uLilithのインストール手順
●インストール前の準備
- 「Visual C++ ランタイム」のインストール
- uLilith.exeを実行するには「Visual C++ 2008 SP1 ランタイム (再頒布可能パッケージ)」が必要なので、
- uLilithをインストールする前にダウンロード・インストールしておきましょう。
- ※コントロールパネルの『プログラムの追加と削除』で
- 「Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable - x86 9.0.30729.~~」(x64版は x64 9.0.30729~~)
- が一覧に入っていれば動作すると思われます。
- 無い場合は下記のページからダウンロード・インストールしてください。
- ※Windows 10環境で、他のソフトのインストール状況によっては
- ランタイムのインストール前でも動作することがあるようです。
- まずuLilithをインストールし、uLilith.exeを起動しても動作しない場合は、ランタイムをインストールしてください。
project9kのGoogleDriveの「uLilith-VS2019」フォルダで配布されている「VS2019版」のVer.1.0.0(2019-12-07)の場合は、
Microsoft Visual C++ 2019用のランタイムが必要になります。
※現在は2015/2017/2019/2022用のランタイムは共通のパッケージになっているようです
- 「Gdiplus.dll」の準備(Windows 2000のみ)
- Windows 2000で、Gdiplus.dllがインストールされていない環境(※)の場合は、
- あらかじめ『gdiplus.dll』を準備しておいてください。
- uLilithインストール後にこの『gdiplus.dll』をインストールフォルダに置くことでuLilithが実行可能になります。
- インストール方法は動作環境とインストーラの種類を参照してください。
- (uLilithのインストール直後にファイルを移動します)
- ※ Gdiplus.dllが無い場合、uLilith.exeを実行したときに
- uLilithが起動せずに『uLilith.exe - DLL が見つかりません』のエラーが出ます。
●手動でインストールする場合(通常の場合こちらを推奨)
- 1.フォルダの作成
- まず、あらかじめ適当な場所に「uLilith」フォルダを作成しておきます。
- Windows 2000 / XPの場合
- 「C:\WINNTやC:\WINDOWSなど、システムファイルが入っているフォルダ」以外の場所であれば、どこに作成しても構いません。
- (「Program Files」内に作成することもできますが、
- 他のソフトのフォルダ内にはインストールしないようにしてください。)
- Windows Vista / 7 / 8 / 10の場合
- 2000 / XPと同じく、C:\WINDOWSなどのフォルダ内は避けてください。
- また、ユーザーアカウント制御(UAC)機能が有効になっている場合は、
- 「Program Files」内のファイル上書きが制限されるので、「Program Files」内も避けてください。
- 例えば、
C:\uLilith
C:\tools\uLilith
C:\Project9k\uLilith
- などの名前でフォルダを新規作成するといいでしょう。
- (uLilithは本体の更新をするときに、ファイルを手動で全て上書きする必要があるので
- Vista / 7 / 8 / 10の場合、「Program Files」の下にuLilithフォルダを作ってしまうと
- UACで上書きを制限されてuLilith本体の更新ができなくなってしまうおそれがあります。)
- 2.7zファイルから最新のuLilithをインストール
- project9kのGoogleDriveの「uLilith-Latest」フォルダから使用中のパソコンに合う7zファイルをダウンロードして、7zファイルを解凍してください。
- (どのバージョンを使用するかは動作環境とインストーラの種類を参照してください。
- 7zファイルは「Archive Decoder」というソフトを使用すると簡単に解凍できます。)
- 7zファイルを解凍して出てきたフォルダの中身(Commonフォルダ・Docフォルダなどの複数のフォルダ、uLilith.exeなど)を全て、
- 最初に作成した「uLilith」フォルダの中に移動してください。
- 以上でインストールは完了です。
●インストーラーを使用してインストールする場合
- 1.インストーラから古いuLilithをインストール
- Vectorで配布されているインストーラーを使用する場合は、
- 動作環境とインストーラの種類を参照して使用中のパソコンに合うインストーラーをダウンロードして、
- インストーラーのexeファイルを実行してインストールしてください。
- Windows Vista / 7 / 8 / 10にインストールする場合は、インストールフォルダを必ず変更してください。
C:\uLilith
C:\tools\uLilith
C:\Project9k\uLilith
- などの場所を指定してください。
- (uLilithは本体の更新をするときに、ファイルを手動で全て上書きする必要があるので
- Vista / 7 / 8 / 10の場合、「Program Files」内にインストールしてしまうと
- ユーザーアカウント制御(UAC)機能で上書きを制限されて
- uLilith本体の更新ができなくなってしまうおそれがあります。)
- なお、現在のインストーラーでインストールできるuLilithは古いバージョンなので、
- 次の手順で最新のuLilithの上書きをおすすめします。
- ファイルの関連付けは最新のuLilithを上書きインストールしてから行ってください。
- 古いバージョンのuLilithのままで関連付けを行おうとすると、関連付けに失敗することがあります。
- 2.7zファイルから最新のuLilithをインストール
- project9kのGoogleDriveの「uLilith-Latest」フォルダで、
- 上の「1.」で使用したインストーラーのバージョン(x86・Core2・x64・x64Core2)と同じ7zファイルをダウンロードして、
- 7zファイルを解凍してください。
- (7zファイルは「Archive Decoder」というソフトを使用すると簡単に解凍できます。)
- 7zファイルを解凍して出てきたフォルダの中身(Commonフォルダ・Docフォルダなどの複数のフォルダ、uLilith.exeなど)を全て
- インストールした「uLilith」フォルダの中に上書きしてください。
- (上書きについてよく分からない場合は、
- よくある質問の「Q.uLilithを更新するときの「上書き」が具体的にどうすればいいかよく分からない」の手順を参照)
- 以上でインストールは完了です。
●設定フォルダの作成(USBメモリ等にインストールする場合のみ。通常は省略可能)
uLilith.exeを起動する前に、uLilith.exeと同じ場所に「Config」フォルダを作っておくと
この「Config」フォルダの中にuLilithの設定ファイルが保存されるようになります。
USBメモリにインストールする場合や、複数の場所にuLilithをインストールしていて
個別で設定を分けたい場合は「Config」フォルダを作成しておくといいでしょう。
「Config」フォルダを作成する必要がない場合はそのままでかまいません。
「Config」フォルダを作成しない場合は、設定は
Windows 2000 / XPの場合は
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Project9k\ulilith
Windows Vista以降の場合は
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Project9k\ulilith
(エクスプローラ上では「Users」の部分は『ユーザー』と表示されます)
に保存されます。
なお、上記の設定フォルダとuLilithインストールフォルダの「Config」フォルダの両方に設定ファイルがある場合は
「Config」フォルダの設定が優先されます。
●設定フォルダの開き方について
設定フォルダを表示するときは、
設定画面を開くと最初の画面の下部に出てくる「設定ファイルのフォルダを開く」(※)で開くか、
エクスプローラから直接設定フォルダに移動してください。
「Config」フォルダを作成していない場合、
エクスプローラのアドレスバーに(アドレスバーの空白部分をクリックしてから)
%AppData%\Project9k\ulilith
と入力してEnterキーを押すと、設定フォルダへ直接移動できます。
(設定フォルダをエクスプローラで上の階層のフォルダから順に開いていく場合は
「Application Data」・「Roming」フォルダは隠しフォルダになっているので、
コントロール パネル→(「デスクトップのカスタマイズ」の)「フォルダ オプション」を開き、
「表示」タブの詳細設定にある「ファイルとフォルダの表示」で、
「すべてのファイルとフォルダを表示する」の設定に変更してください。)
※インストーラーの(古いバージョンの)Ver.1.0 Beta.3には表示ボタンはありません。
最新バージョンVer.1.0.0なら開けます。
uLilithの更新手順
project9kの
GoogleDriveの「uLilith-Latest」フォルダから
使用中のuLilithと同じバージョン(x86・Core2・x64・x64Core2)のものをダウンロードして、7zファイルを解凍してください。
7zファイルを解凍して出てきたフォルダの中身(Commonフォルダ・Docフォルダなどの複数のフォルダ、uLilith.exeなど)を全て
「uLilith」フォルダの中に上書きしてください。
(上書きについてよく分からない場合は、
よくある質問の「Q.uLilithを更新するときの「上書き」が具体的にどうすればいいかよく分からない」の手順を参照)
以上でuLilithの更新は完了です。
※2017/02/10版までのバージョンでx86用SSE2差分を使用していた場合は、
新しいx86版のファイルを上書きして更新してください。
(2017/03/13版以降のバージョンではx86版の動作にSSE2が必須となっていて、SSE2差分ファイルは廃止されています。)
「VS2019版」のVer.1.0.0(2019-12-07)へ更新する場合は、動作に必要なランタイムが変更されているため、
古いバージョンには上書きせずに、まず古いバージョンをアンインストールしてから
改めて新しい「VS2019版」のVer.1.0.0(2019-12-07)をインストールしてください。
●Windows Vista / 7 / 8 / 10でVer.1.0 Beta.3から最新版に更新する場合の注意
Windows Vista / 7 / 8 / 10の場合、ユーザーアカウント制御(UAC)機能の関係で
uLilithをインストールしたフォルダの位置によっては上書きが上手くいかないときがあります。
以下の項目の両方に当てはまる場合、uLilithを最新版に更新するときには
いったんuLilithをアンインストールしてから、
改めて「Program Files」とは関係のない別のフォルダにインストールしなおしてください。
- ユーザーアカウント制御(UAC)機能が有効な状態になっている
- uLilithのインストールフォルダを特に変更していない
通常の場合、「C:\Program Files\Project9k\uLilith」になっていると思います。
※64bitOSでx86版・Core2版をインストールした場合は『C:\Program Files(x86)\~~』
次の手順でインストールしなおしてください。
- 1:古いuLilithへの音楽ファイルの関連付けを全て解除する
- 本体設定の「読み書き→関連付け」の関連付けツールで、
- 全ての拡張子のチェックを外して、関連付けを解除してください。
- 2:古いuLilithをアンインストールする
- ※uLilithの「Face」フォルダ内にデフォルトフェイス以外のフェイスを入れている場合は、
- アンインストール前にそのフォルダをバックアップ(フォルダごと別の場所にコピー)しておいてください。
- コントロールパネルからアンインストーラを起動して、uLilithをアンインストールしてください。
- (コントロールパネルの「プログラム」→「プログラムと機能」の項目で探して[削除]でアンインストール)
- Windows 10の場合は「Windows の設定」の画面を開き「アプリ」→「アプリと機能」でuLilithを選択してアンインストールしてください。
- 3:新しいuLilith用のフォルダを作成して、新規でインストールする
- このページの「●手動でインストールする場合」の手順でインストールします。
- 「Program Files」を含まない場所にフォルダを新規作成してください。
- 例えば
C:\uLilith
C:\tools\uLilith
C:\Project9k\uLilith
- など、「Program Files」や「Windows」など特殊なフォルダを含む場所以外であれば
- どこでも構わないので、uLilith用のフォルダを新規に作成してください。
- フォルダを作成したら、project9kのGoogleDriveの「uLilith-Latest」フォルダで7zファイルをダウンロードして
- その7zファイルを解凍してできたフォルダ・ファイルを
- 作成したuLilithフォルダ内へ移動すればインストール完了です。
なお、古いuLilithでデフォルトフェイスや「Face」フォルダ内に入れていたフェイスを使用していた場合
uLilithを起動したときにフェイスフォルダが見つからずにエラーが発生しますが、
その後自動的に新しいuLilithのほうのフォルダにあるデフォルトフェイスが表示されます。
古いuLilithの設定が残っていて不具合が起きるようであれば、設定ファイルを一旦削除してみてください。
エクスプローラのアドレスバーに(アドレスバーの空白部分をクリックしてから)
%AppData%\Project9k\ulilith
と入力してEnterキーを押して設定フォルダへ移動し、
(uLilith.cfgやFaceStateフォルダなどが入っていると思います)
このフォルダ内のファイル(*.cfg・txt・m3uなど)・フォルダを全て削除すると
uLilithの設定が削除できます。
または、uLilithを終了してからuLilith.exeと同じ場所に「Config」フォルダを作成してください。
このページの「●設定フォルダの作成」の説明の通り、「Config」フォルダが作成してある場合は
次回のuLilith起動時からこの「Config」フォルダの中に設定が保存され、
%AppData%\Project9k\ulilith のほうの設定フォルダに設定ファイルがあっても
「Config」フォルダのほうから設定内容が読み込まれるようになるので
古いuLilithの設定ファイルが残っていても
古い設定を消したのと同じ状態で起動することができます。
uLilithのアンインストール手順
- 1.関連付けの設定解除
- 特定の音楽ファイルをuLilithに関連付けしている場合は、
- 本体設定の「読み書き→関連付け」の「関連付けツールを呼び出す」ボタンをクリックして
- 関連付けツールを起動し、関連付けの解除をしてください。
- Windows Vista / 7 / 8 / 10の場合は、関連付けウィザードの
- 『関連付けの全解除(アンインストール)』を選んでウィザードを進めて、関連付けを解除してください。
- Windows 2000 / XPの場合は、関連付けウィンドウの全てのチェックを外して関連付けを解除してください。
- Windows 2000 / XPで手動で関連付けを設定していた場合は、その設定も手動で削除しておいてください。
- この作業は必ずアンインストール前に行っておいてください。
- 2.アンインストール作業
- <アンインストーラの起動>
- インストーラーを使用してインストールしている場合は、uLilithを終了してから、
- スタートメニューから「SoundPlayer Lilith for Unicode OSsをアンインストールする」を選択するか、
- コントロールパネルの
- Windows 2000なら「アプリケーションの追加と削除」
- Windows XPなら「プログラムの追加と削除」
- Windows Vista / 7 / 8なら「プログラムと機能」(「プログラム」の「プログラムのアンインストール」から選択)
- Windows 10なら「Windows の設定」の「アプリ」→「アプリと機能」
- から、アンインストールしてください。
- <手動で削除>
- uLilithを手動でインストールしていた場合は、
- 「uLilith」フォルダの中のファイルをそのまま全て削除してください。
- 3.設定フォルダの削除
- アンインストーラを使用しても、設定フォルダは削除されませんので
- (設定フォルダを残したままでも特に問題はないとは思いますが)
- 削除しておきたい場合は、手動で削除してください。
※ uLilithでは、以下の設定内容のみレジストリを使用しています。
- インストーラーでインストールした場合の、インストール情報
- ファイルの関連付けの設定
これ以外の全ての設定に関しては、設定フォルダ内の設定ファイルに保存されます。
アンインストールする前に関連付けの設定を全て解除しておけば
その時点で関連付けに関するレジストリ項目が削除されるので
他の設定は設定フォルダ内のファイルを削除するだけで設定が削除できます。
最終更新:2024年01月24日 07:06