装備:パンデモニウム


パンデモニウム

熱光学迷彩服

  • カメレオンの原理で消える光学迷彩自体は古典的SFの多くにも顔を出すメジャーなものであるが、「熱」光学という名称を用いていることから直接のイメージソースは『攻殻機動隊』だと思われる。

エアロダイン

  • 元来エアロダインというのは「重航空機」、すなわちガス力で浮遊している気球や飛行船を除いた揚力で飛ぶ乗り物全般を指す言葉。
  • 警察車輌であるスピナーが登場するのは『ブレードランナー』。その世界観を色濃く踏襲した『サイレントメビウス』にも登場する。

クロススピナー

  • クルセイダーが使用する「対メカ用戦闘車輌」ということで、イメージソースはゲームブック『フリーウェイの戦士』に登場した「ダッジ・インターセプター」ではないかと思われる。
    • ミサイルにマキビシ、オイル散布装置に機関銃まで搭載された世紀末仕様のスーパーカー。荒廃した未来世界のアメリカ大陸を横断し、都市に必要不可欠なガソリンを受け取る為の最後の希望だから、まあ重武装なのも当然なのだが。
    • そしてそのインターセプターの元ネタは世紀末ヒャッハー映画として有名な『マッドマックス』。

スマートリンク

  • サイバーパンク物ではお馴染みの射撃補正機構。SF作品での元祖は『エイリアン2』の武器「スマートガン」からだという。
  • 『シャドウラン 4th Edition』では技術の進歩により「スマートリンク対応コンタクトレンズ」が登場(カオスフレア的に言うと種別:機械が付かない。だが銃とリンク機器との有線接続が不可能なため電波環境が悪いと使用不能になる)。サイバー化が困難な覚醒者のサンプルキャラクター「ガンスリンガー・アデプト」が装備している。

ブレインシェル

  • TRPGでの例を挙げると『トーキョーN◎VA』の「IANUS」か。

ガンターミナル

  • 『真・女神転生デビルサマナー』『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場した銃型コンピューター「GUMP」(GUN-COMPの略)がモデルと思われる。
    • これのバリエーションが『真・女神転生デビルチルドレン』シリーズの「デビライザー」。こっちはノートパソコン型端末「ヴィネコン」の外部出力機器に近いものがあり(ゲーム版のみ)、「GUMP」の様に単品で何でもできるものでは無かった。
    • 「ミーム:グレズ」及び「ブランチ:サイバーパンク」が装備出来ないのは、『真・女神転生デビルサマナー』『ソウルハッカーズ』などにおいてGUMPに生体認証機能があった事に由来するのだろう。また、GUMPは「強力な魂の持ち主」を主と認めている節もある為、機械化した存在は認められないのかもしれない。
      • また、『デビルサマナー』の主人公が探偵だった事も関係しているかもしれない。サイバーパンク物に登場する探偵は、しばしばサイバーウェアを埋め込む事を良しとせず、“生身の体”を誇りとしている場合が多い。

サモンカタリスト

  • 『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』で、主人公葛葉ライドウが仲魔を持ち歩くのに使う「封魔管」がモデルと思われる。
  • 更に元ネタは『デビルサマナー ソウルハッカーズ』でナオミが使用していたもの。

フォーメーションブラスター

  • メンバーの武器を組み合わせて巨大武器を作る……ということから、スーパー戦隊シリーズでは定番の合体バズーカが主な元ネタ。
    • 本格的にシリーズで定着するのは『電撃戦隊チェンジマン』以降だが、合体させる前から武器として使える合体武器は『バトルフィーバーJ』が初。意外と歴史は古いのだ。

無名剣

  • 元ネタは『真・女神転生』シリーズの「合体剣」からか。
  • 『真・女神転生TRPG 魔都東京200X』では「合体剣」を自在に使いこなす「サクセサー」・「デビルアームズ」というクラスがある。
  • 名称は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』で合体剣の素材となる「無銘の刀」からか。

メモリーリング

  • 『アバタール・チューナー2』の「カルマリング」が元ネタか?
    • 『真女神転生3』の「マガタマ」も混ざっていると思われる。同作の最強マガタマもマサカド(マサカドゥス)であった。

ウェアターミナル

  • 「防護服型の召喚補助システム」「端末に、スレイマンシステムがインストール」「バケツのようなヘルメット」等の記述から、『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』に登場した「デモニカスーツ」がモデルと思われる。

インストゥルメンタルターミナル

  • 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場したダークサマナーである、ユダ・シングやキャロルJが使っていた楽器型COMP。ユダがサックス型、キャロルJはエレキギター型を使用していた。
  • 他のだと『神曲奏界ポリフォニカ』の「単身楽団(ワンマンオーケストラ)」でもいいかもしれない。

サンドリーズターミナル

  • パラソル型は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場したダークサマナー、マヨーネが用いていたCOMP。
    • また前作『デビルサマナー』に登場するダークサマナー、シド・デイビスは聖書型COMPを使用していた。

セスタスターミナル

  • 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場したダークサマナー、フィネガンが用いていたメリケンサック型COMP。

MiG-21改 バラライカ

  • 実機は1950年代にミコヤーン・グレーヴィチ(MiG)設計局(現MAPO社)が開発、1956年のソビエトでの航空ショーにて全世界に公開された戦闘機。ベトナム戦争やインド・パキスタン戦争ではF-4やF-104等の西側戦闘機相手に猛威を奮い、中東を初めとする世界各地の紛争や内戦で活躍した。
  • シンプルな機体構造による生産性の高さから旧東側諸国やソ連寄り中立国向けに多数輸出され、コピー/ライセンス生産を含めれば運用国は50ヶ国以上、総生産数は13,000機以上を数える。これはマッハ2級戦闘機としては東西含めた世界最多である事は言うまでも無い。初飛行から半世紀以上が経過した現在も、幾度かの近代化改修を経て世界各国の空軍で現役である。
  • NATOコードでの呼称は“フィッシュベッド”。バラライカ(ロシアの弦楽器名)は、細い胴体と三角翼の上面形状が似通っていた事から、MiG-21に限らず当時のソ連機に共通して用いられた俗称。
  • 「~改」の呼称は、現実での例(航空自衛隊のF-4EJ改)の例を鑑みるに「TOKYOパンデモニウム=日本共和国生産機の改修仕様」の意味と思われる。実機のMiG-21に準えるなら第四世代改修機のMiG-21bis辺りか。(bis=改良型、二型の意)

Su-47改 ビェールクト

  • 実機は1990年代にソ連空軍が計画したMFI(多機能前線戦闘機)計画に基き、スホーイ設計局が提案したS-32の概念実証機。MFIの選に漏れた後も自社予算の元で開発が進められ、1997年に初飛行に成功した。その原型は1980年代にソ連(当時)海軍の空母艦載機として計画されたものの、1989年に開発が中止された前進翼艦載機Su-27KM(機体番号はフランカーと同系列だが、実際は新規設計機)まで遡る。
  • ビェールクトはロシア語でイヌワシの意。NATOコードでの呼称は“ファーキン”。
  • 前進翼実験機と云う点ではアメリカのX-29に通じるが、こちらはデモンストレーションの為に30mm機関砲等の武装が施されている点が大きく異なる。ロシア側の発表ではF-22ラプターと同じ第五世代ジェット戦闘機に位置付けられており、必須とされるステルス能力も備えているとの事だが、(機体形状を伺う限りは)「ステルス性に配慮した」程度の物だと推測される。
  • 近年の航空ショーではマルチロール機として飛行展示も行われているが、現状でフランカーの契約が順調な事に加え、真の意味で第五世代に位置付けられるPAK FA(戦術空軍向将来戦闘複合体)計画に基いた新型機T-50の開発が順調に進んでいる(2010年1月に初飛行)事も有り、実際に採用される可能性は限りなくゼロに近い。
  • 発表当時はX-29以来の前進翼機として話題を集めた他、日本ではその3年前に製作されたOVA『マクロスプラス』の主役機YF-19との類似性が様々な推測を巻き起こした。(YF-19の直接のモチーフはX-29とされていたが、変形を前提としてボリュームが増された胴体形状や双発ノズル等、むしろSu-47の方が類似していた為)
  • で、何故この機体だけが機械化前提なのかと言うとエースコンバット3で初出したさい周りが架空機祭りだったために、この機体も架空機扱いされたためだろう。
    • エースコンバット3はシリーズでも異色のSF色が強い作品であるためそれも兼ねていると思われる。

ヴィヴロブレード

  • 名称はラリー・ニーヴンの『ノウンスペースシリーズ』に登場する「自在剣(ヴィヴロブレード)」からか。
  • もしくは「高速振動剣(ヴィヴロブレード、またはヴァイブロブレード)」か。主にSF作品に登場するが、『ガープス・サイバーパンク』などでも登場する。

ワイヤードリフレックス

  • 名称は『シャドウラン』からか(翻訳では「強化反射神経」)。
    • 効果がプロセッシングガングリオンと逆な気がしないでもない。

VRシェード

  • サイバーパンクでお馴染なガジェット。最近では『電脳コイル』の「メガネ」や小説『地球移動作戦』の「アーゴ」の様なAR(強化現実)観測機器として一般化している感じの作品もある。

リベリオンN2

  • 目覚めし魂が持っている物のデザインは『リベリオン』に登場するクラリックガンそのまま。

サーチドローン

  • サイバーパンクでの定番ガジェットの一つにして、現在の技術においても実用化されている機器。
    • 『トワイライトガンスモーク』では攻撃用も登場し、『シャドウラン』では車両・航空機をもドローン化して操る技能者「リガー」が存在する。
  • …なんというか、サプリメントに収録された年に「ラジコン飛行機型」が流行語ベストテンになるくらいに事故・事件を起こすとは…ある意味未来を予測してしまった感じである。

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最終更新:2016年02月10日 16:54
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