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ロボット三原則

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匿名ユーザー

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救助の際の命の差別化である。

ロボットは人間に対して常に平等でなければならない。主であろうとなかろうと、常に平等に接しなければならないのだが、判断があまりにも複雑になってしまったため、感情に似たようなものを持ってしまった。

そのため、自分が好感を持つ者や将来的な面を予測して優先的に救助するようになってしまったのだ。

極端な例ではあるが、2062年に日本の東京で火災が発生した際に、型番号PL-2102は人間の救助を後に回して、飼い犬を先に助けてしまったことが挙げられる。

怪我を下人間はいなかったが、本来なら人間を優先して助けなければならないはずが、犬を優先して助けてしまったことが大きな問題にされた。

この時、PL-2102は、犬の飼い主である青原太郎の日ごろ話していた事の内容から、そう判断したとされている。

彼は以前「ペプシ(犬の名前)がいなくなったら私も死んでしまう」と、友人によく話していたという。それをたまたまPL-2102が聞き、
犬が死んでしまえば主も死んでしまう→死んでしまう要因となる犬を優先して助けなければならない.

という突飛な考えに及んだものと思われる。

その他にも、よくある例として、複数の人間が怪我を負っていた場合、社会的地位の低い者や前科のある人間などが後回しにされることなどもあげられる。

この反対の場合もあるが、ロボットを所有する主の思想によって思考が変わるとされている。

その反面、非常に人間的になったロボットに対して好感を持つ人も多く、ロボットを所有する家庭は2060年代以降、日増しに増えている。しかし、値段が高いため、一般的な家庭にはあまり普及していない。

2090年にロボット国際人権法において、人間もロボットに対して危害を加えてはならないと定められた。

その際に、問題とされていた人命救助優先権においても結論が出された。


人の命を優先して助けなければならない。

それ以外の動物の救命の場合、国際ロボットセンターに指示を仰がなければならない。(優先順位は、-絶滅危惧種→人間のペットにされている動物など→その他-という例になっている。)


生存の確率の低いものから優先して救出しなければならない。処置を施しても生存する確率が低い場合はこの限りではない。(2098年に40年間の実例から病院搬送時から処置までの死亡平均確率96.723%までと定める。)
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