ファイルの関連付け

ファイルの関連付けについて

音楽ファイルの拡張子のuLilithへの関連付けを設定する場合、
Windowsのコントロールパネルや設定画面ではなく、uLilith本体設定の「読み書き→関連付け」から呼び出せる
uLilith本体の「関連付けツール」(Associater.exe)を使用してください。

Windows 2000 / XP ではコントロールパネルの「フォルダオプション」で uLilith.exe に関連付けを行っても
正常に関連付けされません。(uLilith.exe と同じ位置にあるDDEClient.exeに関連付ける必要があります)
uLilithの関連付けツールを使用するとDDEClient.exeへの関連付け・アイコンの登録の設定/解除が行えます。

Windows Vista / 7 / 8 / 10 ではuLilithの関連付けツールでの設定を行うことにより
「既定のプログラムの設定」のプログラム一覧にuLilithが登録され関連付けが可能になります。

基本的にはこの関連付けツールで関連付け設定を行ってください。
設定画面の項目については、関連付けツールのページを参照してください。





Windows Vista / 7 / 8 / 10 の場合

uLilith本体設定の「読み書き」→「関連付け」の画面から呼び出す
関連付けツールを使用して関連付けを行います。

※ 関連付けを設定する前に、必ずuLilith本体を公式twitterで配布されている最新版に更新してください。
  uLilith本体のバージョンが古い場合、関連付けが上手くいかないことがあります。

Windows Vista以降で関連付けツールを起動すると、「関連付けウィザード」ウィンドウが表示されます。
関連付けを行う場合は『関連付けの登録/編集』を選択してください。

Windows Vista / 7 / 8 は関連付けウィザードを最後まで設定し終わったら、
Windows の既定のアプリケーションの選択画面が表示されるので
その画面でuLilithで開きたい拡張子のチェックボックスをONにして保存してください。

Windows 10 の場合は関連付けウィザードの設定を完了してから、
スタートメニューの「設定」か Windows キー + Iキーで Windows の設定画面を表示し、
Windows の設定の「アプリ」の「既定のアプリ」→「既定のアプリの選択」を開き、
「音楽プレーヤー」の項目で、『DDEClient for Sound Player Lilith』を選ぶことで関連付けが設定されます。

『DDEClient for Sound Player Lilith』が選択肢に表示されない場合は
uLilithの関連付けウィザードの設定が正しく完了していないおそれがあります。
その場合は改めて関連付けウィザードを設定してから、Windows の設定で既定のアプリを設定し直してください。

フォルダ・CDへの関連付け

フォルダやCDドライブのコンテキストメニュー(右クリックメニュー)に登録する場合は、
『関連付けの登録/編集』を選択した次の画面の
『関連付けのオプションを選択してください。』の画面で設定します。
ウィンドウ下部に「フォルダに関連付ける」「オーディオ CD に関連付ける」の項目があるので
関連付けしたいものにチェックを入れてウィザードを次に進めてください。
なお、CDトラック(CDA ファイル)に関連付けしたい場合は、
この次の『登録する拡張子を追加してください。』の画面で設定してください。

標準プラグインで再生可能なフォーマット

『関連付けの登録/編集』の2画面目、『登録する拡張子を追加してください。』の画面で設定します。
初期状態では以下の「標準プラグインで再生可能なフォーマット」が関連付け可能な拡張子として登録されています。
関連付けしたい拡張子のチェックを入れて関連付けウィザードを終えると関連付けが設定されます。

拡張子 フォーマット名   拡張子 フォーマット名
*.m3u8 UTF-8 プレイリスト *.ape Monkey's Audio サウンド
*.m3u16 Unicode プレイリスト *.wma Windows Media Audio サウンド
*.m3u プレイリスト *.ogg Ogg Vorbis サウンド
*.cda CD Digital Audio *.mp3 MPEG Layer-3 サウンド
*.flac FLAC サウンド *.wav WAVE サウンド

※標準プラグインで再生可能なフォーマットのうち
 Windows Media Audio ファイルの*.asfと、CUEシートの*.cueのみ
 初期状態では拡張子一覧に登録されていないので、
 下の「DirectShowフィルタの利用により対応が可能なフォーマット」と同じく
 拡張子の追加登録が必要になります。

DirectShowフィルタの利用により対応が可能なフォーマット

*.tta*.m4aなど、DirectShowフィルタの導入で再生可能になるフォーマットは
初期状態では拡張子一覧に登録されていないので、拡張子の追加登録をする必要があります。

『登録する拡張子を追加してください。』の画面の下部にある
「追加」ボタンをクリックすると、『拡張子の登録』ウィンドウが表示されます。
追加したい拡張子・ファイルの説明・アイコンを入力・選択してから「OK」で閉じると、
登録画面で記入した拡張子が拡張子一覧に追加登録されるので、
その拡張子にチェックが入っていることを確認してから関連付けウィザードを次へ進めてください。
拡張子の登録内容を修正・削除したい場合は「追加」ボタンの隣にある「編集」「削除」のボタンを押してください。

Windows 10 での関連付けについての補足

Windows 10 で関連付けが正しく設定されているかどうかは Windows の設定画面で確認してください。
Windows 10 バージョン 1803 (April 2018 Update)以降の環境の場合、
スタートメニューの「設定」か Windows キー + Iキーで Windows の設定画面を表示し、
「アプリ」→「既定のアプリ」を開き、画面右側の下の方にある
「アプリごとに既定値を設定する」をクリックして移動した画面内に
「Sound Player Lilith for Unicode OSs」が表示されていれば登録は成功しています。
(「Sound Player Lilith for Unicode OSs」の項目をクリックし「管理」をクリックすると
 関連付けツールで設定した拡張子が全て「DDEClient for Sound Player Lilith」に指定されています)

古いバージョンの関連付けツールでの不具合について

☆Windows 7 以降、uLilith本体 Ver.1.0 Beta.3(Vectorで配布されているもの)の場合
Windows 7以降では、従来の関連付けよりも「既定のプログラム」による関連付けの方が優先されるようなので
Ver.1.0 Beta.3の関連付けツールだと関連付けが上手くいかないことがあります。
現在のuLilith(Ver.1.0.0)の関連付けツールではこの「既定のプログラム」への対応を行っているので、
関連付けが上手くいかない場合はuLilithを最新バージョンに更新してから関連付け作業をやり直してみてください。

☆Windows 8 、uLilith本体 2012/12/14 版以前の場合
Windows 8 環境で2012/12/14版以前の古い関連付けツールで関連付け設定を行った場合
Windows 8の「既定のプログラム」の仕様の関係で関連付けツールの動作がおかしくなり
以下のような症状が発生していたようです。
  • uLilith が選択されていても、各拡張子のチェックが On にならない
  • 既定のプログラムへの登録は行われるが、選択はされない

uLilithの関連付けツール上でチェックして適用した上で、
コントロールパネルから「既定のプログラム」を開き、
uLilithの各項目を選択することで関連付けが可能になるようです。

現在のバージョンでは関連付けツールが更新されているので、2012/12/14版以前のuLilithを使用している場合は
最新バージョンのuLilithに更新してから関連付けを設定し直してください。


Windows 2000 / XP の場合

Windows 2000 / XP の関連付けツールでは標準プラグインで再生可能なフォーマットのみ対応しています。
DirectShowフィルタの利用により対応が可能なフォーマットは、Windowsのフォルダオプションで
手動でDDEClient.exeへの関連付けが必要になります。

標準プラグインで再生可能なフォーマット

Windows 2000 / XP では以下のフォーマット・拡張子のみ、関連付けツールで設定が可能です。
フォーマット名 拡張子   フォーマット名 拡張子
WAVE ファイル *.wav CD-DA ファイル *.cda
MP3 ファイル *.mp3 リスト ファイル *.m3u
Ogg Vorbis ファイル *.ogg UTF-8 リスト ファイル *.m3u8
Windows Media Audio ファイル *.wma Unicode リスト ファイル *.m3u16
Monkey's Audio ファイル *.ape Audio CD
FLAC ファイル *.flac フォルダ

※ただし、初期状態で再生可能なフォーマットのうち
 Windows Media Audio ファイルの*.asfと、CUEシートの*.cueのみ
 Windows 2000 / XP 用の関連付けツールには対応していません。
 Windows 2000 / XP でこれらのフォーマットに関連付けを設定する場合は
 下の「DirectShowフィルタの利用により対応が可能なフォーマット」と同じく手動の関連付けが必要になります。

DirectShowフィルタの利用により対応が可能なフォーマット

*.tta*.m4aなど、DirectShowフィルタの導入で再生可能になるフォーマットを関連付けしたい場合は
Windowsのフォルダオプションから手動での関連付けをすることになります。

手動での関連付けをする場合は
uLilith.exeではなく、uLilith.exeと同じフォルダにある「DDEClient.exe」に関連付けを設定してください。
(DDEClient.exeでuLilithの動作を制御できるので、その仕組みを関連付けに利用しています)

手動での関連付けの設定方法

*.tta*.m4aなど、DirectShowフィルタの導入で再生可能になるフォーマットは
関連付けツールでは設定できないので、ファイルの関連付けが必要な場合
Windowsのフォルダオプションから手動で設定する必要があります。

例えば、フォルダオプションのファイルの種類の設定の『詳細設定』では
ファイルを「新規に再生」する動作の場合
「アクションを実行するアプリケーション」は以下のように設定されています。
※uLilithが「C:\project9k\uLilith」にインストールされている場合の例です。
 他フォルダにインストールしている場合はそのフォルダに読み替えてください。
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/open" "%1" "/play"
この設定を*.m4aなどでも設定すると、ダブルクリックでuLilithの起動・ファイル再生が可能になると思われます。

また、設定するDDEコマンド("/open"や"/play"の部分)を差し替えることにより、
ファイルを開いたときの動作を変更することも可能のようです。
(上の例の "/open" を "/addopen" にすると、「追加して再生」の動作になる)
差し替えるコマンドに関してはDDE コマンドのページのコマンドリストを参考にしてください。

関連付けツールで自動設定される、フォルダオプションの関連付け動作の詳細設定は以下のとおりです。
*.tta*.m4aなどの拡張子に手動で関連付けする場合は
フォルダオプションの『ファイルの種類』タブで設定したい拡張子を選んで、
『詳細設定』ボタンをクリックして開いた画面でアクションの「追加」か「編集」を選び、以下の設定を追加してください。
『開く』の動作
「アクション」はOpen
「アクションを実行するアプリケーション」はそれぞれ
  • 新規に再生
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/open" "%1" "/play"
  • 再生のみ
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/dopen" "%1" "/play"
  • 追加して再生
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/addopen" "%1" "/play"
  • 追加のみ
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/add" "%1"
  • ファイルのあるフォルダを開く
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/addopenparent" "%1" "/play"
『プレイリストに追加』
「アクション」はAdd
「アクションを実行するアプリケーション」は
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/add" "%1"
『ファイルのあるフォルダを開く』
「アクション」はOpenCurrentFolder
「アクションを実行するアプリケーション」は
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/addopenparent" "%1" "/play"
『プレイリストの新規作成』
「アクション」はOpenNew
「アクションを実行するアプリケーション」は
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/open" "%1" "/play"
『プレイリストに追加して再生』
「アクション」はPlay
「アクションを実行するアプリケーション」は
"C:\project9k\uLilith\DDEClient.exe" "/addopen" "%1" "/play"

ただし、手動での関連付け設定は、
設定を間違えるとダブルクリックでファイルが正しく起動できなくなるおそれもあるので、
設定は十分に注意し自己責任で行ってください。


「ファイルを開く」ダイアログのファイルの種類の追加

コンテキストメニューで「ファイルを開く」ダイアログを表示させたとき、
ダイアログ下部の『ファイルの種類』のリストに表示されるフォーマット(『Wave ファイル(*.wav)』などの表示部分)を
設定画面の「サウンド関連→サウンドファイル」の設定で、新規に追加することができます。
DirectShowフィルタの導入で再生可能なフォーマットを追加した場合などに設定します。
設定手順
1:設定画面の「サウンド関連→サウンドファイル」を開き、
  「ファイルを開くで表示する拡張子」の項目にある、
  「表示する名称」のコンボボックスに『表示したいファイルの名称』をそのまま記入します。
  例: The True Audio ファイル (*.tta)
  ※"Wave ファイル(*.wav)"などが記入されているところを消して上書き記入します。
   下の「表示している設定を削除」ボタンを押さない限りは設定自体は消えないので上書きしても問題ありません。
2:「対応する拡張子」の記入欄に『対応させたい拡張子』を記入します。
  例:*.tta
  ※1つのファイルタイプに複数の拡張子が存在するときなど、
   複数の拡張子を1つの設定にまとめて指定する場合は、拡張子をセミコロン;で区切ってください。
  (例 *.mp4; *.m4a; *.3gp)
3:「表示している設定を追加」ボタンを押すと設定が追加されます。
修正・削除する場合
「表示する名称」のコンボボックスの▼ボタンで設定を選んでから、
編集する場合は、そのまま変更内容を記入して「表示している設定を追加」をクリック、
削除する場合は「表示している設定を削除」をクリックしてください。

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最終更新:2021年09月06日 20:45