Seint Heart

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durch_leiden_freude

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Seint Heart

愛遮です。

初めて台本書かせてもらいましたが、今回はちょっとギャグっぽい恋愛ものです。はい!

キャラ壊れもありですから覚悟しといてくださいねw

 

キャスト

・ナレーター:汐莉那

・少女(女):ルックさん
・部長(男):姫井健人さん
・副部長(男):トコナツさん
・助手A(男):小林輪さん
・助手B(女):エリューゼさん
・悪魔(男):迅朔さん

 

(ナレーター)

皆さんの学校には七不思議というものがありますか?

理科室で・・家庭科室で・・屋上で・・トイレでなど色んな七不思議があると思われます。

とある学校でも、ある七不思議の1つが噂になり、生徒たちの間で話題となっていました。

その噂の真相は・・転校してきた一人の少女とその仲間たちが体験した不思議な出来事・・・それを今日お話します。

それでは・・DLFがお送りします。

『Seint Heart』
 
 
(以下台本)
(ルック、舞台へ)
 
ルック「はぁ・・・この学校に転校してきて1週間・・・今日こそ生徒部部室に挨拶しにいかないと・・・」
 
(ルック、舞台をウロウロ)
 
ルック「あれ、迷っちゃった・・・どうしよう・・・」

(ウロウロして、電球エモ)

ルック「ん?七不思議研究部室?何だろ・・とりあえず聞いてみよ!」

ルック「(コンコン)失礼します!」
 
(ルック、1歩前へ出る)
 
ルック「あれ・・・誰もいない?おかしいなぁ・・(汗エモ)」
 
(エリューゼ・小林輪、ルックの後ろから舞台へ)
 
エリューゼ「ふー疲れた疲れた!さっさと早弁しちゃおーっと!」
 
小林輪「おー」
 
(エリューゼ、ルックに気づく)
 
エリューゼ「あれ?あなた・・」
 
(ルック、2人に気づく)
 
ルック「あ!あの私・・・!」
 
エリューゼ「わっちょーい!もしかして入部希望!?1年と3ヶ月と15日と2時間17分振りの入部希望者だわー!」
 
(エリューゼ、喜びながら舞台をクルクル回る)
 
ルック「えええええ!?わ・・私はただ・・(汗エモ)」
 
エリューゼ「これは部長呼んでこなくちゃー!ちょっと待っててくださいねー!」
 
(エリューゼ、走って舞台降りる)
 
ルック「えええええ!ちょっとー!」

小林輪「・・・・(汗エモ)」

(暫く沈黙の中、トコナツ舞台へ)
 
トコナツ「何さぼってるんだ?」
 
小林輪「あ、副部長」
 
トコナツ「全く、あいつは・・ん?見かけない子だね?」(1歩近づく)
 
ルック「あ・・初めまして、先週転校してきた1年A組のルックです。よろしくお願いします!」
 
トコナツ「ああ、君が例の転校生か。俺はトコナツ。この七不思議研究部の副部長さ。それにしても君・・・」
 
(ルック?エモ)
 
ルック「あの・・トコナツ先輩?」 

トコナツ「ああ、可愛いなと思ってね」

ルック「え!?」(赤面して恥ずかしがるように)

トコナツ「ふっ、その顔も可愛いよ」

(トコナツ、更にルックに近づく) 

(姫井・エリューゼ舞台へ)
 
エリューゼ「あーーー!トコナツ先輩!何入部希望の子をナンパしてるんですか!」

(エリューゼ、トコナツに近づく) 

ルック「え!?わ・・私・・ナンパされてたんですか!?」
 
トコナツ「違う!俺はただ自己紹介をしてただけだし、ナンパなんかしてない!(ゴボゴボ?エモ)」
 
姫井健人「お前たち、俺を忘れてないか?」
 
小林輪「あ、部長」
 
姫井健人「その反応、軽く傷ついたぞ輪?」
 
トコナツ「ふん、それじゃあ僕はもう行くよ。またね、ルックちゃん」
 
(トコナツ、舞台を降りる)
 
姫井健人「相変わらずあいつは・・それより君、例の転校生だね?」
 
ルック「あ・・・はい!ルックといいます」
 
姫井健人「ルックちゃんか。初めまして、俺はこの七不思議研究部の部長、姫井健人だ。」
 
エリューゼ「あたしはエリューゼ!よろしくルックちゃん!(太陽エモ)」
 
小林輪「僕は小林輪でしゅー!」
 
ルック「え・・でしゅ?」
 
小林輪「はい、僕 か つ ぜ つ がうまくできなきゅて・・何時もこんな喋り方なんでしゅ」
 
ルック「へ・・・へぇ、そうなんですか・・よろしくお願いします!」
 
姫井健人「自己紹介も一通り終わったし、エリューゼ・輪。俺ちょっと仕事あるから、ルックに部活内容とか教えといてくれ」
 
ルック「え!?私もう部員なのですか!?」

エリューゼ「当たり前よー!部室へ来た = 入部だし♪」

ルック「んー・・・まあ楽しそうですし、よろしくお願いします♪」

姫井健人「それじゃあ、後はよろしくな」

(姫井健人、舞台を降りる)

エリューゼ「それじゃあルックちゃん、まずは七不思議研究部の中で一番話題になってる七不思議の1つを教えてあげるね!」

小林輪「エリューゼしゃん、部長に言われたことは?」

エリューゼ「そんなの後々!」

小林輪「あうー・・・それじゃあ僕は校長祭りの企画表書いてきましゅね」

(小林輪、舞台を降りる) 

ルック「エリューゼさん、校長祭りって何ですか!?そっちの方が凄く気になりますけど!」

(エリューゼ、ルックの隣に座る)

エリューゼ「ハゲジジイ主催の春の文化祭みたいなものよ♪」
 
ルック「そ・・・そうなんですか(汗エモ)」
 
エリューゼ「まあ校長祭りは置いといて・・・今ねこの学校の七不思議の1つが噂となってるのよ」

ルック「それって?」

エリューゼ「えっとね、それは・・・」

(小林輪、舞台へ)

小林輪「エリューゼしゃん!真面目にやってくだしゃいよ!」

エリューゼ「もう!分かったから!まあルックちゃん、続きは後で教えるから行こう♪」

ルック「あ・・はい!よろしくお願いします♪」

エリューゼ「あの小林馬鹿ぽんは後でしばかないとね」

(3人、舞台を降りる。)

(※この時、誰かドン・カバリア像のマイキャンプ出してくれれば嬉しいです)

(迅朔、キャンプ内へ。ルック、舞台へ)

ルック「んー・・・疲れたぁ!あれ・・・あの金ぴか像何だろ?」

(ルック、校長像に近づく)

ルック「ピッカピカだぁ・・何かツルツルしてそうだし・・それ」

ルック「(なでなで)」

(ナレーター:その時、突然校長像が光りだした)

ルック「きゃ!?な・・何!?」

(ルック、1歩下がって座る。迅朔、キャンプから出る ※この時、ギルチャで合図します)

ルック「な・・・何さっきの光は?」

(ルック、迅朔に気づく)

ルック「や・・やや!何あの怪しい服装!・・それにあの角!えっと・・・とりあえず話しかけてみよ」

(ルック、迅朔に近づく)
 
ルック「あの・・・すみません。」
 
迅朔「・・・・」
 
ルック「聞いてるのに無視ですか!?もしもーし!聞こえてますかー!?」
 
迅朔「・・・黙れ」
 
(迅朔、立ち上がり剣をルックにつきつける)
 
ルック「きゃあ!?」
 
(ルックと迅朔、追いかけっこ。ルックは座り込み、迅朔は剣をつきつける)
 
ルック「いいいいいいきなり何するんですか!?」
 
迅朔「うるさいな。黙れよ小娘」
 
ルック「そ・・それをしまってくれないとこっちも黙れません!」
 
迅朔「・・・分かった」
 
(迅朔、剣をしまってルックから少し離れる)
 
ルック「それで・・あなた何者?」
 
迅朔「何者って・・・お前が俺を呼んだんだろ・・・」
 
ルック「え!?わ・・・私はあなたみたいなコスプレマニアで変質者なんか呼びません!」
 
迅朔「な!?変質者だと!俺はな・・!」
 
(迅朔、いきなり舞台降りる)
 
ルック「き・・・消えた・・?」
 
(ルック、立ち上がる。姫井健人、舞台へ。走ってルックの下へ)
 
姫井健人「お、おいルック!どうしたんだ!?」
 
ルック「部長・・・?」
 
姫井健人「大声が聞こえたから来てみたんだが・・・誰と話してたんだ?」
 
ルック「それは・・・何かクラクラする・・・」
 
(ルック、倒れるように寝る。姫井健人、ルックの隣へ)
 
姫井健人「おいルック!大丈夫か!ルック!?」

(ルック・姫井健人、舞台降りる)

(小林輪・エリューゼ、舞台へ)
 
小林輪「んー・・・部長とルックさん遅いでしゅね」
 
エリューゼ「そうねえ、部長はともかく・・・もしかして誰かがルックちゃんを口説いてたりして(キラーンエモ)」
 
小林輪「な、何言ってるんでしゅかエリューゼしゃん!」
 
エリューゼ「冗談よ冗談!けどさー部長、何かルックちゃん見てから様子がおかしいのよー」
 
小林輪「おかしいとは?(?エモ)」
 
(トコナツ、舞台の隅で立ち止まる)
 
エリューゼ「何か・・似てるとか、あの約束覚えてるのかって独り言をブツブツと・・こっちはそれがすんごーっく気になるのよ!輪!あんたもあの2人の関係が気になるでしょ!?」
 
小林輪「(ここでうんと言っておかないと後が怖いでしゅ・・)スッゴクキニナリマシュ」
 
エリューゼ「まあ、私たちはお2人が帰ってくるまでに部屋の掃除でもしようか♪」
 
小林輪「了解でしゅ!」
 
(2人は舞台から降り、トコナツは舞台真ん中へ)
 
トコナツ「へえ・・あの健人が・・けど、俺もあの子が・・先制と行くかな」
 
(トコナツ、舞台を降りる)

(ルック、舞台の真ん中へ)←回想シーン

彼女は夢を見ていた。その夢はまだ彼女は幼く、遠い遠い日に交わした約束。

ルック「うん!約束だからね!」

(ルック、グルグル舞台を回る)

ルック「それまでこれ、ちゃんと持ってるからね!」

(誰かいると想定して、動く)

ルック「私も忘れないから!それじゃあ・・・・」 

(ルック、真ん中より左へ寝る。)
 
ルック「う・・ん・・あれ?・・・またあの夢かぁ・・・けど夢なんかじゃない・・・何処かで見たような・・」
 
(ルック、座る)

(姫井健人、舞台へ)

姫井健人「気がついたか」
 
ルック「あ・・おはようございます部長・・ここ、何処ですか?」
 
姫井健人「ここは保健室。お前は貧血でぶっ倒れたんだ・・俺は先生呼んでくるから寝とけ」
 
ルック「あ、はい。ありがとうございます部長」

(姫井健人、舞台を降りる。入れ替わりで迅朔が舞台へ)

迅朔「よぉ」

ルック「あれ?変質者さん?」

迅朔「お前な・・・それより、願いは何だ」

ルック「え?」

迅朔「・・・本当に何も知らないんだな。お前さっき、校長像の頭を撫でただろ?」

ルック「え、ええそうですけど・・ま・・・まさか・・・あなたが!」

迅朔「そう、俺がお前たちが言ってる妖怪・・・もとい悪魔だ」

ルック「・・・人の願いを叶える悪魔なんているんですか?」

迅朔「ふっ、俺みたいな変わり者いないな」

ルック「けど・・何故あなたは私の前に現れたのですか?」

(ルック、迅朔に少し近寄る)

迅朔「俺は・・・好奇心で俺を呼ぼうとする人間が嫌いなだけだ。だが、お前みたいな変わった人間、久々に見たから校長像から出てきたんだ」

ルック「そうだったんですか・・・けど、私には願いなんてないですよ」

(迅朔、ルックに近づく)

迅朔「・・・お前は忘れている。大切な何かをな・・」

ルック「え・・・?」

迅朔「それを思い出せるかはお前次第だ」

(迅朔、舞台を降りる)

ルック「ちょっと!私は・・・一体何を忘れてるんだろ・・・」

(姫井健人、舞台へ)

姫井健人「ルック、とりあえず一度部室に戻ろうと思うが・・・来れるか?」

ルック「はい!行きましょう部長!」

(ルック、舞台を降りる)

姫井健人「本当に忘れたのか・・・ルック・・・」

(姫井健人、舞台を降りる)

(小林輪・エリューゼ、舞台へ)
 
小林輪「お掃除お掃除~♪部室ピッカピカ~♪」
 
エリューゼ「輪~、本棚整理してたら何か出てきたわよ!」
 
小林輪「もきゅ?どうしたんでしゅか?」
 
(そこへ姫井健人・ルックが舞台へ)
 
姫井健人「戻ったぞ~」
 
ルック「ただいま戻りました~♪」
 
エリューゼ「お帰りなさい部長・ルックさん!」
 
小林輪「お帰りなちゃいでしゅ!」
 
姫井健人「お、部室が綺麗になってるけど、お前たちが掃除したのか?」

小林輪・エリューゼ「「はい(でしゅ)!」」

姫井健人「おー、偉いぞお前たち!」
 
エリューゼ「いひ♪あ、部長、さっきこんなもの見つけたんですけど」
 
(エリューゼ、ダンス教本を投げる)
 
姫井健人「どれ、”これであなたも34分でダンスマスターだ☆ダンス教本”・・何じゃこりゃ!何でこんなものが部室に!」
 
小林輪「犯人は校長と見たでしゅ」
 
ルック「校長が・・・ダンス・・」
 
エリューゼ「うん、気持ち悪すぎて不貞寝しそうだ☆んと・・あ、これかな?」
 
(エリューゼ、バレー教本を投げる)
 
姫井健人「・・”これであなたも10分で白鳥の湖をマスターできます★バレー教本”・・校長趣味悪いだろ!」
 
エリューゼ「もうジジイは置いといて・・あ、これです!」
 
(エリューゼ、古い日記帳を投げる)
 
ルック「日記?」
 
小林輪「随分と古い日記でしゅね」
 
姫井健人「どうやら過去の部長の日記のようだな。どれ・・・○月×日、今日は教頭のズラが外れるのを目撃。口止め料はたんまり頂いちゃったわ♪暫くこれでしごいていくぞーオーホッホッホ!」
 
姫井健人以外の3人「・・・」
 
姫井健人「そんな冷めた目で俺を見るなー!」
 
ルック「と、とにかく続きを見ましょ?」
 
姫井健人「そ・・そうだな。○月△日、今日たまたま七不思議の1つである校長像のことを確かめにいったが、その記憶の一部始終がない・・・何でだろ?・・・ここで日記は終わってる」
 
ルック「・・・まさか」
 
(迅朔、舞台へ)
 
迅朔「そう、そいつの記憶を消したのは俺だ」
 
エリューゼ「何!?この気味悪い男!」

小林輪「うわあ!あ・・頭に角が生えてましゅ!」

(エリューゼ・小林輪、迅朔から離れるようにルックのそばへ)

姫井健人「お前誰だ?この学校の生徒じゃないな」
 
迅朔「ふん、そりゃそうさ。俺は悪魔だからな」
 
小林輪「あ、悪魔!?」
 
姫井健人「悪魔だと?お前もっとまともな嘘を・・」
 
(姫井健人、迅朔につっかかる。迅朔、何か技を使う。姫井健人は飛ばされたように後ろへ)
 
ルック「部長!」
 
迅朔「そんなものか?次は手加減しないぞ小僧!」
 
(迅朔、フェアウィンドーを使う)
 
姫井健人「っ・・・」

ルック「やめてください・・・!」

(ルックとエリューゼ、姫井健人の前へ。小林輪は姫井健人の横へ)

エリューゼ「そうよ!このコスプレ変質者!」

迅朔「お、お前らな・・・」
 
姫井健人「とりあえず、お前みたいな得体の知れない謎の生物Xを野放しなんかにできない。俺たちとついてくるんだ」
 
迅朔「扱い酷くなったのは気のせいかい?けど俺はあんたについて行くわけないよ。」
 
(迅朔、舞台を降りる)
  
姫井健人「くそ!何だよあいつは!」
 
小林輪「あ、悪魔って・・・!」
 
エリューゼ「何であんな格好で動き回れるんだろ・・・」

小林輪「一人だけ何か違うこと言ってましゅよエリューゼしゃん(汗エモ)」

ルック「とりあえず、私探してきます!」 

(ルック、舞台を降りる)
 
姫井健人「ルック!1人じゃ危ないだろ!」

(姫井健人、追いかけるように舞台を降りる)

エリューゼ「ふふ、恋ね・・・」

小林輪「どうしたんでしゅか?」

エリューゼ「べーつにー♪あたし達もあの物体Zを探しに行くわよ!」

小林輪「うわ・・・引っ張らなくてもいいでしゅから!」

(エリューゼ、小林輪を引きずるように2人舞台を降りる)

(ルック、舞台へ) 

ルック「悪魔さーん!・・・どこに行っちゃったんだろ」(舞台をグルグル)

(迅朔、舞台へ)

迅朔「呼んだか?」

ルック「あ、ここにいましたか!とりあえずみんなの所へ戻りましょ?」

(ルック、迅朔の元へ)

迅朔「・・・・」

ルック「悪魔さん?」

迅朔「お前は・・・誰が好きなんだ?」

ルック「へ?いきなり何を?」

迅朔「もう一度聞く。お前は誰のことが好きなんだ」

ルック「私は・・・」

ルック「(私が好きなのは・・・まだ確信は持てないけど・・・トコナツ先輩・・?けど何か胸がチクチクする・・なんだろこの気持ち・・・)」

迅朔「・・・・思い出せ」

(迅朔、ハッピーバレンタインをルックにぶつける)

ルック「きゃあ!っ・・・何これ・・」

迅朔「ふん、後はお前次第だ。」

(迅朔、舞台を降りる)

ルック「悪魔さん!?私は・・・私は・・・!」

(ルック、座り込む。トコナツ、舞台へ)

トコナツ「どうしたんだいルックちゃん?」
 
ルック「あ、トコナツ先輩・・・何でもありませんよ!」

(ルック、立ち上がる) 

トコナツ「そうか、それより貧血で倒れたって聞いたけど大丈夫?」
 
ルック「はい・・・部長が私を保健室まで運んでくれて・・」
 
トコナツ「・・・」
 
ルック「・・・先輩?」
 
トコナツ「君はあいつしか目にないのか?」
 
ルック「え・・?」
 
トコナツ「俺は君に興味がある。それにあいつも君のことが」
 
ルック「あ、あの先輩・・何を・・」(戸惑ってるかのように)
 
トコナツ「俺はあいつに君を渡したくない」
 
ルック「え!?あの・・トコナツ先輩!?」
 
トコナツ「君が・・好きだ」
 
(トコナツ、ルックに近寄りキスエモ。姫井健人、それを見て走って舞台へ)
 
姫井健人「!?おい、何やってるんだ!」
 
(姫井健人、トコナツからルックを引き離すように近づき、ルックは姫井健人の後ろに)
 
ルック「部長!」
 
トコナツ「何だよこんな時に割り込んできて・・邪魔しないでくれ」
 
姫井健人「できねーよ!ルックが怯えてるじゃないか!大丈夫かルック?」
 
ルック「大丈夫です・・ありがとうございます部長」
 
姫井健人「その部長っていうの、そろそろ止めてくれないか?昔みたいに健人って呼んでくれ」
 
ルック「え?私・・は・・」
 
姫井健人「やっぱり覚えてないか・・お前が持ってるブレスレット、ちょっと裏側を見てみるんだ」
 
(ルック、アイテム(まだ未定)を投げる)
 
ルック「えっと・・OTNEK・・・何でしょうこれ?」
 
姫井健人「逆から読んでみるんだ」
 
ルック「KENTO・・健人?」
 
姫井健人「そう、そのブレスレットは・・10年前に引っ越すお前に送ったプレゼントだろ?それを送った人物は俺だ」
 
ルック「それじゃあ・・・貴方が!」
 
姫井健人「ああ、やっと思い出してくれたんだなルック・・それじゃああの約束も」
 
ルック「はい・・健人さん・・・」
 
(ルック、姫井健人に抱きつくように近づき握手エモ)
 
姫井健人「ルック・・」
 
(2人、デレデレ?エモの後キスエモ)
 
トコナツ「おい・・・僕を忘れてないかい?(モジャモジャエモ)」
 
2人「「あ・・」
 
(以下、トコナツのターン!キャラ壊れ注意)
 

トコナツ「おいおい、この展開さ、僕は何?僕が先に告白したのにそれをあっさり崩すかのようなこのあまーいあまーいピンク色の空気は何!?僕はお邪魔虫かい!最初から僕は歯が立たなかったってオチ!?あーあ!やんなっちゃうよ!健人も、覚えてたなら僕がルックちゃんに惚れる前に取っとけよバーロー!ルックちゃんは可愛すぎるし、今すぐにでも奪って駆け落ちしてもいいんだよ!けど、何この周りも引いてしまうような2人だけの世界は!僕だって健人がいなければ、ルックちゃんとのイチャイチャワールドを作り出してたのによ!あっー!何だよこの失恋の後味は!めちゃくちゃ後味悪っ!こうなったら俺はぐれてやる!ぐれてやるよちくしょー!」(ここは長文であまり区切らずに)

(トコナツ、泣きながら舞台を降りる)
 
ルック「トコナツ先輩が壊れましたね・・・」

姫井健人「キャラ壊れすぎだろ・・」

ルック「あの・・・健人・・さん」

姫井健人「どうしたんだ?」

ルック「私・・・最初、健人さんとの約束忘れていて、トコナツ先輩に惹かれていました・・」

姫井健人「・・・・」

ルック「けど、トコナツ先輩を考えてたら何か胸が苦しくて・・・何か大切な人を忘れてるような・・・それを・・悪魔さんが思い出させてくれたのです」

姫井健人「な!?あいつが!?」

(迅朔、舞台へ)

迅朔「それが悪いのかよ、熱々カップル」

ルック・姫井健人「「ぶっ!」」

迅朔「あーあ、熱い熱い。ふぅ・・・久々に力を使ったら疲れたぜ・・・というわけで、俺の役目も終わったし、そろそろ眠りにつくぜ」

ルック「え・・・?」

姫井健人「お前・・・眠りにつくって・・・」

迅朔「何、次の依頼が来るまでの眠りだ」

ルック「悪魔さん・・・ありがとうございます」

姫井健人「感謝する・・・」

迅朔「ふん、お前たちを見ててイライラしただけだ。じゃあな、幸せになれよ」

(迅朔、舞台を降りる)

(エリューゼ・小林輪、舞台へ)

エリューゼ「お2人さん、おめでとうございまーす!」

小林輪「おめでとうございましゅー!」

(2人、舞台を回る。ルック・姫井健人は!?エモ)

姫井健人「お前たち、もしかして!」

エリューゼ「ふふふ♪ずっと扉の間から見てましたよ!」(ピースエモ)

小林輪「あ、そういえば悪魔しゃんは?ちょっと目を離したしゅきにいなくなってたでしゅ」

エリューゼ「そういえばそうね?まあ、そのうちひょっこり現れるわよ!それより・・・部長とルックちゃんのカップル成立祝いしましょ!」

小林輪「賛成でしゅ!それじゃあ、行きましょエリューゼしゃん!」

(小林輪、舞台を降りる)

エリューゼ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ輪!」

(エリューゼ、舞台を降りる)

姫井健人「全くあいつらは・・・」

ルック「ふふ、いいじゃないですか」

姫井健人「それよりルック・・・まだあの約束の言葉を聞いてないぞ」

ルック「あ・・・そうでしたね」

(ルック・姫井健人、向かい合って座る)

ルック「ただいま・・・健人さん」

姫井健人「ああ、おかえりルック・・・」

(2人はキスエモ後、舞台を降り、ナレーター舞台へ)
 
こうして悪魔騒動はおさまり、学校には再び平和が訪れました。
転校してきてから彼女・・ルックの一番慌ただしい1日は過ぎた。

そんな彼女は、転校してきて大切な人との約束を思い出し、結ばれたのは・・・あの悪魔のおかげでしょう。

恋のキューピットである優しい悪魔は、もしかすると・・貴方の近くにいるかもしれません。

以上で「Seint Heart」を閉演します。
 
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