高速化
高速化の方法
ここの内容を抜粋。
これは英語版向けのものなので、日本語版で使えるとは限らないことに注意。
- ファイルを修復する
- アーカイブを実施する。このとき、アーカイブする日付を一番最初の取引よりも前の日付にすることができる。こうすると、内容は一切変更されないが、ファイルを再構成してくれる。特に、Money 2007 だと、使用されていない支払者(payee)を削除してくれるという効果がある。
- 使用されていない株式銘柄を削除する(とくに watch アカウントに入っているもの)
- 株式の古い価格履歴を削除する。高速化というより、ファイルが小さくなるという効果がある。
- すべてのデータを QIF にエクスポートし、インポートしなおす(ただし、これは日本語版ではできない)
- bill removal tool を使う (日本語版では使えない?)
- Money Plus の場合、spending tracker (支出メーター?)は大きな問題を引き起こすことがあるので、使わないようにする。
ファイルのアーカイブ
ここによると、アーカイブはあまり推奨されていない。
ファイルをアーカイブしても大してファイルサイズは変わらないから。ただ高速化の効果はあるかもしれない。
アーカイブ手順
- [ファイル]-[アーカイブ] を選択
- アーカイブする日付を指定する。指定した日付「より前」の取引がアーカイブされる。年単位でやるのがお勧め。特定年の1月1日を指定すればよい。
- アーカイブ(=削除する)資産を選ぶ
アーカイブする資産は、長期資産以外とするのがよい。たとえば、住宅ローンや家、不動産など。
なお、投資関係(定期預金、株式など)はアーカイブ対象にならない。また、アーカイブしない資産との間で資産移動になっている取引はアーカイブされないという仕様になっている。なので、下手にアーカイブしない資産を残しておくと、取引が残ってしまうことあり。
アーカイブには結構時間がかかることがあるので気長に待つこと。
アーカイブが完了したら、アーカイブファイルを開いて以下の設定をしておいたほうがよい。
- 自動更新をオフにする
- 自動バックアップはしない設定にしておく
- オンラインサービスを削除しておく(そうしないと、明細をダウンロードしてしまう)
Live ID パスワードは一応残しておいたほうがよい。ただ、Live ID サービスが今後永久に続くという保証はない :-)
ので、(長期保存を考えると)パスワードを外しておくという手もある。ただし、ファイルパスワードだけにするのは推奨しない(パスワードを忘れると永久に戻せなくなるので)
なお、Money をバージョンアップした場合、古いアーカイブファイルは新しい Money で開いて新しい形式で保存しなおしておいたほうがよいかも。遙か昔のバージョンのファイルが最新の Money では開けない、という可能性もなくはないので。
最終更新:2008年01月15日 23:25