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悪魔軍が惑星イルォードの軌道上部隊と対決しようというその時。
惑星イルォードの海上では、サスペクターリングや海兵たちはまだのんびりととしていた。
天使軍の惑星駐留艦隊からの収集はまだかかっていない。


サーフィンを終えたサスペクはチェアーに寝そべり、パラソルを広げて転寝をしている。
そこに、小さな影達が一つ二つ。
強力な日差しの下、最初は砂浜に小さな影を一つ二つ。
くっきりとした丸っこい影を落とし。
だんだんと数が増えてくる。
一塊に群れが砂浜に集まってきた。
三葉虫のような丸っこいボディに小さな灰色の手足がちょこんとつきだし、皆手に手にサーフボードを持っている。
ヤシノミムシたちである。

この星のヤシノミムシ達は、悪魔軍の研究施設から逃れてきた連中である。
ギガンダムと共に悪魔軍本部に迎えられ、彼らの

サスペク率いる部隊が研究施設を強襲し、ヤシノミムシたちの自由を確保して以来彼らはサスペクに懐いている。
サスペクはサスペクで、そんなヤシノミムシたちをまんざらでもなく丁重に扱い、定期的に彼らの集落を訪れている。
彼らはこの浜から近いところに集落を作り、天使軍援助の下暮らしている。

サスペクはヤシノミムシたちに囲まれた。


「会話パート未定」
今日は久しぶりの休暇ということで、サスペクのもとを訪れたようである。
ヤシノミムシたちはサスペクに遊び相手になってほしいようだ。





ヤシノミムシたちに頼まれたサスペクは共に海へと入っていく。

サスペクは静かな海面でサーフボードを手に持ったヤシノミムシたちの前に立つ。
サスペクはヤシノミムシたちに笑顔を向けると、彼の生来の能力である磁力を操る能力を使い始める。

海面に磁力を集中していく。
磁力で海水が集まり、海水が一つの固まりになり、海面が小山のように盛り上がる。
サスペクはその塊に強力な前進させ始めた。
一つの巨大な波のように前進していく。
戦場では船を転覆させるサスペクの波も今日は仲間のための波だ。
サーフボードを手に持ったヤシノミムシたちは、次から次へとその人工の波の上にのっかていく。

彼の作った海水の固まりは自然の波を斜めに横断し、そのたびに普通の波では味わえない楽しい揺れを楽しめる。
彼らにとって久方ぶりの休暇。
爽快な遊びだった。







サスペクは次々と波を作り出し、いくつかのグループにサーフィンを楽しませたのち、次の遊びに取り掛かる。
サーフボードをビート版代わりに泳いで帰ってきたヤシノミムシ達のために大きな竜巻を作り出すのだ。

サスペクが次に作るのは海水の竜巻。
海水の竜巻を作り出し、それにヤシノミムシたちを巻き込んで空高く吹き飛ばす遊びだった。
高いジャンプの爽快感が人気の遊び。
サスペクはヤシノミムシたちの集落に訪れるたびに、この海水の竜巻をせがまれたものだ。


海水を磁力で纏めると少しずつ、海水があわ立ち、盛り上がり螺旋形をなし最後には大きな海水の竜巻が出来上がる。
周りにいたヤシノミムシたちは、この海水の竜巻に巻き込まれると、あっという間に空高く吹き飛ばされていく。
普段では味わえない大きなジャンプにヤシノミムシたちは大はしゃぎ。

楽しい時間が過ぎていく。