mods/pr/readmeフォルダにあるpdfマニュアルを翻訳してみました。
訳者陣は揃いも揃って英語が苦手なので誤訳を見つけたらそっと修正しておいてください。
なお元のマニュアルの表記自体がゲームルールと齟齬をきたしている点に関しては注釈で補記。
このガイドはすでにBF2をよく知ってるプレイヤーに、出来るだけスムーズに
Project Realityの世界へ参加して貰うことを目的としています。
まず新人さんにとって最も重要なことから始まり、次第に高等な話題へと続いていきます。
初ラウンドをプレイする前に第一章から第四章までを読んでおくことを薦めます。
第七章の終わりまでには、全ての重要なことがどう働くのかわかっているでしょう。
すでにPR0.6をよく知っているプレイヤーのために、
前バージョンからの重要な変更点のみを詳述した付録もあります。
あなたの真価を発揮する方法は、このガイドを理解した先にあります。
このガイドがProject Realityを始める方の役に立ち、
より早くMODをったっぷりと楽しむ一助となれば幸いです。
本文解説は0.6です、最新版の0.7まではもうしばらくお待ちください。
Project Reality(以下PR)は全く目的の異なる3種類のゲームモードを持つことが特徴です。
このモードは通常のBF2のコンクエストモードに近いモードで
サーバーブラウザでもコンクエストとして表示されます。
このゲームモードの目標は全ての拠点を占拠して自軍を勝利に導く事です。
しかし取得できる旗は指示された旗のみで、この機能によって
最前線が出来より白熱した戦闘が行われるといったシステムです。
いくつかのマップでは一方のチームは制圧された拠点を取り返せないため、
できるだけ長くそこを防衛し続けなければなりません。
連合側の兵士は暴徒の弾薬庫を探し出して破壊すること、武装勢力側はそれを妨害することが目的です。
連合側は弾薬の隠し場所の情報を集める必要があります。(方法については後述)
武装勢力側は時間切れか連合側のチケットが0になるまでの間2箇所以上の弾薬庫を守りきれば勝利、
連合側は充分な数の弾薬庫を破壊するか武装勢力側のチケットを0まで減らせば勝利です。
Ver.0.61にはこのモードのマップはありません。
連合側はその区域からVIPを避難させるのが目的です。
武装勢力側はVIPが生きて脱出地点まで辿りつくのを阻止しなければなりません。
VIPとは特別なピックアップキットを拾ったプレイヤーないし黒いランドローバーを指します。
護衛隊は制限時間内(通常30分)にVIPを脱出地点まで送り届ければ勝利、武装勢力は時間切れまで妨害し続けるか、
VIPを殺すなどして敵のチケットを0まで減らせば勝利です。
最初に分隊に入るべきです。
いくつかのサーバでは分隊プレイを強制するために警告の後も無所属のプレイヤーをkickする設定すら導入されています。
分隊機能を使ってのプレーの方が断然楽しめます。何をすればいいかわからない時は分隊のメンバーに訊ねて見てください
(出来ればVOIPを使って。PRではごく一般的に使われています)。もし誰も答えてくれない時は違う分隊に入ってみるか、
全体チャットを使ってみましょう。多くのプレイヤーが新人を歓迎し、手助けしてくれるでしょう。
PRでは制圧すればどこの拠点からもリスポン出来るというわけではありません。
リスポン可能な地点は:
分隊ラリーポイントにはそれぞれの分隊の番号が付いています。
もし他の分隊のそれからリスポンしようとした場合、
自軍本拠地の旗まで飛ばされます。効率的な連携を取るために
可能な限り所属する分隊の近くでリスポンしましょう。
IFV/APCでリスポンするとおそらく運転席か砲手席に湧くでしょう。
それらの席への搭乗はクルーマンキットを持ったプレイヤーのみ
許されているので、10秒以内に席から退かなければなりません。
F3以降の後部座席に移るか、停止していたら降りて下さい(走行中の車両から降りると大怪我をします)。
新たに画面左上にオレンジの文字でHQ(司令部)通知が出るようになっています。
これらは任務の目的や進捗状況やその他の不可欠な情報を知らせています。
他にもQM(補給係将校)メッセージやコマンダーのメッセージも同様の規格で緑やオレンジの文字で表示されます。
まず初めに移動速度が減らされていることに気づくでしょう。普段の移動もスプリントも無印BF2より遅くなっています。
その分スプリントの持続時間ははるかに長く改良されています。
移動速度が遅くなった分敵弾に当たりやすくなり、さらにその弾丸も無印BF2より殺傷力が高くなっています。
ですからあなたが怪我した時の助けとなることから始めていきましょう。
すでに述べたとおりライフバーはありません。
ライフが50%を下回るといくつかの合図(フラッシュ、咳、視界の汚れ)で警告が出ます。
この負傷は治療をしないとゆっくり出血し続けて死に至ります。それを防ぎ健康を取り戻すには二つの方法があります。
殆どのキットはライフを20%ほど回復する止血剤
(Field Dressing)をいくつか持っています。
あなたは回復のために地面にそれを投げることが出来ます。
またあなたは他のプレイヤーが近くの地面に投げた止血剤を使うことも出来ます。
よりよい選択はメディックの治療によって回復して貰うことです。
彼らは救急バッグ(投げられません)によりあなたを完全に回復させることが出来ます。
あなたは彼らのすぐ前に立つ必要があり、メディックは治療している間は射撃ボタンを押下し続けなければなりません。
あなたが致命的な怪我を負った場合、30秒以内であればメディックは蘇生することができます。
武装勢力がライフを使い切った場合は戦闘不能状態を飛ばして死亡(蘇生不可)になります。
現在ほんのわずかな弾丸でも致命傷に至り、頭部への命中弾は即死亡です。
メディックでもヘッドショットされた者は蘇生できません。
蘇生された場合でも体調は万全とは言えず(ライフは13%ほど)、治療を受けなければすぐに死んでしまいます。
この分野はそのほとんどが変更されています。これらがその重要な変更点です:
プレイヤーが正規軍で利用できる基本的な(リミテッドではない)キットと無印BF2からの変更点は以下の通りです
ミリティア(民兵)で利用できる基本的な(リミテッドではない)キットは以下の通りです。
ミリティア(民兵)は武装勢力よりは多少マシですが、正規軍と同等の装備はありません。
武装勢力で利用できる基本的な(リミテッドではない)キットは以下の通りです。
彼らの装備はゲームに登場する勢力の中でもっとも古く、もっとも基礎的です。
リスポン画面では選択できないキットがまだ沢山あります。
それらはリスポン後に要請するか、特定の場所で拾うことが出来ます。
これらのキットは有効性と数で制限されています。このページの第5章で詳しく扱います。
もし弾薬が心許無くなったらこれらの場所で補充できます:
補給は即時というわけにはいかず、数秒かかります。その間は補給地点のすぐそばに居なければなりません。
出来れば半永久的に補給を受けられる車両やラリーポイント、建築物から補充するようにしましょう。
サプライ箱は弾薬バッグの4倍程度の量を補給できます。
Insurgencyモードでは暴徒の弾薬庫のおおよその所在を掴むためには情報を集めなければなりません。
行動別に情報ポイントの増減をまとめたのが以下のリストです:。
弾薬庫の最初のひとつのおおよその位置はラウンド開始時に表示されます。
さらなる場所はチームが 30 IP 集めた60秒後に表示されます。
次の弾薬庫の場所をはっきりさせるのに必要なIPは3ずつ増えていきます。
10箇所すべてを知るには合計で 378 IP 必要です(30 + 33 + 36 + 39 + 42 + 45 + 48 + 51 + 54)。
明かされる前に見つかり破壊される物があるかもしれないため、
すべての弾薬庫の場所を知るために情報ポイントを378まで集める必要はまずないでしょう。
武装勢力側のプレイヤーは一切の武器を持たない(石を除く)
市民キットを選ぶことが出来ます。
市民は落ちているキットを拾ったり、
固定銃座あるいは車両の武装のある座席に着くと死にます。
市民は分隊長になることも許されませんし、
拠点を制圧する支援も出来ません。
もし市民を撃つと、いくつかの処罰に直面するでしょう。:
あなたは彼らをナイフで刺すという条件を満たせは市民を逮捕することが出来ます。
あなたが市民を逮捕する時:
市民はいかなるペナルティもボーナスもなしに、
車両に乗っているかはしごまたはロープを使っている間に撃たれたり、
車両に轢かれたりするかもしれません(*2)。
あなたはより多くの戦闘経験を積むと、より高度なキットを使いたくなるかもしれません。
リミテッドキットはあなたがリスポンした後に適切な場所で要請しなければなりません。
その名の通りリミテッドキットには数量制限があり、入手には特定の条件を満たす必要があります。
制限されたキットは以下の通りです。
キット(種別) | 武器(弾薬) | 専用装備 | 寸評 |
Anti-Air (重装) |
地対空ミサイルランチャー(2発) アサルトライフル |
発煙手榴弾 | 小型ヘリはロック出来ない |
Sniper |
拳銃と高倍率スコープつきの ボルトアクションライフル |
発煙と破片手榴弾 |
単独ないし観測手と 共に行動する |
Marksman |
光学サイト付き セミオートライフル |
発煙と破片手榴弾 | 歩兵隊の一員 |
Support | ライトマシンガン |
発煙と破片手榴弾に 弾薬バッグ |
投げられる弾薬バッグは ひとつだけ |
Grenadier |
グレネードランチャー付き アサルトライフル |
フラッシュバン |
GLは爆発性のと 発煙弾を撃てる |
Heavy AT (重装) |
重ATランチャー(2発)と ハンドガン |
発煙手榴弾 | 対装甲車用 |
Light AT |
軽ATランチャー(1発)と アサルトライフル |
発煙手榴弾 | 対軽車両用 |
Crewman (車両) |
ライフルかサブマシンガン | 発煙手榴弾 |
唯一装甲車を 運用できる |
Pilot (車両) |
ハンドガン |
パラシュート 信号手榴弾 |
唯一ヘリ/航空機を 飛ばせる兵科 |
Officer |
正規軍:アサルトライフル ミリティア:狙撃銃とマシンピストル 武装勢力:グレネードランチャー付き アサルトライフル |
正規軍:発煙/破片/信号手榴弾と フラッシュバン ミリティア:発煙/破片手榴弾とフック 武装勢力:発煙筒 |
分隊長とコマンダーのみ 要請でき、ラリーポイントを 置ける(武装勢力は除く) |
リミテッドキットを要請し受け取るためには以下の要件を満たす必要があります:
条件をひとつでも満たしていないと、QMメッセージで間違いであると通知されます。
場所条件:キット種別に従い、下記の場所のどこかにいる必要があります。
ノーマルキット:
重装キット(重ATとAA):
上記ラリーポイント以外の全て
車両キット:
これらの場所でキットを要請するには副通信キー(デフォルトでT)を使い、
「REQUEST KIT」からキットリストのサブメニューを開きます。
承認されれば要請したキットはすぐに足元で見つかります。
拾うキー(デフォルトでG)で取って下さい。
要請が拒否された場合はその理由がQMメッセージで表示されます。
分隊条件:リミテッドキットを要請するためには
一定数の隊員がいる分隊でなければなりません。
有効性条件:リミテッドキットはプールから得られます。
利用できるキットの数は所属チームのプレイヤー数に依存します。
チームが9/17/25人以上になるとより多くのキットが使えるようになります。
Sniperキットはチームに17人以上いれば利用できるようになります。
それ以外のキットはチームサイズに関わらず一度は利用できます。
分隊長キットと車両キットは総数での制限はありません。
リミテッドキットが(敵を含めた)誰の使用中でもなくなり世界から消滅した後、
少なからぬプールに戻るまでの時間があります。
認可条件:市民はいかなるキットも要請できません。
コマンダーはofficerキットだけ要請できます。
以下に挙げる特定のイベントの後はしばらくの間どんなキットの要請もブロックされます。:
ピックアップキットは多くのマップのいくつかの場所に製作者によって置かれています。
それらは地面に横たえられた銃器のような外見をしています。
ピックアップキットは大概ミリティアと武装勢力によって使われます。
ピックアップキスとの種類別リストは下記の通り:
新たにラリーポイントを設置すると自動的に古いラリーポイントは削除します。
ラリーポイントは常に一分隊につきひとつです。
5分以上分隊員が4人未満だった場合ラリーポイントは消滅します。
軽車両とボートはどの歩兵でも運転できます。
補給車両、装甲車、ヘリと航空機は操縦に特別なキットが必要です。
正しいキットを使用していないプレイヤーは車両を操縦することも武器を使うことも出来ません。
敵の車両には乗ることも使うことも出来ません。
これらはドライバーがサブ攻撃キーを押すと起爆します
コマンダーは施設の設置が可能ですが、その組み立て、修理の為に一人以上の助けを必要とします
施設の設置にはオフィサーキットが必要です
施設の殆どはダメージを受けると無力化・破壊されてしまいます
コマンドポスト:他の施設を設置するにはこの施設が必要です
サポートトラック:幾つかの施設は設置する為にサポートトラックが必要です
自チームのリスポンポイントとしても機能します
バンカー:バンカーは防衛の要です。リスポンポイント、キット要請、
兵士や車両への補給能力があります 又、5分毎に輸送車両が湧きます
ファイヤーベース:ファイヤーベースはバンカーとは対照的に攻撃拠点として使用します
バンカーと能力は同じですが前線の近くに設置します
Anti Air(対空砲):対空砲を設置します
Sand Bags(土嚢):1m弱の土嚢を設置します
Razorwire(有刺鉄線):長さ10mの有刺鉄線を設置します
レンチでの組み立ては必要なく、車両は通行可能です
コマンダーが施設を作るにはまずオフィサーキットが必要です
0.609からの重要な変更点です