シリーズを跨いで登場しているキャラ、描写をまとめるページです。
作品を読んでいて「これってクロスオーバー?」と思ったのがあったらご協力お願いします。
「自分で編集するのはちょっと・・・」という方は目安箱まで情報提供お願いします。
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※海賊本『電撃ジャック』の短編では『電波女と青春男』とコラボしている。
『トカゲの王』シリーズでの描写
人物
地域・施設
本文
- P. L.
→
他作品での描写
『小さく選ばれたたたかい 辰野→桃谷』
- P.190 L.
ご飯をぱくつきながら横目で見ると、テレビには翼を広げた女の人が映っている。シラサギっていう、なんかエライ人だ。詳しくは知らない。光の翼を背中に持つことで有名な人だ。
- P.195 L.
駅の裏手にある旧市街の方へ行けばそういう危ない人もいそうだけど、歩いていくには少し遠い。
- P.195 L.
それにこれは噂だけど、何ヶ月か前に人の死体が見つかったっていうし。
→駅の裏手の旧市街には1巻『トカゲの王Ⅰ-SDC、覚醒-』で登場した廃ビルがある。(参考:地理)
かつては大通りとして賑わっていたが、今は寂れてしまい、学校や市から近寄るなというお達しがされているという描写がある。
廃ビルの一件で海島、アメンボ、ヘビ、カエルが死亡したが、
死体が発見されたのは海島のものだけである。
海島の死体がここで描写される何ヶ月か前に見つかった人の死体であるかは不明。
ただし、廃ビルの一件は7月下旬に起こったため、「何ヶ月か前」という描写と一致する。
かつては大通りとして賑わっていたが、今は寂れてしまい、学校や市から近寄るなというお達しがされているという描写がある。
廃ビルの一件で海島、アメンボ、ヘビ、カエルが死亡したが、
死体が発見されたのは海島のものだけである。
海島の死体がここで描写される何ヶ月か前に見つかった人の死体であるかは不明。
ただし、廃ビルの一件は7月下旬に起こったため、「何ヶ月か前」という描写と一致する。
二千七百年くらい前の大津波?
- P.204 L.
人間は二千七百年前くらい前に一度、絶滅に追い込まれた。らしい。
- P.204 L.
でも二千七百年前の建物の残骸、遺跡は今もその痕跡を残し、保護されている。ぼくらの文明とほぼ変わらないどころか、それより発展していたらしいけど、滅びてしまったそうだ。
- P.204 L.
滅亡の理由で一番有力、というか先生の説では、大きな津波に襲われたというものだった。旧時代の遺跡の被害や大陸の変異を調べると、それが認められるらしい。でも、世界中を同時に覆う津波なんてあり得ないと思う。そういう意見も多くて、答えはまとまらない。
- これは短編『アイで空が落ちてくる』で起こった事件により一度人類が絶滅の危機に瀕したが『小さく選ばれたたたかい 辰野→桃谷』や『トカゲの王』の頃には盛り返している、ということだと思われる。
- ちなみに、『アイで空が落ちてくる』に出てくる並行世界のリンゴさんは『未来を待った男』にも話題に出されている。
「そういえば別部署の研究者……名前はなんだったか。蜜柑だか檸檬は帰ってきた?」
「それは殺し屋の名前じゃないですか。あー、あの人は未だ行方知れずだそうッス」
美人だったんスけどねぇ、と小堺が付け足す。
別の部署で並行世界を研究しているアホどもがいた。まぁ、私も五十歩百歩と言えばそうなのだが、そんなロマン溢れる連中の一人が数週間前に行方不明となった。しかも専用の研究室内をほぼ崩壊させて、だ。まるで渦潮に呑まれたように周囲のものをさらって、消失した。
「飼っていた猫もどっか行っちゃったらしいですよ」
「きっと飼い主を捜しに行ったのさ。忠義の猫だな、うむ」
- 以上の推測から、『トカゲの王』の立ち位置を一言で説明するなら『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』や『電波女と青春男』をはじめとする入間作品の舞台から見て、並行世界の遥か未来の物語である。
ハイパーイルマ大戦
『合コンサイドA 一応は時を越えて』
『合コンサイドB お前の中の少年まで退けと命じている』
『異次元ラジオ』
補足
可能性1
『トカゲの王』の舞台は名古屋周辺?
賭けオセロの会場である「なんとかホール」はその描写から
愛知県名古屋市にある「日本ガイシホール」がモデルだと思われる。
モデルがガイシホールだからといって舞台が名古屋であるとは断定できないが、
仮に名古屋が舞台なら、他の入間作品と舞台は近い。
(入間作品の多くは岐阜県、愛知県を舞台としている)
賭けオセロの会場である「なんとかホール」はその描写から
愛知県名古屋市にある「日本ガイシホール」がモデルだと思われる。
モデルがガイシホールだからといって舞台が名古屋であるとは断定できないが、
仮に名古屋が舞台なら、他の入間作品と舞台は近い。
(入間作品の多くは岐阜県、愛知県を舞台としている)
可能性2
『トカゲの王』2巻で石竜子が読んでいた小説が
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり』に登場している?
トカゲの王2巻P.71-、みーまー10巻P.125-参照。
『トカゲの王II -復讐のパーソナリティ(上)-』P.71
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり』に登場している?
トカゲの王2巻P.71-、みーまー10巻P.125-参照。
『トカゲの王II -復讐のパーソナリティ(上)-』P.71
読み終えた小説を棚に戻しながら感心する。その本には興味深い点として、狼の記述があった。狼は孤独だというのだ。よくある表現だが、本来の狼は群れる生き物だ。その中で、たまたまはぐれたやつや、群れから追い出されたやつが日本ではいい意味で扱われるというのも面白い。
- 石竜子が読んだ本は「小説」と表現されているのに対して、みーまーの方はかいしょうこ原案の「創作絵本」。
- 「狼は孤独だ」という表現がみーまーの方にはない。
- ただし、原文ままではなく、みーくん(菅原)の要約。
- みーまーの方の記述は狼少年中心で「狼の記述」はほとんどない。
- 創作絵本に登場する狼(数少ない出番。ラストシーンのみ)は群れている。
- 孤独な狼を「いい意味」で捉えている描写もない。
- 嘘をつき続けて孤独になった「狼少年」を「狼」と捉えても、結末から鑑みるに「いい意味」では描かれていない。
- 孤独な狼を「いい意味」で捉えている描写もない。
可能性3
殺し屋といえば、木曽川、長良川は?
今後登場するかはともかく、3巻までには登場していないとみて間違いないだろう。
『小さく選ばれたたたかい』『アイで空が落ちてくる』の描写から推測できる
「『トカゲの王』は並行世界の2700年後の未来の物語である」という説が正しければ、
登場する可能性は限りなく低いと考えられる。
『小さく選ばれたたたかい』『アイで空が落ちてくる』の描写から推測できる
「『トカゲの王』は並行世界の2700年後の未来の物語である」という説が正しければ、
登場する可能性は限りなく低いと考えられる。