【人物】
おでん屋「
天堂屋」を営む高齢の女性。本名は不明。自分の作ったおでんの味にこだわりと絶対の自信を持つ。これまで生きてきた人生の経験と感で自分の中に哲学的な知恵袋をもっている。天堂屋のおでんを食そうとした
門矢士と
光夏海におでんの美味い味の秘訣を披露した。
自分の味を変えることを嫌っており、士が天堂屋のおでんの味を変更しようとした際は怒りを露にするほどである。これには理由があり、自分の孫の
マユと死んだとされる
マユの兄と自分が好きなおでんの具だけにするという事を守るためであり、死んだとされるマユの兄が本当に死んだと思いたくない気持ちがおでんに込められており、いつか帰ってくると信じてこのおでんの味をまもっている。
実はマユが
ワームである事情を知っており、「あの子の体には隅々まで、うちの汁の味がしみこんでるんだよ。」とその事情を受け入れた上で救いようのない事実ではあるが家族として受け入れている。マユがどのような経緯で擬態されていったのか、又兄のソウジが妹が擬態されてしまっていった事実を知る経緯はカブトの世界の物語では語られていない。
おばあちゃん語録
- 「世の中には、あわてて飲み込んではいけないものが二つある。テレビの言う事と、お正月のお餅だ。」
- 「食べ物は出てきた瞬間が。一番美味しいんだ!」
- 「真の才能は少ない。その事に気づくのはもっと少ない。」(マユ曰く)
- 「ツユの味は見ただけではわからない。見かけにだまされるな。」(士曰く)
満を持してのおばあちゃんの登場
オリジナルのカブトの物語で主人公の天道総司(日下部総司)の「おばあちゃんが言っていた」で始まるキメ台詞の格言を総司に教えた人物。総司を態度のデカイ自信家に育て、強烈な存在感とインパクトのある格言を伝授するも、物語には最後まで登場しなかった人物。孤児になってしまった総司の養子先の天道家の人間。総司の両親が擬態され死んでしまった事と救いのない事実を受け入れ、総司を全てにおいて高いレベルの強い男に育てあげた。最後まで登場がなかった事でどのようなキャラクターなのか?どの女優さんならこの役があてはまるのか?という話がインターネット掲示板などで話題となった。このディケイドの物語のカブトの世界で実際に登場を果たした。
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最終更新:2009年07月19日 01:33