2年前、最後の
未確認生命体の出現を最後に未確認生命体第4号も姿を消した。警視庁はこれまでの事から、人間の力で未知の未確認生命体に対抗する力を開発する計画を立案する。G1、G2計画での開発を経てG3計画で実用化に成功し特殊強化装甲服G3が完成する。だが人類の前に再び現れた脅威は未確認生命体をはるかに上回る謎の力を使う者たち
アンノウンであった。これまで得た未確認生命体の過去の戦闘データを基に開発が進められ、対未確認生命体に有効であった
神経断裂弾も装備されたが、彼らには一切通じず体にさえ当たらない事が判明。実戦での初陣は敗北に終わる。この時現れた謎の金色の体の光り輝く者(
仮面ライダーアギト)が、アンノウンを倒す。初陣は敗北で終わったが、G3の装甲などは戦闘でダメージは受けたものの装着者の氷川誠はアンノウンからの攻撃でのダメージは無くこのG3の装甲の耐久性が証明され、未確認生命体を倒すことが可能であるはずのG3で倒す事のできない新たな脅威であるアンノウンの出現を確認することが出来た。ただしヘルメットに装備されているカメラは何らかの力が加わり何が映っているのかが確認できないほどゆがんだ映像が映し出された。
この強化服の動力源は背中部分に装着されているカートリッジ式のバッテリーから供給されており、戦闘時間に一定の制限がある。しかし、バッテリーと交換することによって制限時間をより長くすることが可能となるのだが第三者の強力が必要となる。また、G3の戦闘データはG3の強化服を保管している車両「
G3トレーラー」の内部でモニタリングされておりG3設計者「小沢澄子」、同じく彼女の助手「尾室隆弘」がオペレーターとしてG3に指示を与えることで、戦闘時のサポートとしての役割を果たしている。
正式名称は、「GENERETION-3」。第3世代型強化外骨格および強化外筋システム。G(GENERETION)シリーズの初実用タイプ。
主な装着者はSAUL・G3ユニットに所属する警官「氷川誠」。他の装着者は氷川の同僚である「北條透」、普段はG3オペレーターとして活躍している尾室の3名。後の特殊強化服「仮面ライダーG3-X」とは装着者が異なる。
だが、この仮面ライダーは通常の人間を上回る超越能力「アギトの力」を所持していないため、「仮面ライダーアギト」の物語に登場する仮面ライダーたちよりも性能がはるかに下回っており、未確認生命体よりも脅威の存在となった謎の怪人「アンノウン」に苦戦することも多かった。だが、これらの経験を基にし、仮面ライダーアギトと互角以上の性能を持ったG3の強化版である特殊強化服・仮面ライダーG3-Xが開発されることとなったのである。
武装は全ての装弾数が72発であり、G3の標準武器である銃「
GM-01 スコーピオン」、装弾数が3発とかなり少ないものの、一発の威力がかなり高いグレネードランチャー「
GG-02 サラマンダー」、更に白兵戦で最も威力を発揮する超高周波振動ソード「
GS-03 デストロイヤー」、右腕に装着し、アンカーが装着されているワイヤーを相手に投げつける装置「
GA-04 アンタレス」、専用マシン「
ガードチェイサー」の発進キーとなって、白兵戦で威力を発揮する電磁警棒としても使用可能な「
ガードアクセラー」と、合計5つの武器を所持している。これらG3に関する装備は全てG3トレーラー内に配備されている。アンノウンの出現の一報が警視庁から入電のされ現場に急行する。また装着者の氷川誠は装着者としての任務とは別にアンノウンがおこす不可能犯罪の捜査も兼任しており、捜査の途中で合流する事が多い。氷川の警察での階級は警部補。G3の装備完了の後、Gトレーラーの後部ハッチから射出された専用の2輪車両ガードチェイサーで現場に急行する。