだろう。

柳砕剛


“六臂独行”孔閣峰

  • 明らかに『スターウォーズ・エピソードⅢ シスの復讐』に登場したグリーバス将軍であろう。
  • ただしグリーバス将軍が操るライトセイバーは4本。6本なのはおそらく、『ONE PIACE』に登場したタコの魚人八っちゃんが元ネタか。

“美髭公”関雲長

  • 『三国志演義』最強の武将にして劉備の親友、関羽。彼のいう兄者とは劉備の事。
    • 美しい髭を持ち、青龍円月刀を振るって戦場で大暴れしたという。また曹操に配下になるよう誘われたが拒んだのも史実通り。この際、天下の名馬「赤兎馬」を授かっている。
  • 漫画『一騎当千』、PCゲーム『恋姫†無双』では女性として登場し、『カオスフレア』でも女性化が期待されていたのだが……。
  • で、何故にグレズなのかと言えば……恐らくは『SDガンダム三国伝』があるからだろう。多分。

“封禍公主”林玲施

  • 運命を司る『碧銘真経』は映画『グリーンディスティニー』か。隕鉄で作られた運命を司る魔剣である。
  • 「百羽の雁を一刀のもとに落とす」技は、金庸の武侠小説『笑傲江湖』に登場する廻風落雁剣。
  • 台詞はツンデレ的だが、武侠小説の有名著者である金唐の作品に登場するヒロインは、皆ツンデレを地で行っている為、ある意味で原点に忠実といえる。
    • 「甘やかされて育った為に我侭で癇癪持ちだが、主人公を一途に慕う男装の美少女」とか平気で出てくる。しかも1956年に。すげー。
  • 名前は『笑傲江湖』の登場人物「林平之(りん・へいし)」か。ただしこちらはれっきとした男。少なくとも登場時では…。

東海青龍皇敖光

  • 『西遊記』等に登場する「東海竜王敖広(敖光)」と、『創龍伝』での東海竜王敖広と転生体竜堂始の龍形態が「青龍(東の方位を司る聖獣)」であることが元ネタか。

“龍仙道人”公白明

  • 「悩みのうちに修業あり~」は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のマスター・シャーフーの台詞「暮らしの中に修業あり」から。
    • 『ゲキレンジャー』では彼以外にも多くの達人達が現れ、「○○のうちに修行あり」と若い拳士達を教え導いた。
    • 余談だが、この達人達の名前は実在の香港アクション俳優のパロディとなっており、声の出演も映画で吹き替えを専属、もしくはメインで担当している声優が演じていた(例:ジャッキー・チェン→シャッキー・チェン/声の出演:石丸博也)。
      • ただし、マスター・シャーフーのみは『ドラゴンボール』のカリン様がモチーフとなっており、声の出演もカリン様役の永井一郎氏が担当した。
  • 「宮廷を守護する仙人」と「封神計画の関係者」というあたりは『封神演義』の“太公望”こと姜子牙だろうか。

シャー・ラーズィ・イシュトゥメーグ


ナーミア・シャーヘンドラ・カシャーシュカ・カーラ

  • 旧版リプレイ『リオフレード魔法学院』のPC③。PLはカイザー。
  • 放送部の突撃部長。卒業して猫を被ることを憶えたらしい。

アレクサンドル・デネブ

  • 旧版・『アズライトブルー』掲載時にはイラストが付いており、その姿は『吸血鬼ノスフェラトゥ』に登場するオルロック伯爵そのままだった。

須菩提祖師

  • 名前の由来は釈迦の「十大弟子」の一人や『西遊記』で孫悟空に術を教えた師匠から。
  • 『愛の戦士レインボーマン』にて、主人公に七色の戦士の力を伝授した聖人ダイバ・ダッタ。
    • 恐らくはコラプサーとして登場している提婆達多がレインボーマン枠かと思われる。
  • 『ベターマン』のベターマン・ボダイジュという案も。

月龍皇ナンナル


ジャンヌ・アマクサ

  • 『メガゾーン23』の時祭イブ。偽りの東京の偶像だが、その正体は実体のないAIであり、主人公達に真実を伝える役を担うという役回りがまったく同じ。セリフも作中の「7Gのオペレーター、応答して下さい」のパロディ。

リョウ・アマギ大佐


マヘリア・ヒカミ


“髑髏の大公”ベールゼブブ

  • 言わずと知れた蠅の大悪魔が元ネタ。非常に多くの作品に登場している。
    • 最近のベル様はぽんこつ呼ばわりされて……(つД`)
  • 「本当に気高き者、美しい心を持つ者には魂を揺るがされることもある」と言う点は恐らく元祖デジタル・デビル・ストーリーに登場したベルゼブブだろう。

“尖塔の魔女”ウェルギリウス

  • 性別不詳の魔人である事や、自然破壊を行なう人類を憎む行動理念は『覚悟のススメ』の現人鬼・散。
    • 特に旧版の際の台詞「ど許せぬ!」は散の印象的な台詞である。
  • “TOKYOタワーの魔女”の異名は『女神転生II』のヒロインから。
    • 矢野健太郎が、自身のクトゥルフ神話シリーズ連載において、“尖塔の魔女”というタイトルを使っている。アザトースの元へ旅立った大魔導師ラミアと、現代の核廃棄物問題・環境破壊を絡めた意欲作であったが、単行本刊行時に「コンフュージョン」へと改題している。
  • ウェルギリウスの名前はダンテ『神曲』における地獄の案内人、古代ローマの詩人に由来すると思われ、彼は詩の中で「明けの明星」としてのルシファーに言及もしている。
  • 「超能力で姿すら定まらぬ~」は、旧版での初出時に「パーソナリティとサンプルシナリオで挿絵のキャラデザが異なっていた」事からのネタか。
  • 部下や虐げられたものには優しい所は『絶対可憐チルドレン』の兵部京介からか。

“不在の9”ネビュラ・ヒューゴー

  • ネビュラ、ヒューゴーは共にアメリカのSF文学賞の名前。(後者はアメリカのSF作家ヒューゴー・ガーンズバックに由来)
    • 日本SF大会で選出される『星雲賞』は、ネビュラ賞の日本版。ただし此方は文学に限らずアニメやコミック等も受賞対象。
  • このネビュラ/ヒューゴー両賞を受賞したのがサイバーパンク小説の古典にて傑作『ニューロマンサー』であり、その点でもリアリティハッカーのハンドルネームには相応しいチョイスであると言えよう。
  • 9という数字は様々な作品で特定イメージの代名詞として用いられている。以下はその代表例。
    • 『アーマードコア』シリーズに登場する最強のレイヴン「ナインボール」。
      • 都市管理システムによって構築されたAIであり、イレギュラーとなりうる要素を叩く為の統治機構であった。とすれば、彼も……?
    • 『パンプキン・シザーズ』より「不可視の9番」。戦争中に作られた、存在しない筈の特殊部隊である。非人道的な実験によって開発された特殊技術を保有しており、それ故に忌避される(不吉だとして戦場では使われない)9の部隊番号を持つ。
      • 細菌兵器や化学兵器を保有するBC部隊、薬液で痛覚を麻痺させた為に火傷を感じない火炎放射部隊、特殊な寄生隊で常時《捨て身の覚悟》をさせる対戦車兵部隊など……。
    • 『東方project』界隈でよく使われるネットスラングの⑨(きゅう、マルキュー)。登場キャラである氷の妖精・チルノの代名詞。
      • ゲームの画面説明で各オブジェクトに番号が振られ説明された際に、彼女の項目が『⑨:バカ』とされたのが由来。転じて「(しばしば愛すべき)バカ」の意味で用いられる。
      • ……この場合だと「不在の9」は「いてもいなくても同じじゃねぇかあのバカ」的な意味になってしまって色々台無しだが、ハッカー文化はそういうジョークセンスと切り離せないものでもある。
  • あるいはI/Oの主人公の一人、“電脳神”《He》の可能性も。古き善きハッカー倫理に従いネットワーク上のあらゆる危難に救いの手を差し伸べる、時間すら超越した全能神である。
    • でも現実世界での愛用武器はコルトガバメントとショットガン。

グウィン・アップニーズ

  • 善本にて光が当たったのでそちらを参照。

“法の番犬”アヌビス

  • 『特捜戦隊デカレンジャー』のドギー・クルーガー隊長。
    • 主役5人を凌駕する白兵戦闘力の持ち主であり、“地獄の番犬”デカマスターとして戦闘員100人相手に《※万軍撃破》を炸裂させた事もある。
    • デカレンジャーなのに、活躍してたのはデカマスターだけという凄い回であった。しかもボスのテーマまで流れてるし。
  • 解説文中に登場する十三騎神“宇宙刑事”一条大和の元ネタは『宇宙刑事ギャバン』の主人公、一条寺烈であろう。
    • デカレンジャー放送中に開催されたステージショーでドギーの戦友(!)としてギャバンがゲスト出演した際に、「現宇宙警視総監だが、宇宙刑事時代が忘れられずに今でもお忍びで現場に赴く」と云う設定が披露された。何やってんすか。
      • 『忍風戦隊ハリケンジャー』に出てきたシュリケンジャーは、様々な戦隊出演者が持ち回りで中の人を演じ、それぞれの変身ポーズを決めた。が、大葉健二氏だけは戦隊ではないギャバンのポーズだった。「シュリケンジャーの正体はギャバンか!?」と噂になったものだ。
      • 因みに大葉健二氏はアクション俳優であり、年齢を感じさせない素晴らしい殺陣を披露してくれたが、スーツアクターは素人だったらしく「素顔の方が強い」ともっぱらの評判であった。
    • なお、『仮面ライダークウガ』に登場した一条薫という説もある。未確認生命体第4号クウガのパートナーとしてグロンギと戦う一方、独断で試作品の白バイを持ち出した事もあった。
    • 後に『仮面ライダーディケイド』でクウガの世界に登場した一条薫相当の刑事は女警官。色々と考える余地のある話である。
    • なお、同じくギャバンがモチーフと思われるパーソナリティ、閃条和真との関係は不明。アヌビスのジャッカル・インプーの様に偽名を名乗っているのか、もしくは『宇宙刑事』シリーズのシャリバンやシャイダーに相当するキャラクターなのかも知れない。
      • または「閃条和真=一条大和の後継者」の可能性も…

“暁の大天使”ルシファー

  • 数々のフィクションに登場する強大な堕天使。その由来は旧約聖書の『イザヤ書』等で「明けの明星(ルシファー)」にネガティブな意味がついたことが始まりだと言われる。
  • 両性具有の麗人なのは『デビルマン』(原作版)のサタン、外見は『真・女神転生』のルシフェル、スレイマンシステムの配布者なのは『真・女神転生』シリーズのスティーブンからか。

“黄金の翼”キャプテン・エッダ

  • どう見ても黄金聖衣を身に纏ったキャプテン・ハーロックです。本当にありがとうございました。
  • 羅真人に師事し、一清道人の道号を持つと言うのは『水滸伝』に登場する梁山泊の好漢「公孫 勝」。
  • 金色のゾディアックアーマーを纏うことや、双子の弟がいる等は『聖闘士星矢』の「双子座のサガ」
  • 宇宙戦艦ギャラクシアは『宇宙空母ギャラクティカ』から。もしくは双子座のサガの必殺技「ギャラクシアンエクスプロージョン」から。

“サンジェルマン伯爵”ジル・ド・レエ

  • ジル・ド・レエはフランスの貴族にして博学の大富豪、ジャンヌ・ダルクを支援して“フランスの元帥”とまで称された救国の英雄。晩年は資産を切り崩して魔術に入れ込み、少年少女を虐殺したとして処刑された。『青髭』のモデルとも。
    • 尚、宗教裁判の時には心底から悔い改めたらしく、彼が「私の為に祈ってくれ。死刑が避けられないなら私の為に泣いてくれ」と頼むと、感動した聴衆や主教達は皆その様にしたと言う。
    • 近年では「ジャンヌ一筋」な面が強調され、『Fate/Zero』ではセイバーをジャンヌと勘違いしてしまったキャスターとして、漫画『ドリフターズ』ではジャンヌの忠臣として登場した。
      • 『アズライトブルー』で本当にジャンヌと縁がある可能性が示唆されてしまった。
  • サンジェルマン伯爵はヨーロッパ各地に現れた謎の人物。天文地理に通じ、外見上年を取らずにいたという。一説によれば錬金術師、或いはタイムトラベラーともされる。『サンジェルマン・クロニクル』では吸血鬼だとも。
    • 年齢が旧版の36歳から変化していない辺り、サンジェルマン伯爵の通り名は伊達じゃないらしい。
  • 「ステーキしか口にしない肉食主義者」「見据えた美少年を虜にする眼力の持ち主」というのは『パタリロ!』のバンコラン少佐がモデルか。

土方歳三

  • ライアーソフトの18禁ゲーム『行殺新撰組』では新撰組の主要メンバー大半が女性化しており、そこで描かれる土方は容姿・言動共に本作のイメージにも通じる。
  • 因みに中々カオスフレア的な人物であり、『火星の土方歳三』では、火星に赴いて新撰組を再結成してしまった。
    • 現実の土方は晩年に当たる戊辰戦争期に新選組に幕府制式の西洋銃や戦術を導入したり、西洋風の軍服写真を遺している。
  • 和歌が趣味なのは実際の土方が俳句詠みだったことからか(「豊玉」の雅号で句集も現存している)

“鬼王”松永山城守久秀

  • 松永弾正の名でも有名な、実在した戦国武将。信長に反逆するも敗れ、最後は日本で初めて「自爆」して死んだという豪快な人物。
  • 通称を「戦国の怪物」。一介の浪人から国盗りを仕掛けて大名にまで上り詰め、時の将軍を謀略によって暗殺してのけた傑物である。
  • その一方で日本で始めてクリスマスを祝ったり、日本初の集合住宅である長屋を最初に領地に取り入れたりと、文化的な意味でも先駆者であった。
    • アイテムの「古天明平蜘蛛茶釜」は元々彼の所有となっているが、これは事実。ただし通説では信長が彼の助命と引き換えに茶釜を渡すよう迫ったが、それを断って叩き壊したとなっている(茶釜に爆薬を詰め自爆したという説もある)。
    • 漫画『へうげもの』第一話では、その壮絶な茶釜諸共の自爆が描かれている。必見。
  • その風体や次元の狭間に城を持つ部分の設定は『鎧伝サムライトルーパー』の妖邪帝王・阿羅醐。
    • 妖異京は“妖邪京”、死人門は“妖邪門”、五鬼将は“四魔将”+剣舞卿であろう。そうすると少なくとも二人は寝返らせることができそうではある。
    • 因みに同作品で昔阿羅醐を討伐したのは迦雄須(かおす)であるw

“裏柳生総帥”列堂義仙

  • 列堂義仙は柳生宗矩の末子。12歳の頃、宗矩が亡くなった前後にその意志により出家し、後に柳生家の菩提寺である芳徳寺の初代住職となった。
  • “裏柳生総帥”なのは、この設定で登場した『子連れ狼』の影響ではないかと思われる。(ちなみにこちらでの名前は堂。)
    • と言う事は、おそらく拝一刀と大五郎も何処かにいるのではないかと思われる。…まあ例によってPC枠という想定と思われるが。
      • こんな感じに女体化して、斬艦刀だの振り回してたりしてたら……うん全然アリだな。

滝川左近将監一益

  • 実在した織田信長の配下武将。「甲賀忍者」なのは史実の滝川に甲賀出身説があるため。
    • 『ラピスフィロソフォルム』が発売された後、『境界線上のホライゾン』に女体化(正確には「襲名」)忍者な滝川が登場。ある意味発想の一致か?。
  • 信長の生前は羽柴秀吉・柴田勝家らと並ぶ軍団長だったが、信長死後は色々振るわず大名でいられなくなり、最終的には秀吉の家臣として一生を終えた。子孫は江戸幕府の旗本や池田氏の家臣になったという(池波正太郎は子孫の一人滝川三九郎を主人公にした短編『武士の紋章』を執筆している)。

勝海舟義邦

  • 実在した幕末の幕臣。海舟は号で、本名は「勝麟太郎(安房守)義邦」(幕末当時)・「勝安芳」(維新後)。戊辰戦争時江戸での全面戦争を阻止した一人として知られる。
  • 人物像評価には「開明派できっぷのいい人物」から「要領よく立ち回り実績より大きい名声を得た」というのまである。

塔神丸

  • ○○丸と云うネーミング、3頭身の体型は『魔神英雄伝ワタル』シリーズの主役魔神がモチーフか。
    • 因みに“塔”なのはかつてのヴォーティフが天まで届く塔、軌道エレベーターであった為と思われる。
    • 同様のネーミングをグレズ本体(龍)に当てはめると……。

ソードレンジャー

  • 軽い口調、戦闘力を持たない車に変形する点は『トランスフォーマー』シリーズのバンブル(原語名バンブルビー)か。
    • 変形するのがシボレー・カマロなのも、2007年公開の映画版『トランスフォーマー』でバンブルビーが変形したのがカマロであった事から。
    • 因みに旧作のアニメ版では、フォルクスワーゲンに変形する。更に余談だが、上記の映画版でもバンブルビーが主人公と出会うシーンで、オンボロの(普通の)フォルクスワーゲンが1カットだけ“登場”し旧作ファンへのサービスが伺われる。
  • また、容姿などは『勇者王ガオガイガー』のマイク・サウンダーズ13世に酷似している。因みにこちらもかなり口調が軽い。

グンスラー

  • 風体は『勇者王ガオガイガー』のゾンダリアン機界四天王の一人、EI-28ポロネズ。なお、劇中では機関車でなく山手線と融合した。
  • 「グンスラー」は北欧神話の大河エリヴァーガルの支流。

マリア・カスタフィオーレ

  • 「無敵の力はみんなのために!」(マジンガーZOP)
  • 「一つの命は百万パワー!」(ゲッターロボOP)
  • 「今度こそなんのおそれも無い夜を」(ジャイアントロボ)
  • 「無限の勇気で作ってみせる!」(不特定多数)
  • 「あたしを誰だと思っているの!?」(天元突破グレンラガン)
  • 「期待値なんて目安よ、あとはフレアで補えば良いの!」(勇者王ガオガイガー)
    • 衣装はガオガイガーの司令キャラ、大河幸太郎の服に近い
      • いやもう何と言うか、自重して下さいとしか……
      • 「あたしを誰だと~」は『マクロスF』のシェリル・ノーム分も入ってるかも知れない。
      • てか、最後の台詞はただのメタ発言じゃないか(笑)。
  • 初出は旧版サプリメント第一弾『インペリアルジェイド』掲載シナリオ。所謂「囚われのシナリオヒロイン」としての登場だった……それがこんなキャラに化けようとは一体誰が予想出来ただろうか。
    • 俺はあの当時から愛してました。
  • 趣味のプラモ作りは『ケロロ軍曹』というかハッタリなのか。
  • 好物のコーヒー、ステーキ、パインサラダは出撃前に頼むと必ず戦死する食べ物。ヤバイ。
  • 『なぜなに未来侵略 TRPG編』では『タンタンの冒険』(のキャラ「ビアンカ・カスタフィオーレ」)が名字の元ネタと紹介された。
    • そのビアンカ・カスタフィオーレは作中で有名なプリマドンナ(イラストではやや老け気味で日本語訳版では「夫人」と称されている)だが、「主人公サイド」等からは音痴扱いされていた…。
  • 同じくファーストネームについては『絶対無敵ライジンオー』(の白鳥マリア)からということがカミングアウトされている。
    • 余談だが現在『なぜなに未来侵略』でのみ明かされている設定に「弟(それも非常に良く出来た)がいる」と言うものがあるが、何の因果か白鳥マリアはアニメ雑誌にて「妹にしたくないキャラNo.1」の称号を貰っている(それも理由が「出来が良すぎるから」という)…。

ジュリオ・ルケージ

  • 基本設定はそのまま『ガングレイブ』のハリー・マクドゥエル。親友にして組織最強のヒットマンを殺害し、組織を掌握。更に強化人間によって勢力を拡大した辺りまで同様。
  • 暁帝国の剣技を習得しているのは『鬼哭街』の劉豪軍から。マフィアの幹部であり、親友の妹を妻としたが彼女が兄に恋していた為、狂気に陥った。尚、その親友も組織最強のヒットマンであった。
  • 『鬼哭街』の世界はサイバーパンクが進んでおり、劉豪軍の属するマフィアは構成員や幹部の全員が身体改造している。「クリムゾングローリー」や「レンフィールド」のイメージソースか。
  • 名前は映画『ゴッドファーザー PartⅢ』に登場した、マフィアと親密な関係にある政治家「ドン・ルケージ」と、そのモデルとなった実在のイタリア元首相「ジュリオ・アンドレオッティ」からか。

“炎眼の”ヴェールンド

  • ヴェールンドは北欧神話に登場する、鍛冶の名手である小人。
    • 旧版記事ではヴェールンド商会はニューマンハッタンの試練場そばにあるという。つまり立ち位置は『ウィザードリィ』のボルタック。
    • なお、ボルタックは元々作者が友人達とやっていたTRPGのキャラクターで、ドワーフであったと言う。

メリッサ・アビス

  • 『トーキョーN◎VA』の“女大公”アルドラ・ドルファンが元ネタか。

ブラッディザッパー

  • 名前は『SDガンダムフォース』のザッパーザク及びその元ネタにあたる『SDコマンド戦記 G-ARMS』のメガコマンダー・ブラッディザク。
  • 人間に危害を加えず、ヒーロー相手にのみ戦いを挑む姿は、所謂バイキンマンその他の「理想の悪役」から。
    • 彼らの悪事で人が不幸になる事はなく、事件が終わった後は必ず笑顔になるのだ。

ルイ・シャルル・ド・フランス

  • 生徒会長で優れた剣士、プレイボーイで決闘そのものを仕組んだ者との繋がりとくれば、『少女革命ウテナ』の桐生冬芽。
  • 旧版リプレイにおいて学園クーデターの際にさっさと身を隠したり、政治勢力間を渡りきる政治力を持っていたりするのは、『蓬莱学園の冒険!』における初代公安委員長・離修竜之介。
  • 実在の歴史上の人物(ルイ17世)であるがフォーリナーとして登場しているのは、フランス革命下で王族の墓荒らしが公然と行われ、遺体が長らく行方不明だったため、生存説が流れたから。
    • 『ベルサイユのばら』で「母と引き離され市井の少年となる」という史実とは違う結末が描かれたこともあるかもしれない。
    • 似たような架空世界への転生の例は、「太子虚構説」を中日新聞が流し始めたため、幻想郷へと復活を遂げた『東方project』の豊聡耳神子(聖徳太子)がある。

アイゼル・メル・ユーン

  • 「奇跡なんてありはしない」という台詞、及びその容姿は『少女革命ウテナ』の有栖川樹璃。
    • 旧版パーソナリティでは「奇跡などどこにもないと知るがいい! 希望など、どこにもないと泣くがいい!」という苛烈なものだったため、恐らくはウテナに相当する人物に、奇跡を見せ付けられた後なのだと思しい。
  • モデルはフェンシングの達人だったが、大小二刀流に変更されている所を見ると、同じく『少女革命ウテナ』の桐生七実の戦闘スタイルも加味されていると思われる。

オリオン・プライム

  • 姿や名、トレーラー形態持ちから『トランスフォーマー』のオプティマス・プライム(コンボイ)が元ネタか。

カウラ・エメトス

  • 名前の由来はおそらく『ウルトラマンA』に登場した牛神超獣カウラから。角が生えているのに因んだのだろう。
  • 「誤解されがちだが、テオスのあらゆる人々が戦争を求める狂信者ではない」とあるのは、おそらく『マクロス』シリーズのゼントラーディ人が、戦闘に特化し“文化”を持たない種族だった事に由来。多分ネチェル人を見たどっかのフォーリナーが言い出したのだろう。

カシス

  • 旧版リプレイ『リオフレード魔法学院』のPC。PLは鈴吹太郎氏。

エスカロップ教授

  • キャラクター造型はリオフレード自体の重要なイメージソースでもある『少女革命ウテナ』の御影草時。「黒薔薇」会なる集まりを指揮する天才であり、かつて少年少女を集めて火を放った――という逸話がそっくり同じ。
    • 御影草時を名乗る前の彼の名は根室教授であるが、エスカロップという名前は北海道「根室」市の郷土料理である。
      • 『オリジン・オルタナティブ』内のフレーバーテキストで本当に料理から付けたことが判明した。

“白き手の”ミカ・プラエストル


チャイカ


ノエミ・バートリ

  • 旧版リプレイ『リオフレード魔法学院』のPC。PLは合鴨ひろゆき氏。
  • 名字の由来は「血の伯爵夫人」と恐れられたハンガリーの貴族バートリ・エルジェーベトか。

エレナ・イセンガルド

  • 容姿と魔術師なのは『魔法先生ネギま!』のエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル、吸血志願者がファンクラブの様になっているのは『怪物王女』の嘉村令裡(こっちは取り巻きの少女達からだが)からか。

“月光蝶”シンシア・ヴィルジッツ

  • 異名は『∀ガンダム』の必殺技、名字は月ロケット開発者ヴェルナー・フォン・ブラウンの出身都市、名前はギリシア神話の女神アルテミス(ローマ神話では月の女神セレネと同一視される)の異名「キュンティア」の英語読み、持つ指輪は「プロノイア」で使役する幻獣「サンバタス」はプロノイアのフルネーム「プロノイア・サンバタス」からと「月」づくしなキャラである。

リョウ・フラネス


アカリ・クローダ・ウォリス

  • おそらく往年の名作ギャルゲー『To Heart』に登場する複数のヒロイン達の合成。
    • まず台詞自体は松原葵を彷彿とさせる。
    • アカリの名前はメインヒロインである神岸あかりからだろう。
    • で、耳に特徴があるのが、HMX-12マルチと。
  • 生活委員会、手芸部、爆発物同好会と複数の部活、委員会を掛け持ちしているのは、おそらく『蓬莱学園の冒険!』から。同ゲームでは4つまで部活、委員会に所属する事が可能である。

アールヤバタ


チャンドラ・トリベディ


リョウガ・マサムネ

  • 魔球「モナリザ・オーヴァドライブ」はウィリアム・ギブスンの同名のサイバーパンク小説から。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2016年04月16日 16:56
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。