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2月講演分(未公開分有)

    

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2月講演分の台本です。
時間の都合で公開出来なかった未公開部分を含んでます。
基本的には、劇で講演した部分の補足として
読んでください^^
因みに。ギルメンにすら未公開部分も含まれます。
それでは、未公開版、ジェラル。どうぞお楽しみください^^

「ジェラル」

ナレーション

ある日、神と魔王が議論をした。
果たして、人間は良いものか悪いものかと。
それを確かめるために、神と魔王はある計画を立てた。
そして、神と悪魔は、1つの約束を交わした
もし本当に、人間が良い心を持つならば、この世界を愛で満たそう。
だが、人間が悪しき心しか持たないようならば、悪魔の手によって
世界を滅ぼしてしまおう・・・と。

一方地上では、子どもたちの所にジェラルという人間
そっくりの男の子が現れた。
ただ1つ、人間と違った所は、ジェラルには、不思議な能力があり、
その力が開放される時、その姿は人間のソレとは似ても似つかないもの
へと変貌を遂げる・・・

人間を越える不思議な力を持ったジェラルは子どもたちの友だちになった。
ジェラルの変身能力はいつの間にか知られ、その力を手に入れようとする者たちが
次々とあらわれた。
ところが、ジェラルは、間違ったことをすると
消えてしまう、繊細な神と悪魔の申し子だった。
悪人たちは、子どもたちを人質にとって、ジェラルに悪事の手伝いをさせようとした・・・・・・・・・

それでは・・・
DLFがお送りします、TS演劇「ジェラル」
開幕・・・

以下台本

愛遮「さぁ、ジェラル。この子達と遊びたかったら、あの大きな家から、
宝石を盗んでおいで」

ジェラル「盗むってなぁに?」

愛遮「盗むというのはね、あの大きな家に侵入して、おばさん達の
棚から宝石を借りてくる事だよ」

ジェラル「ふーん。でも、勝手に借りてきちゃって大丈夫かなぁ?」

愛遮「大丈夫だよ。ジェラルはいい子だから。おばさんもわかってくれるよ」

ジェラル「うん!判った!ボク頑張るね!」

小林輪「ジェラル君!ダメだよ!そんなことしちゃ・・・」

汐莉那「そうだよ。この人たちは嘘をついて・・・」

愛遮「だぁーまらっしゃい!・・・とにかく、ジェラル。いい?
あの大きな家だよ」

ジェラル「うん!判った!・・・所で、嘘ってなぁに?」

ナツキ「嘘と言うのはね、この子達が言ってる事と逆の事をする事だよ」

ジェラル「逆の事ぉ?」

ナツキ「そう。逆の事。逆って判る?」

ジェラル「わかんない。」

ナツキ「逆っていうのはね、正しいって意味なの。だから、今から
ジェラルがこの子達の為に、おばさんの棚から宝石を借りてくるのは
全然悪い事じゃないんだよ」

ジェラル「ふーん。そっか~」

愛遮「判ったら、早く行く!いい?一番大きな家の棚にある。
一番大きな宝石だからね。」

ジェラル「わかったぁ~」

愛遮「あ。それと。玄関からいっちゃダメだよ?」

ジェラル「どうしてぇ?」

愛遮「おばさん達も、いきなり玄関からこんばんわ~って
いったらびっくりするじゃない。それに、とってもとーっても、
疲れてるから。そーっと。そーっと家の窓から入るんだよ。いい?」

ジェラル「うーん・・・わかったぁ」

愛遮「これは、間取りの地図よ?いい?ジェラル。ここ。ここに
一番大きな宝石が隠して・・・いやもとい置いてあるから。
それをそーっと、借りて来るんだよ?いい?」

ジェラル「うん!じゃあいってくるねー」

こうしてジェラルは街に向かう

愛遮のターン(舞台をくるくると)

「ジェラル。ジェラル。素直な子。心優しき素直な子」

ナツキのターン(愛遮の側に歩み寄り)

「ジェラル。ジェラル。不思議な子。その力を我らの為に」

愛遮 ナツキのターン(左右にはけて)

「ジェラル。ジェラル。貴方の力で、我らに幸福を」

小林輪のターン(真中に)

「ジェラル。ジェラル。可愛そう。悪い大人に利用されて」

汐莉那のターン(汐莉那以外3人は後ろに)
「ジェラル。ジェラル。私達は、平気だから、いかないで」

(全員はける)

(去り際に)
汐莉那「ジェラル・・・」


(ジェラル。舞台へ)

ジェラル「大きな大きな大きなおうち♪そこにあるのは大きな宝石」

(ジェラル。舞台をくるくると回りながら)

ジェラル「僕はそこに、借りにいく~♪」

ジェラル「友達いっぱい♪遊ぶ為に♪皆仲良くなれたらいいな♪」

(立ち止まる)
ジェラル「あ!ついたぁ~。ここかな?」

そして、ジェラルの目の前には大きな屋敷が出てきました。

(舞台中央へ)
ジェラル「玄関♪玄関♪玄関に~はいっちゃダメダメ♪窓から侵入♪」

(ゆっくりと動きながら)
ジェラル「そーっとそーっと入りましょ♪」

(メルティー 左端へ 寝てる)

メルティー「何だか物音するわ?気のせいかしらね?」

ジェラル「(ごそごそ)あった!」

(ゆっくりと移動しながら)

ジェラル「そーっと、そーっと、移動しないと」

(メルティー、エモティコン。人影に気づく)

メルティー「誰?」

ジェラル「!?」

ジェラル「(どうしよう?見つかった?こんな時は・・・)」

ジェラル「にゃー」

メルティー「ぷっ」

メルティー「誰かいるの~?」

ジェラル「誰も居ないよ~」

メルティー「そこにいるのは、だぁれ?」

ジェラル「気のせいだよ~」

メルティー「ウフフ。迷い猫かと思ったら、可愛い子。どうしてここにきたの?」

ジェラル「う~・・・誰もいないんだってば」

メルティー(ハートエモで抱きしめる)

メルティー「よしよし。」

ジェラル「(ぁ・・・なんか。あったかい・・・)」

メルティー「よしよし。ん?その手にもってるのは・・・」

ジェラル「あっ・・・これは・・・」

メルティー「どうして、ボクが、これを?」

ジェラル「エッとぉ・・・うーんとね・・・」

メルティー「誰かに頼まれた?」

ジェラル「・・・ぷぅ」

メルティー「怒らないから、いってごらん?」

ジェラル「・・・てこいって言われたの・・・」

メルティー「うん?」

ジェラル「借りて来いって言われたのっ!あのねっ。ボク、すんごい
大好きな友達がいて~」

メルティー「うん」

ジェラル「その子達と遊ぶのに、必要なんだ~★」

メルティー「そうなの。でも、無断で人の家から借りるのは、いけない事なのよ?
判るよね?」

ジェラル「いけない事?」

メルティー「そう。いけない事」

ジェラル「だって、お姉さん達は、いい事だって言ってたよ?」

メルティー「そのお姉さん達は、嘘をついてるのよ」

ジェラル「ほら。やっぱりいい事なんじゃないの!あのね。
そのお姉さん達が、言ってたんだ。嘘をつくのは、いい事だって。
嘘って良いって意味なんでしょ?」

メルティー「それこそが、嘘よ。」

ジェラル「????」

メルティー「嘘っていうのはね、人を騙すって事なの。」

ジェラル「騙す?」

メルティー「そう。騙す。騙すっていうのはね。とってもとっても
いけない事なの。」

ジェラル「そうなの?本当に?」

メルティー「本当よ。その証拠にほら、私は、貴方を騙す気が無いから
怖くないでしょ?」

ジェラル「・・・うん。なんだかとっても、暖かかった。」

メルティー「ウフフ。私も、こんな子が欲しかったなぁ・・・」

ジェラル「でも、ボク。この宝石を借りなきゃ、友達と遊んで貰えないよー!」
(泣きエモ)

メルティー「それは、どうして?」

ジェラル「ぇぐ・・・ぇぐ・・・えっとね。お姉さん達が言ってたの。
この子達と遊びたかったら、町で一番大きな家から、大きな宝石を盗んでこい
って。盗むって借りるって事でしょ?借りるだけならいいかな~って」

メルティー「先ず、そのお姉さん達は酷い嘘つきね!全く・・・こんな可愛い子に
なんて事を!」

ジェラル「だから・・・ボク・・・」

メルティー「・・・いいのよ。何も心配しなくても・・・いいの。
私に任せなさい!」

それから、ジェラルは、その優しいメルティーに色んな事を教えて貰った
メルティーの生い立ち。
メルティーが、流産で、子供を生めない体になってしまった事。
旦那とは政略結婚で結婚したけど、凄く良くしてくれた事
でも、愛した旦那が、先の戦争で、旅立ってしまった事。
それから・・・めいいっぱいの愛情を、本当の子供のように・・・

とてもとても、幸せな時間が、流れた。

一方その頃・・・

dexia「なぁ。姉御」

愛遮「ん?」

dexia「何時まで待ってても、あの餓鬼、きやしませんぜ?」

愛遮「・・・そう・・・ね。もう半年も経つわ・・・ね」

dexia「ひょっとして、俺ら忘れられてるんじゃ?」

愛遮「ばっかオメ!そう言うときはアレだ。歌を歌うんだよ!」

dexia「・・・なんで歌?」

愛遮「アタシが気分良くなるから」

ナツキ&dexia「また姉御の我侭が始まったよ・・・」
(えもてぃこん。ふー…みたいな)

愛遮「ほらほら!ぐちぐちいってないで早く歌う!」

ナツキ&dexia「へーい(はーい)」


ここから歌

アドリブの見せ所!

適当にwww



愛遮「お前達!もういい!余計に気分悪くなった」

ナツキ&dexia「そんなぁ~・・・歌えって言ったの姉御なのに・・・」

そんなこんなで、盗賊達がどたばた騒いでる間に・・・

小林輪「(そーっと。そーっとだよ?)」

汐莉那「(うん。判ってる!)」

小林輪「(今日こそ、脱出しなきゃ。ママも心配してるだろうし・・・)」

汐莉那「(ジェラル君、上手く逃げれたかなぁ?盗んでないといいけど・・・)」

(子供達舞台から降りようとする寸前で)

dexia「うぃ~・・・全く・・・姉御の気まぐれにはホント参るぜ・・・」

ナツキ「全くです。」

dexia「今日だって、あの後、*****(アドリブ)をやれだとかぶつぶつ・・・」

(適当なアドリブをきかせつつ。dexiaが、子供に気が付く)

dexia「ん?あれは?」

子供達「(やばい。みつかった?)」

ナツキ「お前達!そこで何してるっ!」

小林輪「やばい!逃げろ~!汐莉那!はやくっ」

汐莉那「わわわっ。足がつかえて・・・」

dexia「こら、まてぇ~餓鬼ぃ~」

ナツキ「待ちなさいっ!」

(舞台を右往左往する4人)

dexia「捕まえたっと!ふぅ~・・・なんて逃げ足の速い餓鬼だ」

小林輪「はなせっ!はなせよっ!」

dexia「はなせと言われて、はなすバカがいるか?」

汐莉那「それはそうだけど・・・でもはなしてよっ!」

愛遮「お前達!一体何の騒ぎ!?」

ナツキ「あ。首領。この子達が」

愛遮「ふむふむ。。。つまり、きつーいお仕置きが必要だって事だね?」

dexia「ああ。いやそこまでは・・・」

愛遮「おだまりっ!」

ナツキ& dexia「ひぃっ」

愛遮「お前達。この子達を例の部屋へ連れておいきっ!」

dexia「ぇ・・・いや。姉さん・・・あの部屋は・・・」

愛遮「おだまりっ!」

dexia「ひぃっ」

小林輪「何処連れて行くんだよ!離せっ!離せよっ!」

dexia「悪いな・・・俺も本当はこんな事したくないんだけど・・・」

ナツキ「姉さんの我侭には、逆らえないのよね・・・」

dexia「というわけで・・・悪いけど・・・」

(物凄くぁゃιぃ部屋につれていかれる)

子供達「何この部屋!くっさーい!」

dexia「地獄の・・・洗濯部屋だべ。ここでお前らは暫く掃除をして貰う」

小林輪「ちょ!なんで僕らが!」

dexia「何せ。姉御は面倒なことが嫌いでねぇ。いつもあんな派手な
衣装を来て活動してる癖に。自分の事は全くしないんだ。
その癖。常に綺麗なものをきてたいって言うから・・・」

ナツキ「判ってね。私達も辛いのよ・・・」

子供達「そんなの判るかー!臭い!臭いよー!」

(ナツキ dexia 泣きエモを出しながら)

ナツキ「ご愁傷様・・・」


一方、その頃、街外れの大きな屋敷では・・・

メルティー「フフ・・・ジェラル。大分常識が、身についてきたわね」

ジェラル「はい。お母様」

すっかり。打ち解けた二人。
思えばジェラルは不思議な子だった。
言った事はすぐ覚えるし、本を読ませたら、その内容は
1時間もかからずに吸収する。
見違える程に、成長するジェラル
そして日を追う事に、賢く・・・そして、・・・外見までも・・・
美しい青年へと・・・
(↑で、時間を稼いでる間に2次転職の姿にしてきてね)
でも、だからこそ、メルティーはジェラルの異変に気がついていた
この幸せが、そう長く続かない事も・・・
そして、ある日・・・
ジェラルは、言った。

ジェラル「お母様・・・名残惜しいですが、そろそろ私はいかなくては
いけません」

メルティー「そう・・・友達を助けに行くのね」

ジェラル「はい。短い間でしたが、とてもとても、お世話になりました」

メルティー「ううん。いいの。私も楽しかったし・・・
ほんのちょっとの間だったけど、本当の息子が出来たみたいで・・・ふふ」

(メルティー心理描写)

あの子が、生きてたら、丁度こんな感じなのかな・・・

いかないで。とは・・・いえないわ。だって、この子には
何か、世界を変えるような大きな使命感を感じるもの

でも、神様・・・ほんの少しだけ。わがままを言っても、いいですか?

(ここまで)

メルティー「ジェラル・・・最後に・・・お母様ってもう一回呼んで?」

ジェラル「何度でも。本当に、本当にお世話になりました。
ありがとう。この世界で、貴女に会えて本当に良かった。
愛してます。お母様」

涙が溢れて、止まらなかった。
そして、ジェラルは、もといた道を帰っていった・・・

メルティー「さようなら。愛しい息子。君に・・・幸せがありますように」

(舞台は一転して、盗賊のアジトへ)

愛遮「なんだって!?」

ナツキ「はい。ですから、長身のやさ男がいきなり、せめてきたんです!」

dexia「子供達を出せ!って。俺らもうぼっこぼこで(´・ω・`)」

愛遮「っかーー!なっさけないねぇ!お前らそれでもき○たまついてるんかいっ!」

ナツキ「・・・ついてません」

愛遮「おだまりっ!とにかくアタシが出るから!お前達は子供達を連れてどっかにおいきっ!捕まるんじゃないわよー!」

dexia「へっ。へいっ!」

(そそくさと、去る子分達)
(愛遮はける)
(子分達 子供達が幽閉されている部屋へ)

dexia「さあ。お前ら、一緒に来るんだっ!」

小林輪「解放?」

dexia「んなわけあるかっ!逃げるんだよ!なんだか知らないけど
どっかのすげぇつえーやさ男が、暴れてて。手に負えないから」

汐莉那「・・・弱虫ね」

dexia「ばっ!おめー!長いものには巻かれるんだよ!とにかく撤退撤退!だ
後は史上最強同士の勝負に任せればいいんだよ」

小林輪「そんな強いのぉ?」

ナツキ「姉さんは、性格は最悪だけど。その強さは、1国の騎士団に匹敵するから・・・」

汐莉那「性格最悪なのは認めるんだ・・・」

ナツキ「・・・そういう冷静な突っ込みは、嫌いじゃないわよ。」

dexia「とにかく!撤退ったら撤退!さあいくぞ!」

小林輪「無理して引っ張ってかなくてもついていくって!痛いからやめてよ!」

dexia「おおぅ。それは悪かったな。ほれ」

(がぶっ)

dexia「いってぇーーーー」

小林輪「ほら!何してんの!いくよ!汐莉那!」

汐莉那「う・・・うん・・・」

dexia「っこ。この餓鬼ぃぃぃぃぃ。もう許せん!ギッタギタにしてやるっ!」

ナツキ「・・・ふー。子供にまでバカにされるなんて。あなたってホント。おバカね」

dexia「うるさいうるさいっ!とにかく、あの餓鬼共を追いかけるぞ!」

ナツキ「はいはいっと。」

(ナツキ dexua 小林輪 汐莉那 舞台をおいかけっこ。適当にはける)


(ラストシーン 愛遮とのバトル)

(舞台 愛遮とジェラル対峙)

愛遮「来たわね。あら?随分といい男じゃない」

ジェラル「子供達を解放して下さい」

愛遮「・・・何を言うのかと思えば。はんっ。それは出来ない相談だねぇ。
あの子達は、大切な金の卵なのよ。抑えておかないと宝石が手に入らないじゃない」

ジェラル「宝石よりも、自由の方が大事じゃないですか」

愛遮「そうね。でも、自由を得ていいのは力のあるモノだけよ?
そしてアタシにはその権利がある」

ジェラル「・・・貴女は、間違って居ます!」

愛遮「・・・どうやら口で言っても、判らないようね!いいわ。判らせてあげる!
逝っちゃってもしらないわよ!」

(ジェラルVS愛遮 えもで舞台を激しく動き回る)

ジェラル「っくっ!」

愛遮「ほらほらっ!どうしたの?それじゃ感じないわっ!」

(ジェラル少しずつ舞台端へ追いやられる)

ジェラル「このままではっ・・・」

愛遮「これが!圧倒的な力の差よ!そう、力さえあれば・・・」

(愛遮心理描写 ジェラル。舞台の端っこで待機)
愛遮舞台中央へ)

力さえあれば・・・
あの人を失う事も無かった

力さえ有れば・・・

(ジェラル。フェードアウト)

(愛遮心理描写)

アタシの国は、とても貧しい国で、常に戦火が耐えない国だった。
割には、一部の権力者だけが、裕福な暮らしをしていた。
アタシも、その裕福な暮らしをしている、ある貴族の娘だった。
父は絶対的な権力を持つ人で、気に入らない人間は
誰であろうと、切り捨てた。そう、貴族でさえ・・・
自分の子供でさえ、意思を持たない人形の様に・・・
扱ってた。そんな世界で、唯一あの人だけが・・・アタシの全てだった
アタシにもっと力があれば、父に意見する事も。あんな悲劇も
起こらなかったのに・・・

そして、あの人は・・・私の家に使える騎士だった。

愛遮の恋人「愛遮、愛遮。どうしたんだい?」

愛遮「あ、迅朔様。」

迅朔「深刻そうな顔をして。」

愛遮「最近、街の様子がおかしいんです。私の顔を見て、怪訝そうな顔をする人。
こそこそと隠れて、話をする人・・・何か、良くない事が起きるんじゃないかって・・・」

迅朔「はははっ・・・バカだなぁ。そんな事は気にしなくてもいいんだよ。」

愛遮「でも・・・」

迅朔「心配無いよ。ただ、この国はホラ、今が一番不安定な時期だから
貧しい暮らしをしている人達にとって、貴族のお嬢様というのは、どうにも、
気に食わないものなのさ。・・・だからといって、愛遮がそれを気にする必要は
無いんだよ」

愛遮「うん・・・」

迅朔「ソレに・・・さ。何があっても、ボクは貴女をお守りしますから」

そういって、彼は微笑んでくれた・・・

なのにっ!

(一時、恋人フェードアウト。ジェラルフェードイン)


ジェラル「・・・貴女・・・凄く悲しそう」

愛遮「!なっ!黙れ!」

(愛遮心理描写。戦いつつジェラルフェードアウト)
(愛遮中央へ)

こいつを見ていると、むかむかと来る。
どうしても、あの人と被って見える。
なんでだか、判らないけど。
・・・凄く・・・気分が・・・悪い。

(ジェラル。舞台へ)

愛遮「気分が!悪いんだよっ!」

ジェラル「・・・決着をつけましょう・・・」

カッ

(ジェラル。変身する)

愛遮「なっ!」

(愛遮 後ずさる)

ジェラル「これで終わりです!」

(ジェラル、愛遮に歩み寄り、何でもいいから攻撃スキル)

愛遮「うわぁぁぁっ」

(愛遮、ゆっくりと移動しつつ、舞台端まで追い込まれる
その後、座る)

(ジェラルフェードアウト)
愛遮「(終ったな・・・ぁぁ、結局アタシってこんなん・・・)」

あの日も、こんな感じだったなぁ。。

(愛遮の恋人IN)

愛遮「屋敷が!・・・私の・・・屋敷が・・・燃えている!!」

愛遮の恋人「愛遮!愛遮!大丈夫か!?」

愛遮「迅朔様!よかった!ご無事で!」

(!?エモ)
(迅朔、愛遮に攻撃)

愛遮「・・・な・・・ぜ・・・迅朔様」

迅朔「・・・ごめんね。・・・でも、こうするしか、無いんだ」
(心底悲しそうに)

迅朔「君が・・・貴族の娘なんかじゃ無ければ・・・そして、あの家の娘じゃ
無ければ・・・」

愛遮「迅朔様・・・」

(!?エモ)

愛遮「その・・・首の・・・印は・・・」

迅朔「・・・気づいてしまったんだね。そう、貴女の父は殺された
叔父様の敵・・・この首の印はその親族の証・・・叔父は本当に出来た人だった。
当然。その無念を晴らしたいと、貴族の地位を捨ててまで、貴女に近づいた・・・
でも・・・」

愛遮の恋人「貴女に、会わなければ・・・よかった」
(凄く悲しそうに)

愛遮「・・・」

声が・・・出ない・・・

迅朔「花の様に笑う君が好きだった・・・
さよなら…」

このまま・・・死ぬのかな・・・
意識が薄れていく・・・
そして・・・

(愛遮の恋人フェードアウト)
(ジェラル。フェードイン)

(ジェラル、ゆっくりと、近づき 手エモ)
(愛遮 同じく手エモ)

愛遮「な・・・ぜ?」

(そのままゆっくりと舞台中央へ戻る)

ジェラル「・・・そんな悲しそうな瞳で、戦われても」

愛遮(ハートエモ?)

「負けたわ。あたしの負け負け。あーあ。つまんない」

(愛遮周りを見回しながら)

「おーい!お前達!出ておいで!」

(イソイソと舞台へと、小林輪BナツキBがあがってくる)

ナツキ「あの・・・姉さん」

愛遮「子供達を解放しておやり」

dexia「いいんで?」

愛遮「もういいわ。なんだか、急につまんなくなっちゃった。
所謂興ざめ?っていうの?こういうの。
ほらほら、子供達は返すから、どこへなりとでもその子達を
つれてさっさと、お帰りよ。もうあんたの顔は見たくないわ。
ばいばい」

(解放される子供達。ジェラルの側に歩み寄る)

小林輪「ありがとう。」

汐莉那「ありがと。お兄ちゃん」

(ジェラル。子供達を背後にしながら愛遮の方へ1歩歩みより)

ジェラル「・・・ありがとう」

愛遮「ふんっ。べ、別に。つまんなくなったから返すだけよ。
あんたから感謝されるいわれなんて無いんだからねっ!」

(そそくさと、舞台を降りようとする愛遮とナツキB)
(はじっこのほうで止まる)

愛遮「あ!そうだ。あんたさ。イキナリいい男になりすぎよ!
次会う時はこの仮は返すから、覚えてらっしゃい!ジェラル」

小林輪「へ?ジェラル君?」

汐莉那「嘘っ」

(困惑する子供達を無視して話を進める)

ジェラル「気づいてたんですね。」

愛遮「そりゃあさ。目の前であんな変身されたら、普通気づくわ!
あんたバカぁ?」

dexia「どうだかなぁ・・・姉御はバカだから・・・」

愛遮「おだまりっ!」

ナツキ「(あー・・・バカにバカといっては・・・)」

ジェラル「覚えてますよ。ずっとね」

愛遮「ふん!それじゃ!って、ちょっちょっちょっちょ!あんた!」

そういって、愛遮がジェラルの方を見ると、体が少しずつ透けていくのが判る

汐莉那「ジェラル・・・君?体。大丈夫?」

愛遮「あんた・・・透けてるじゃない!」

ジェラル「ええ。子供達を助ける為とはいえ、力を行使しましたから・・・
それに・・・貴女を傷つけてしまった」

愛遮「そんな事はどうでもいいのよ!ねぇあんたどうなるの?
このまま消えるの?答えてよっ!いやよっ!答えなくていい!」

(混乱する愛遮。舞台をぐるぐる)

ジェラル「www。そんなに、心配しなくても、きっとまた。会えますよ」

汐莉那「・・・もう。遊べなくなっちゃうの?」
小林輪「やだよっ!折角友達になれたのにっ!」

(駄々をこねる子供達)

ジェラル「・・・ごめんね。でも、ボクはそろそろ行かなきゃ。
この世界に長くとどまるには、ボクの力は大きすぎたから。
でも、ボクはまたいつか、帰ってくるよ。」

(諭すように。子供達の前にしゃがみこみ)

(舞台中央へ。ジェラル以外の役者は全員彼の後ろへ一列に)

ジェラル「この世界でも、良く言うでしょ?『さようなら。また、明日』」

ジェラル以外全員「・・・」

小林輪「きっと。だよ!」

(ジェラル。うなずく)

汐莉那「約束・・・」

(ジェラル。うなずく)

ナツキ「姉さんとの勝負はついていません。勝ち逃げは許しませんよ!」

(ジェラル。うなずく)

dexia「俺・・・バカだけど。何だろうな・・・この気持ち!うあああああ
あばれてぇ~~~。お前バカだよ。おおばか野郎だよ!
だけど、帰って来いよ。姉御がしょぼくれる顔なんてみたくねーっつうの」

(ジェラル。うなずく)

愛遮「・・・」
(後ろを向く)


(ジェラル無言で太陽エモ)

(そのまま静かに舞台を降りる)

(降り際に愛遮)

愛遮「待って!まだ・・・!」

一度全員はける。

以下。トコナツのターン!

ある日、神と魔王が議論をした。
果たして、人間は良いものか悪いものかと。
その答えは今だに見つかっては居ない。
でも、見つかっていないからこそ、人間は、迷い。傷つき、そして
成長していくものだと、思いたい。

その後、彼らがどうなったか・・・

(トコナツフェードアウト)
(元盗賊’s3人舞台へ)

愛遮「あーあ。アタシが傭兵団で義賊の真似事なんて、ヤキも回ったもんよねぇ~」

ナツキ「でも、姉さん。ウレシそう」

dexia「輝いてますぜ!姉御」

愛遮「よし!野郎ども!今日もKIAI入れていくぜー!」

ナツキ dexia「おー!」

(盗賊’sはける)
(トコナツ舞台IN)

相変わらず、あの3人は、楽しそうに、ワイワイやってます
これからも変わらずの3人なのでしょう。

(トコナツフェードアウト)

(愛遮の恋人)

ジョーカー「叔父様…やっと、仇をとりました…」
墓の前には、一人、血まみれの青年が立っていた。
そしてその傍らには…

メルティー「…やってしまったのね…」

ジョーカー「叔母様…ああ…でも…そのせいで、僕は…大切な、恋人を失った…」

立ち尽くすジョーカー

メルティー「自分を責めてはいけないわ。でも、あの人はこんな事…望んでは居なかったと思うの…」

メルティ「だって、あの人は…誰よりも他の人の幸せを、考えて生きてきた人だもの…」

ジョーカー「でも!あの男のせいで、叔母様は子供を生めない体になり、大切な叔父様を失った!
僕はどうしても!愛遮の家が許せなかった!本当の父のように接してくれた優しい叔父様
…僕の両親、そして叔父様の命を奪ったあの男だけは、この世に存在してはいけない存在だったんだ!」

メルティー「ジョーカー…」

ジョーカー「だから、僕は…あの男に気に入られようと、あの家の娘に近づき…顔を変え
名前を変えて!…でも…」

ジョーカー「愛遮…結局、僕は…一人では、生きていけない弱虫何だな…」

ジョーカー「ははっ…失って初めて気がつくなんて。滑稽だ。笑え!笑えよ!!!」

その瞳はとても空ろで…

ジョーカー「あの日…俺は愛遮を、燃え盛る屋敷の中で、血まみれの彼女を…」

メルティー「大丈夫。あの子は生きてるわ…」

ジョーカー「!?」

メルティー「私が、はずれの町まで運びました。」

ジョーカー「…そっか…」

メルティー「ただ…いつ意識を取り戻すか…」

ジョーカー「…」

ジョーカー「勝手だな…俺は…」

もう2度と、彼女に会えない事

後悔ばかり。

復讐は果たされたというのに、ちっとも心が晴れない

ジョーカー「恨んでいるかな…そりゃ、そうだよな。自分の屋敷も全て
焼かれてしまったんだもの」

思い起こす。これまでの楽しかった日々

ジョーカー「でも、恨んでてもいい。いきてさえ居てくれれば。」

メルティ「いつか…判り合える時がくるわ」

ジョーカー「こんな血まみれの手では、もう俺は、あいつを抱きしめて
やることは出来ない。だけど…」

ジョーカー「許されるなら、あいつの手で…」

メルティー「そう…あなたも旅に出るのね…」

ジョーカー「叔母様…色々とご迷惑をおかけしました。ですが…あいつの事
よろしくおねがいします」

メルティー「…わかったわ。」

そして、ジョーカーはまた、旅に出る。
彼自身が復讐される為に。
その後、メルティーの家の介抱によって一命をとりとめた愛遮は、
自分に力が無かった事を悔やみ、ジョーカーを追い、旅に出る
その旅の中で、自分がいかに世間しらずだったかを知り、強く生きよう
強い女でいよう。と思うようになる。
そうして、彼女はジョーカーの行方を追う為、
情報収集の為には莫大なお金が必要だと知り、盗賊団を結成し、
お金を集める事で彼女自身の目的「復讐」の為に生きるようになる…
そうやって、盗賊として生きてきた彼女。でも
変わるきっかけは本当に些細な事から。
それは、もう本編で話した通りの事です。

(小林輪B舞台IN)

小林輪「ねぇねぇ。今日の司法試験どうだった?」

汐莉那「・・・ダメっ。ぜんっぜんダメ。あ~あ。私やっぱ向いてないのかなぁ?」

小林輪「何いってんだよ!俺が側にいるじゃないかっ!絶対大丈夫!」

汐莉那「輪・・・ふふ。」

小林輪「なっ。なんだよ!?」

汐莉那「それって、プロポーズ?(笑)」

小林輪「ばっ!・・・もういいだろ!とにかくがんばれよっ!」

汐莉那「・・・うん。」

(小林輪Bフェードアウト)
(トコナツIN)

おやおや、こっちはなんだか、あの後色々あったみたいですね
ま。ここは、あまり見ないようにしましょうw
(トコナツフェードアウト)
(メルティーIN)

(舞台の中心で半座りで祈りを捧げる)

メルティー「あの子が元気で居ますように」

姫菜子「おかーさーん?そろそろ、時間だよ~?」

メルティー「はいはい。今いきますよ~」


(メルティーフェードアウト)

(トコナツIN)

何と。不思議な事に子供の生めない体であったメルティーは
子供を産めるようになり、今では再婚した旦那と子供に囲まれて
幸せな日々を送っているようです。
あの日、ジェラルが消えた日、不思議な光に包まれたメルティー
そして、今までの傷がウソのように…
子供の名前は勿論・・・

そして・・・
この物語の主人公は・・・

それは、貴方自身で想像して見て下さい。
そこにきっと。答えが有るから。
人間とは果たして善か悪か。
答えは誰にも判らない。
だけど、これだけはいえる
だからこそ人間なのだ。と