フェイスの使用方法
uLilithのフェイス(スキン)の使用方法についての説明です。
フェイスファイルについて
uLilithでは、他のサウンドプレイヤーソフトと違い、
「フェイスの表示内容や、使用する画像などを全て1つにまとめたスキンファイル」はありません。
『フェイスの内容が書かれたiniファイル』と、
『フェイスに使用する複数の画像ファイル』を全てまとめてフォルダ単位で使用します。
このため、スキン配布サイトなどで入手したフェイスファイルは、
必ず圧縮ファイルを解凍(展開)してから使用してください。
zipファイルなどの圧縮ファイルのままではフェイスとして認識されません。
圧縮ファイルを解凍して出てきたフェイスフォルダを「フォルダごと」移動することで導入できます。
フェイスファイルの追加
- 1.フォルダの移動
- まず、zipファイルなど圧縮されているファイルの場合はファイルを解凍してください。
- ファイルが解凍できたら、『フェイスの内容が書かれたiniファイル』が入っているフォルダを
- フォルダごと適当な場所に移動してください。
face01(フォルダ)
├face.ini
├image(フォルダ)
└thumbnail(フォルダ)
- 例えば、上のようなフォルダ構成の場合、「face01」フォルダをフォルダごと移動してください。
- 「face.ini」のみを移動した場合は、uLilithで読み込んだときにエラーになります。
- (「image」フォルダなどにフェイスで使用する画像が入っていて、画像が読み込めなくなるのでエラーになる)
- フォルダの中身はフェイスごとに異なりますが、
- uLilithの場合、iniファイルと(複数の画像が入った)サブフォルダで構成されていることが多いようです。
- 旧Lilithと同じように、iniファイルと複数の画像が同じフォルダに全部入っていることもあります。
- なお、フォルダを移動する位置はどこでもかまいません。
- 基本的には、uLilithのインストールフォルダの「Face」フォルダに移動することになりますが
- 他のフォルダに置いても使用は可能です。
- Vista以降ではユーザーアカウント制御(UAC)機能があるため、
- 「Program Files」フォルダにuLilithがインストールされている場合、
- フェイスのフォルダは「Program Files\uLilith\Face」には入れずに
- 「Program Files」とは関係のない別のフォルダ内に配置しておくことをおすすめします。
- (フェイス自体のバージョンアップや、ファイルの内容を修正するときなど
- フェイスファイルの更新・上書きを行うときにUACで上書きを制限されないようにするため)
- 2.フェイスセレクタで選択
- フェイスのフォルダを移動できたら、uLilithを起動して
- 本体を右クリックしてコンテキストメニューの「フェイスの変更」を選択して、
- フェイスセレクタ(フェイスの変更)ウィンドウを開いてください。
- 使用したいフェイスがあるフォルダをウィンドウ左のフォルダツリーで選ぶと
- ウィンドウ右側にサムネイル画像が一覧表示されるので、それをダブルクリックするか
- 左クリックで選択してから「OK」でウィンドウを閉じてください。選択したフェイスに切り替わります。
- これでフェイスの追加は完了です。
フェイスの使用中は、そのフェイスのフォルダを削除しないようにしてください。
もしフォルダを削除した場合、uLilith起動時にエラーとなりデフォルトフェイスが表示されます。
フェイスファイルの削除
- 1.フェイスの状態保存の削除
- (状態保存を設定していない場合はこの手順を行う必要はありません)
- 本体設定の「表示→フェイス」の『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを入れていて
- フェイスの状態(時間表示やサブウィンドウ表示位置など)を保存している場合は、
- 削除したいフェイスに切り替える
(フェイスと同じデザインのプレイリストやイコライザ等、サブウィンドウがあるものはそれも全て開く)
- いったん『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを外す
- 別のフェイス(デフォルトフェイスなど)に切り替える
- 上の手順を行っておいてください。状態保存が削除されます。
- (『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを外したままだと
- 他のフェイスの状態保存も、そのフェイスに切り替えた時点で消えてしまうので
- 状態保存を有効にしたい場合はチェックを入れなおしておいてください。)
- 設定フォルダの中の「FaceState」フォルダの中の、
- フェイスのiniと同じ名前のFaceStateファイルを直接削除してもかまいませんが
- FaceStateファイルが大量にある場合は上の手順で状態保存を削除する方が楽です。
- 2.フェイスフォルダの削除
- 削除したいフェイス以外のフェイスに切り替えてから、フェイスのフォルダを削除してください。
- (uLilith起動中で、削除したいフェイスの使用中はフォルダは削除できません。
- 削除したいフェイスにしたままuLilithを終了し、その後フォルダを削除した場合は
- 次にuLilithを起動したときに「フェイスファイルが見つからない」というエラーが発生し、
- 自動的にデフォルトフェイスの「Obsidian」が表示されます。)
デフォルトフェイスについて
uLilithは、使用しようとしているフェイスが何らかの原因で読み込めない、
またはエラーが起きた場合、フェイスの読み込みをキャンセルして
自動的にデフォルトフェイスの「Obsidian」を読み込んで表示するようになっています。
インストール直後の初回起動時もこの「Obsidian」が表示されます。
このため、「Obsidian」フェイスが読み込めないと
uLilithのウィンドウが表示できずにエラーが発生してしまいます。
uLilithのインストールフォルダの「Face」フォルダに入っている「Obsidian」フォルダは、
『「Obsidian」フェイスは普段は使用しない』という場合でも
「Obsidian」フォルダは削除せずに残しておくようにしてください。
(もしも「Obsidian」フォルダを削除してしまった場合は、
uLilithの最新版の7zファイルを解凍し、「Face」フォルダに入っている「Obsidian」フォルダを
uLilithのインストールフォルダの「Face」フォルダ内にコピーしてください。)
最終更新:2013年02月28日 11:15