よくある質問

目次

Q.uLilithを更新するときの「上書き」が具体的にどうすればいいかよく分からない

A.解凍して出てきたフォルダ内のファイル全てを「コピー→貼り付け」してください。
例えば、project9kのGoogleDriveで配布されている
2018-11-11 アップデートのuLilith Ver.1.0.0・x86版(2018-11-11_x86.7z)の場合、
7zファイルを解凍すると「2018-11-11_x86」というフォルダが作成されます。(※)
※解凍ソフトの設定によっては書庫(7z)ファイルと同じ名前のフォルダを作成してその中に解凍するので
 「2018-11-11_x86」フォルダが二重に作られることがあります。
(7zファイルの解凍用ソフトがない場合は「Archive Decoder」を利用するといいでしょう。)
エクスプローラでこの「2018-11-11_x86」フォルダを開くと
Commonフォルダ・Docフォルダ・Faceフォルダ・……(中略)……FaceConverter.exe・uLilith.exe・NVLibCore.dll
といったフォルダやファイルが出てきます。
これらのフォルダ・txtファイル・exeファイル・dllファイル全てを選択してから
(マウスドラッグでアイコンを全部囲むかCtrl+Aを押して反転させてから)、
反転しているアイコンのどれかを右クリックして「コピー(C)」を選びます。
そのまま、今度はuLilithがインストールされているフォルダを開き
(同じようにCommonフォルダ・DocフォルダやuLilith.exeなどが表示されているフォルダ)
このフォルダ内(アイコン以外の部分)をクリックしてから、右クリックして「貼り付け(P)」を選びます。

Windows 2000 / XP の場合
「ファイルの上書きの確認」で上書きするかどうか聞かれるので、そのまま「はい」を選んでください。
Windows Vista / 7の場合
「この場所には同じ名前のファイルが既にあります。」と表示されるので、下の選択肢の「コピーして置き換える」を選んでください。
Windows 8 / 8.1 / 10 の場合
「宛先には同じ名前のファイルが○○個存在します」と表示されるので、下の選択肢の「ファイルを置き換える」を選んでください。

確認ダイアログが消えて全て上書きが終われば更新完了です。
最初に7zファイルを解凍して出てきたほうのフォルダ(「2018-11-11_x86」のほう)は消してしまってかまいません。

なお、インストーラーのないバージョンのuLilithを新規でインストールする場合は
適当な場所に「uLilith」フォルダを作って、上記のように解凍したフォルダ内の内容すべてを
「uLilith」フォルダの中に貼り付けて移動すればインストール完了です。
Windows 2000で「uLilith.exe - DLL が見つかりません」のエラーダイアログが出て起動できない場合は
このWiki内の動作環境とインストーラの種類の「■必要なランタイムと入手先」の「Windows 2000の場合」を参考に
Gdiplus.dllをインストールしてください。

※過去のバージョンには配布ファイル名の日付と本体設定のバージョン情報の日付が一致しないものが一部あるようですが、
 「更新履歴.txt」の中の最新の内容の日付と「設定画面のバージョンの日付」が合っていれば問題はありません。
 「バージョンの日付」と「ファイル公開日」がずれることはたまにあるようです。


Q.USBメモリにインストールして持ち運んで使えるようにしたい

A.uLilith.exeがあるフォルダに「Config」というフォルダを作ってから起動してください。
uLilithを起動するときに、「Configフォルダ」がexeファイルと同じ位置にある場合
「Configフォルダ」に設定を保存するようになります。
uLilith.exeを起動する前にフォルダを作っておくといいでしょう。


Q.ファイルの関連付けが上手くいかない・ファイルの関連付けをしたい

A.uLilith本体の設定から、関連付けツールを起動して設定してください。
uLilithで、アイコンのダブルクリックでファイルを再生させたい場合、
uLilith.exeではなく、uLilith.exeと同じフォルダにある「DDEClient.exe」に関連付ける必要があります。
uLilith本体の設定の「読み書き→関連付け」のウィンドウを開き、
「関連付けツールを呼び出す」をクリックすると関連付けツールが実行され
ファイルの関連付けを設定するウィンドウが開きます。

Windows Vista / 7 / 8 /10uLilithの関連付けツール(関連付けウィザード)で設定・登録してから
その後でコントロールパネルの「既定のプログラム」(※)で関連付けを設定することになります。
(※Windows 10はWindowsの設定の「アプリ」→「既定のアプリ」)
もしも関連付けが上手くいかない場合は以下の項目を確認してからやり直してみてください。
  • uLilith側で設定する前に「既定のプログラム」で設定しようとしていないか
    (先にuLilithの関連付けウィザードを終わらせてからでないと
    既定のプログラム(既定のアプリ)の一覧にuLilithが登録されないようです)
  • 関連付けウィザードの後の「既定のプログラム」や「既定のアプリ」の設定を忘れていないか
    (Windows10の場合、「既定のアプリ」の設定は自動で開かないようです。
    ファイルの関連付けのページを参照
    手動でWindowsの設定の「既定のアプリ」を開き、設定を行ってください。)
  • uLilithの本体バージョンが最新かどうか
    (古いバージョンのuLilithを使用していると上手く関連付けができないことがあります。
    project9kのGoogleDriveで配布されている最新バージョンに更新してから
    関連付け作業をやり直してみてください。)

Windows 2000 / XPは初期状態で再生可能なファイルタイプ(MP3・OGGなど)に関しては、
ファイルの関連付けのページに該当するファイルタイプのリストがあります)
関連付けツールを使用すると、「DDEClient.exe」への関連付けやアイコンの設定が自動的に設定されます。
このためMP3・OGGなどの関連付けは基本的にはWindowsの「フォルダオプション」ではなく
uLilithの「関連付けツール」で設定してください。

なお、Windows 2000 / XP用の関連付けツールは、
初期状態で再生可能なファイルタイプ以外の拡張子には対応していないので
DirectShowフィルタで再生可能なファイルタイプ(aac・m4a・ttaなど)を追加した場合、
Windowsのフォルダオプションから手動で「DDEClient.exe」のほうに関連付けを行ってください。
詳しくはファイルの関連付けのページの「手動での関連付けの設定方法」を参照してください。


Q.mp3のタグの編集がしたいんだけどタグ編集機能はついてないの?

A.uLilithにはタグの編集機能はありませんが、他のタグ編集ソフトと連携することはできます。
uLilithにはタグの編集機能はないので、タグ編集ソフトを別途インストールする必要があります。
uLilithでは、コンテキストメニューで直接ファイルのプロパティが開けるので、
ファイルのプロパティウィンドウにタグ表示・編集機能を追加する、「mp3infp」というソフトをインストールしておくと、
タグ編集画面がすぐに表示できて便利です。


Q.*.m4a(MPEG4-AAC)ファイルをuLilithで再生したい

A.MPEG4-AACに対応した『DirectShowフィルタ』を導入してください。
uLilithは、標準のプラグインではMPEG4-AAC(拡張子 *.mp4 / m4a / 3gp)のファイルは再生不可能ですが、
DirectShowフィルタによるファイルの再生/デコードには対応しているので
MPEG4-AACに対応したDirectShowフィルタとスプリッタを導入することにより*.m4aファイルが再生可能になります。
DirectShowフィルタを導入する際は32bit用・64bit用の違いに気をつけてください。
(x64版・x64Core2版のuLilithで使用する場合は64bit用のフィルタが必要になります)
MPEG4-AACを再生する場合、DirectShowフィルタは「ffdshow」「LAV filters」を使用することになると思います。
(「ffdshow」や「LAV filters」以外でも、MPEG4-AACに対応したDirectShowフィルタやスプリッタがもしあればそれでもかまいません。)
「ffdshow」を利用する場合
「ffdshow」の場合はスプリッタが同梱されていないので、
「MP4 Splitter」か「Haali Media Splitter」のどちらか1つも合わせて導入してください。
また、32bit用・64bit用でダウンロード・インストールするファイルがそれぞれ分かれているようなので
入手の際には間違えないよう気をつけてください。
インストール後、Windows 7以降は「Win7DSFilterTweaker」でデコーダの設定が必要です。(後述)
「LAV filters」を利用する場合
「LAV filters」の場合はインストーラーにスプリッタや64bit用のファイルも同梱されいるので
他のファイルの追加インストールは必要ありません。
(ただし、「ffdshow」と同じくWindows 7以降は「Win7DSFilterTweaker」での設定が必要です。

Windows 7 / 8 / 8.1の場合は、DirectShowフィルタのインストール後にデコーダの設定が必要になります。
(未設定の場合、AACが再生できても正しい速度で再生されないおそれがあります。)
「Win7DSFilterTweaker」をインストールし起動したら『Preferred decoders』ボタンをクリックして、
32bit用の場合はウィンドウ左側、64bit用の場合は右側の欄を下にスクロールし、
「AAC」の項目で、インストールしたDirectShowフィルタ(「ffdshow」か「LAV Audio」)に設定したら
ウィンドウ下の『Apply & Close』をクリックして閉じてください。

AACの再生方法については以下のページも参照してください。

DirectShowフィルタ・DirectShowスプリッタ共にインストール・設定が完了したらuLilithで再生できるかどうか確認してみてください。
もしも、DirectShowフィルタが正常に導入できているのに
(WMPなどでは再生できるのに)uLilithで再生できないという場合は、
uLilithの設定画面でDirect Show File用のVSSプラグインの設定を見直してみてください。
本体設定の「プラグイン→VSSプラグイン」にあるプラグインの一覧から
「Direct Show File」を選択して、「プロパティ」ボタンで設定画面が開けます。
以下の項目を確認してみてください。
  • 設定画面の「受け付ける拡張子一覧」の中に「M4A」が無ければ追加する
(デフォルトの状態から変更していなければ、M4Aは入っていると思います)
  • 「内部ストリームから開く」か「実ファイルから開く」のどちらか再生されるほうの設定を選ぶ
実際に再生して試してみてください。
設定画面の説明ページにも書かれていますが、
「内部ストリームから開く」で動作しない時は「実ファイルから開く」のほうを選ぶと良いようです。

(設定画面の「読み書き→拡張子」の拡張子フィルタで読み込む拡張子を制限している場合は、
 「M4A」が「読み込む拡張子」の一覧の中に入っているかどうかも確認してください。
 こちらに関しても、デフォルトの状態ではM4Aは入っていると思います)

また、コンテナに入ってない等の理由でプレイヤーや環境によっては再生出来ないAACファイルもあります。
有志の方が作成した以下のバッチをファイルに当てると再生できる様になるかもしれません。
fix_aac.batにaacファイルD&Dすれば再生出来る状態に変換される簡易ツール

MPEG4-AAC(*.m4aファイル)に限らずDirectShowフィルタで再生するフォーマット全てにいえることですが
uLilithでファイルが再生できるようになっても、タグ情報に関しては
  • 使用しているDirectShowフィルタ側がタグ情報の読み込みに対応していない場合
  • タグ情報の読み込みが可能でも、ファイルのタグ情報がuLilithで対応していないタグ形式の場合
上のどちらかの場合は、uLilith上ではタグ情報を表示することはできません。
(uLilithで対応しているタグ形式の種類の一覧は対応音楽ファイルのページにあります。)
タグ情報が表示できない場合、曲名表示部分にはファイル名が表示されます。

なお、*.m4aファイルの関連付けはWindowsのバージョンによって手順が異なります。
(詳しくはファイルの関連付けのページを参照)
Windows Vista / 7 / 8 / 10の場合は
本体設定画面の「読み書き→関連付け」にある「関連付けツール」を使用してください。
Vista以降用の関連付けツールでは、初期状態では*.m4aが拡張子一覧に登録されていませんが
拡張子の追加登録が可能なので、
拡張子一覧の下の「追加」ボタンで拡張子の登録ウィンドウを開きm4aを登録したら、
(ファイルの拡張子に「m4a」・ファイルの説明に「MPEG4-AAC」と記入しアイコンを選んでからOKで閉じる)
追加された「*.m4a」のチェックを入れて関連付けウィザードを進めると関連付けできます。
関連付けウィザードを終了した直後に「既定のプログラム」での設定も忘れないようにしてください。
Windows 2000 / XPの関連付けツールの場合、*.m4aなど
DirectShowフィルタで再生する拡張子には対応していない(拡張子の追加登録はできない)ので
関連付けツールは使わずに手動で関連付けをする必要があります。
uLilith.exeと同じフォルダにある「DDEClient.exe」のほうに関連付けしてください
詳しくはファイルの関連付けのページの「手動での関連付けの設定方法」を参照してください。

ファイルを開くダイアログの画面下部の『ファイルの種類』のリストへの登録も、必要であれば手動で行ってください。
手順はファイルの関連付けのページの下部、「「ファイルを開く」ダイアログのファイルの種類の追加」で説明しています。


Q.Lilith(Ver.0.992系まで)で今まで使っていたフェイス(スキン)は使えるの?

A.uLilithのインストール先フォルダに「FaceConverter.exe」があります。
 これを使ってフェイスをuLilith対応版に変換できます。
Lilith用のフェイスをそのままuLilithで使用することは出来ませんが、
uLilithに同梱されている「FaceConverter.exe」でuLilith対応版のフェイスに変換すれば使用可能です。

FaceConverter.exeはインストーラーでインストールするuLilith(Ver.1.0 Beta.3)には同梱されていないので
project9kのGoogleDriveで配布されている最新のuLilith(Ver.1.0 pre-Beta.4)をダウンロードしてください。
(2018-05-12_x86.7zなど最近の日付がついているものは全てpre-Beta.4です。)
  • FaceConverter.exeの使い方
FaceConverter.exeはダブルクリックして実行せずに、エクスプローラ上で、
「FaceConverter.exeのアイコン」「FaceConverter.exeへのショートカットのアイコン」
「Lilithフェイスが入ったフォルダ」をフォルダごとドラッグ&ドロップしてください。
コマンドプロンプトのウィンドウが開き、メッセージがいくつか表示されることがありますが
ウィンドウは閉じずにそのまま待ちます。
ウィンドウ内に「何かキーを押すと終了します。」と表示されたら変換は完了です。
何かキーを押してウィンドウを閉じてください。
『(Lilithフェイスのフォルダ名)_uLilith』のフォルダが
FaceConverter.exeにドロップしたLilithフェイスのフォルダと同じ位置に作成されているはずです。

なお、フェイスによっては変換されないボタン・文字列表示を含むものや、
(uLilithでは廃止された機能など。例:曲の切り替え方式の「通常切り替え」)
変換後にiniファイルを開いて直接編集・微調整しないと正常に動かない部分もあるようです。


Q.フェイスにアルバムジャケットを表示したい

A.アルバムジャケット表示プラグインに対応したフェイスを使用し、
 プラグインに応じた画像ファイルを用意してください。
uLilithでアルバムジャケットを表示する場合、
アルバムジャケット表示プラグインに対応したフェイスが必要になります。
まずは対応フェイスを入手・インストールしてそのフェイスに変更してください。

uLilithに最初からインストールされているSampleAlbumJacketプラグインを使用しているフェイスの場合、
再生するファイルと同じ位置に「Folder.jpg (か Folder.jpeg・Folder.png・Folder.bmp のどれか)」を置いてから再生してください。
SampleAlbumJacketプラグインでは音楽ファイルのタグに埋め込まれたジャケット画像の表示や、
 ファイル名が「Folder」以外のジャケット画像の表示(cover.jpgなど)には対応していません。
uLilithSuiteというプラグインでは、
タグに埋め込まれたジャケット画像や、「Folder」以外のファイル名の画像の表示に対応しています。
使用にはuLilithSuiteプラグインのインストール・uLilithSuite対応のフェイスが必要になります。
(なお、uLilithSuiteプラグインの実行には『.Net Framework 3.5 SP1』が必要になるのでWindows 2000では使用できません。)
プラグインの配布ページや使用上の注意などは汎用プラグインのページを参照してください。

なお、デフォルトフェイスなど、アルバムジャケットの表示領域が配置されていない(ジャケット表示非対応の)フェイスには
アルバムジャケットを表示することができません。
このようなフェイスでアルバムジャケットを表示したい場合はフェイスのiniファイルを編集して、
アルバムジャケットの表示領域の設定を追加する必要があります。
(iniの内容を改変しないままで本体設定等の変更だけでアルバムジャケット表示を追加することはできません。)


Q.アニメーションやアルバムジャケットが表示されない

A.設定画面でプラグインを有効に(プラグイン名のチェックボックスをチェック)してください。
uLilithフェイスでアニメーション表示される画像やアルバムジャケット画像を表示する場合、
これらの機能に対応しているプラグインを有効にする必要があります。

uLilithの本体設定で必要なプラグインが『無効』になっている場合、
フェイスによっては自動的にプラグインを『有効』の状態にしたり、
プラグインを有効にするかどうかの確認ダイアログが表示されるものもありますが、
このような自動有効設定や確認ダイアログが出ないものもあります。
この場合、手動でプラグインを『有効』にする必要があります。

設定画面の「プラグイン→汎用プラグイン」を開くと、インストール済みのプラグインが一覧表示されるので、
そのプラグイン一覧の中で必要なプラグインのチェックを入れてください。
チェックを入れたら、「OK」か「適用」してから設定画面を閉じてください。
そのままフェイスを一度読み込みなおす(他のフェイスに切り替えてから元に戻すか、uLilithを再起動する)と、
アニメーションやアルバムジャケットが表示されます。

アニメーション表示画像
SampleAnimationFace』のチェックを入れてください。

アルバムジャケット画像
(表示したい画像によってプラグインが異なります。)
●音楽ファイルと同じフォルダにある"Folder.jpg"がアルバムジャケット画像の場合
SampleAlbumJacket』のチェックを入れてください。
音楽ファイルのタグの中に埋め込まれたジャケット画像を使用したい場合、または
 "cover.jpg"など、「Folder」以外のファイル名の画像を使用したい場合
uLilithSuite』のチェックを入れてください。

uLilithSuiteプラグインは初期状態ではインストールされていないので
uLilith本体とは別に入手・インストールが必要になります。
プラグインの配布ページやインストール方法は汎用プラグインのページを、
設定内容の詳細については、uLilithSuiteのzipファイルに添付されているtxtファイル・uLilithSuiteの説明書ページ
このwiki内のuLilithSuiteのページを参照してください。


Q.フェイスの仕様などについて知りたい

A.uLilithインストール先フォルダの「Docフォルダ」内に仕様書がありますのでそちらを参照しましょう。
uLilith.exeがあるフォルダ内に「Docフォルダ」があります。
このフォルダの中にはいくつかtxtファイルが入っていて、
「フェイス定義仕様書.txt」ではuLilithフェイスの仕様について、
「フェイスコマンド仕様書.txt」では
uLilithのコマンド(フェイス内の各スイッチやショートカットキーに設定する動作)の仕様について書かれています。
また、サンプルプラグインについては
uLilith.exeがあるフォルダ内にある「SDKフォルダ」を開き、
その中の「GenericPluginフォルダ」の中にあるプラグイン名の7zファイルを解凍するとそれぞれReadMe.txtが入っています。
このReadMe.txtにそのプラグインのフェイス内での設定方法が書かれています。

なお、以下のサイトでフェイス仕様や作成に関する解説などが公開されています。
  • ヘルプファイル配布サイト
Urban Gypsy - uLilith Face (PAGE 1)「Urban Gypsy」 Hirohiro さん)
→ページ中ごろの『uLilith_FACE_MEMO.chm』
 2009年時点での仕様書、サンプルプラグイン・フェイスコンバータのReadmeなどをまとめたヘルプファイルです。
※uLilithコンテキストメニューの「フェイスの作り方リンク」で転送されるサイトです。
自作マニュアル「僕のひとりごと」 かくよし さん)
→ページ下部の『Sound Player Lilith for Unicode OSs フェイス仕様書(UnOfficial Edition)』
 2009年時点でのフェイス定義・フェイスコマンド仕様書をまとめたヘルプファイルです。
※uLilithコンテキストメニューの「ヘルプ」で転送されるサイトです。
uLilithフェイス定義仕様書ヘルプ「かにかわ」 静荷 さん)
 現在のフェイス定義・フェイスコマンド仕様書をまとめたヘルプファイルです。
uLilithフェイス作成方法ヘルプ「かにかわ」 静荷 さん)
 フェイスの作成法をまとめたヘルプファイルです。(下記のuLilithフェイス作成方法wikiのヘルプファイル版です)

  • 作成法解説サイト


Q.Lilithフェイスエディタの「Eddie」みたいなuLilithフェイス用のフェイスエディタってあるの?

A.残念ながら今のところ「フェイスエディタ」は存在しません。
 テキストエディタをuLilithフェイス作成用に設定する方法はあります。
2013年1月現在、uLilith用のフェイスエディタは存在しません。
uLilithフェイスを作成する場合、テキストエディタを使用してiniファイルを編集するしか方法はありません。
テキストエディタの設定を変更して、uLilithのフェイス定義に使用される特定の単語を強調表示したり、
フィールド名を見出し表示したりして、uLilithのフェイスファイルを編集しやすい状態にすることは可能です。
以下のページで、「サクラエディタ」でのuLilithフェイス編集用の設定方法が解説されています。

ボタンの画像表示位置などは、作成中のiniファイルを実際にuLilithで読み込んで確認して、
それに応じてiniファイルを修正・調整していって下さい。

また、一部のフェイスでは、iniファイルを「構造化エディタ」で読み込んだときに
iniファイル内の構造に応じてiniを部分ごとに分けた表示になるよう調整しているものもあるようです。


Q.uLilithの動作が重いんだけど

A.起動時を除けば基本的にグラフィック描写(フェイスの表示)が一番重たいと思われます。
 特にスペクトラムアナライザやアニメーション表示画像が表示されていると、重くなるようです。
 フェイスを変更することによって軽くなるかもしれません。
 「リフレッシュレート」の調整をすることでも軽くすることはできます。
uLilithフェイスは表示部分の更新頻度の高いアイテム
(スペクトラムアナライザ・アニメーション表示画像・スクロールしている文字列・ミリ秒表記の再生時間/残り時間など)
があったり、そこにアイテムを重ねたりしてると動作が重くなりやすいようです。
特にスペクトラムアナライザは、Lilithフェイスのときと同じ表示サイズでも
uLilithフェイスの場合はLilithと比べて重くなります。
また、フェイスの表示サイズが大きいと負荷が高くなるので、
uLilithの動作が重いと感じたら、なるべく小さいサイズのフェイスを使用し、
スペクトラムアナライザの表示は(非表示にできるものは)非表示にするのをおすすめします。

uLilithの設定の「表示→フェイス」の、『表示の更新』にある
リフレッシュレートのfpsを下げると、フェイスの表示の更新頻度が下がる代わりに
フェイスの表示負荷が低くなります。
ただし、この数値を下げすぎるとスペクトラムアナライザやスクロールする文字列の動きが
カクカクした(コマ送りしたような)動きになってしまいますので設定する数値には気をつけてください。

また、設定のサウンド関連→サウンド出力→再生バッファの再生バッファサイズを大きくし過ぎると曲の再生が遅くなります。
再生コントロール等も有効にすると当然重たくなります。
効果と自身の環境を考えた上で影響を試しつつ設定すると良いでしょう。

動作環境とインストーラの種類にも書かれていますがCore2版に対応している環境ならなるべくそちらを利用しましょう。
また、程度は実行環境に左右されますがDirect2Dを使用出来る環境なら使用することでCPU負荷が減る可能性が高いです。
その一方でテキストを中心に標準(GDI+)とは表示が異なる部分があるのでフェイスによっては表示が崩れるかもしれません。

プレイリストファイル読み込み時のタグ情報取得による遅さが気になる場合は拡張形式でプレイリストを保存すると大幅に改善されます。
ただ、この形式のファイルは他ソフトでは使えない可能性が高いので注意。

Q.フェイスセレクタからフェイスを切り替えたらフェイスが表示できない。エラーが出る。

A.まずuLilithを最新バージョンに更新してみてください。
 またフェイスに添付されているreadmeでフェイスの動作確認バージョンを確認してください。
古いバージョンのuLilithでは、最新のuLilithで使用可能なフェイスの機能などが使えないことが多く、
古いバージョンのuLilithで最新のuLilith用のフェイスを表示しようとすると、表示が崩れたりエラーが出てフェイスが表示できないことがあります。

フェイスに添付されているreadmeには表示・動作確認バージョン(日付)が書かれていると思うので、
そのバージョン以降の日付のuLilithに更新し、起動しなおしてみてください。
エラーで出たダイアログで必要なバージョン日付が表示されることもあります。
その場合はその指定された日付以降のuLilithに更新してください。
基本的にはproject9kのGoogleDriveで配布されている最新バージョンに更新しておけば問題ないと思います。

uLilith本体の更新方法に関しては、インストールのページを参照してください。

フェイスの状態保存に対応しているフェイスの場合、1つ下のQ&Aを参考に状態保存のファイルの消去も試してみてください。
最新バージョンを使用してもエラーが表示される場合はフェイス作成者の方に問い合わせてみましょう。


「フェイスの表示可能なバージョン」の確認について
バージョン日付が2010/12/01以降のバージョンのuLilithは、iniファイル内の記述で「表示可能なバージョンの指定」が必須になりました。
使用中のuLilithよりも新しいバージョンのuLilith向けに作られたフェイスを選択すると
「新しいバージョンの uLilith が必要です」
このフェイスを使用するには、~~/~~/~~ 以降のバージョンの uLilith が必要です。
このフェイスは、正しい表示ができない可能性があります。
読み込みを続けますか?
というダイアログが出てきます。
「はい」を選ぶと、そのフェイスを読み込みますが、
iniファイルの中に「使用中のバージョンでは対応していない機能」が組み込まれている場合
エラーダイアログが出てきてしまいます。
「いいえ」を選ぶと、デフォルトフェイスが読み込まれます。

バージョン日付が2010/12/01より古いバージョンのuLilithでは、
動作可能かどうか確認せずにフェイスファイルを読み込んでしまうので
iniファイルの中に「使用中のバージョンでは対応していない機能」が組み込まれている場合、
すぐにエラーダイアログが出てきてしまいます。

エラーダイアログの例
どのダイアログも、
フィールド"~~~(半角英字)": フェイスアイテムの読み込みエラー
というタイトルで、エラーの原因となったフェイスアイテム名が表示されています。
  • 未対応のキー内容が指定されている場合
キー:Command
不明なコマンド "~~~(半角英字)" が指定されています。
このコマンドを無視します。

キー:Type
不明なタイプ "~~~(半角英字)" が指定されています。
使用中のuLilithでは未対応の機能が組み込まれている場合に出てきます。
最新バージョンのuLilithに更新してからフェイスを読み込みなおしてください。

  • 文字色が完全透明・画像アイテムのイメージファイルが指定されていない場合
キー:TextColor
文字色が完全透明に設定されています。
正しい表示が行えない可能性が非常に高いです。

キー:ImageFile
イメージファイルが指定されていません。
このカテゴリでは、イメージファイルの指定が必要です。
Vectorでダウンロード可能な、Ver.1.0 Beta.3(インストーラーつきのもの)を使用していて
最新のuLilith向けのフェイスに切り替えようとすると出るエラーです。
(現在のバージョンのuLilithでは、完全透明の文字表示もイメージファイルを省略したアイテムも使用可能ですが、
 Beta.3 の頃の古いuLilithでは未対応なのでエラーになります。)
Ver.1.0 Beta.3のままでは使用できないフェイスなので、
最新バージョンのuLilithに更新してからフェイスを読み込みなおしてください。
(project9kのGoogleDriveの、「uLilith-Latest」フォルダでダウンロードできるものが最新バージョンVer.1.0.0です)

  • エフェクト用テンポラリバッファ~~と出る場合
エフェクト用テンポラリバッファが作成できません。
エラーコード:FFFFFFFF
画像や文字表示などがウィンドウの外側にはみ出して完全に表示不可能になったときに出るエラーです。
ウィンドウの端をドラッグすることでウィンドウサイズが変更可能なフェイスで
「ウィンドウ縮小可能な最小のサイズ」が小さすぎて、
サイズを縮小したときに一部の画像や文字がはみ出して表示不可能になったときにこのエラーが出ます。
ドラッグで変更可能なウィンドウサイズの単位(ウィンドウサイズ幅/高さが何pxごと変化するか)の設定によっては
ドラッグしても引っかかり、サイズが変更できずにエラーが繰り返し出てしまうことがあります。
またフェイスの状態保存が有効の場合、このエラーが出る状態でフェイスのサイズが保存されるので、
フェイスを閉じて開きなおしても治りません。

まずは下の「Q.フェイスを新しいバージョンに更新したら表示が崩れた」のQ&Aを参考に
フェイスの状態保存を削除して読み込みなおしてください。
(本体設定で『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを外して、別のフェイスに切り替えてください。)
サイズを変更していないのにエラーが出る場合、フェイスのiniの記述内容自体が間違っている可能性もあります。
最新のuLilithを使用していて、
状態保存を削除して読み込みなおしてもエラーが出る場合はフェイス作成者の方に問い合わせてみましょう。


Q.フェイスを新しいバージョンに更新したら表示が崩れた

A.「フェイスの状態保存」を削除してから起動しなおしてみてください。
本体設定の「表示→フェイス」の『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックが入っている場合、
対応フェイスではフェイスのボタン等の変更やサブウィンドウの表示位置が保存されます。

この状態保存を有効にしている場合、uLilithは保存された状態をもとにフェイスを表示しようとするので、
iniファイル内を修正したり、フェイスを新しいバージョンに更新したりして
iniファイルの内容が前にフェイスを閉じたときと変わっている場合、フェイスの表示がおかしくなることがあります。

この場合、「フェイスの状態保存」を保存したファイルを削除することで正しく表示することができます。
具体的には、設定フォルダ(本体設定を開き、「設定フォルダのフォルダを開く」で開くフォルダ)の中の
「FaceStateフォルダ」の中にある特定の*.FaceStateファイル(iniファイル名と同じ名前で始まるもの)を削除します。

対応したFaceStateファイルがどれなのかよく分からない場合は次の手順を行ってください。
1:表示がおかしいフェイスにとりあえず切り替える(サブウィンドウも全て開く)
2:そのまま、本体設定の「表示→フェイス」の『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを外す
3:他のフェイスに切り替えるか、uLilithを終了する
4:もう一度元のフェイスを選ぶかuLilithを起動してフェイスを切り替える
これでこのフェイスの状態保存ファイルが削除され、正しく表示されると思います。
なお状態保存を再び有効にしたい場合は、もう一度設定画面を開き『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを入れてください。

サブウィンドウの状態保存のみを削除する場合は以下のとおりに操作してください。
(ウィンドウ表示位置を元に戻したい場合も同様)
1:表示を元に戻したいサブウィンドウ(フェイスと同じデザインのプレイリスト・イコライザなど)を開く
2:そのまま、本体設定の「表示→フェイス」の『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを外す
3:サブウィンドウを閉じる
4:(フェイス内のボタンをクリックで)閉じたサブウィンドウをもう一度開く
こうすると、サブウィンドウの表示状態・表示位置が初期状態に戻ります。
状態保存を再び有効にする場合は『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを入れなおしてください。


Q.フェイスを表示しようとすると、フェイスのバージョン確認ウィンドウが出てきてフェイスを表示できない

A.フェイスの動作可能なバージョンが指定されていないようです。
フェイスのiniファイルの中で、動作可能なバージョンに関する設定が書かれていないフェイスは
フェイスを表示しようとすると
「このフェイスには、動作可能なバージョンが指定されていません。」というウィンドウが出てきてしまいます。
uLilithが最新バージョンであれば、基本的には問題なく起動が可能だと思うので
「試しにフェイスをロードしてみます」か
「過去のバージョンの uLilith で動作確認済みなので、次回から表示しないようにします」
を選んでください。フェイスが表示されます。

動作バージョン指定が必須になったバージョンよりも古い時代に作られたフェイスなど、
"古いuLilithフェイス"を最新のuLilithで使用しようとすると
このバージョン確認ウィンドウが表示されることが多いようです。

なお、「過去のバージョンの uLilith で動作確認済みなので、次回から表示しないようにします」
を選んで、フェイスの定義ファイル(iniファイル)を書きかえるとき、
  • iniファイルが「読み取り専用」になっている
  • Windows Vista 以降で、Program Files 以下のフォルダにフェイスを置いている
    (Program Files(\project9k)\uLilithにインストールしていて、その下の「Face」フォルダにフェイスが入っている)
上記の場合は定義ファイル(iniファイル)が上書きできないので
「次回から表示しないようにします」を選んでも
フェイスを開くたびにバージョン確認ウィンドウが出てきてしまいます。
iniファイルの読み取り専用を解除するか、
Vista 以降なら、『uLilithのインストールフォルダ内の「Face」フォルダ内』以外にフェイスフォルダを移動かコピーして、
その移動・コピー先のほうのフェイスフォルダにあるiniファイルを選択してください。
uLilithをProgram Files以下のフォルダにインストールしていて
uLilithインストールフォルダ内の「Face」フォルダ以外にフェイスフォルダをコピーしても
スキンセレクタでそのコピー先のフォルダを開けばフェイスは読み込み可能です。


Q.「フェイスファイルが見つかりません。」というエラーが出てきてuLilithのウィンドウが表示されない

A.おそらく、デフォルトフェイス「Obsidian」が正しく配置されていないようです。
 最新版のuLilithから「Obsidian」フェイスをインストールしなおしてください。
uLilithは、使用しようとしているフェイスが何らかの原因で読み込めない、
またはエラーが起きた場合、フェイスの読み込みをキャンセルして
自動的にデフォルトフェイスの「Obsidian」を読み込んで表示するようになっています。
フェイスのバージョン確認ウィンドウで、手動でフェイスの読み込みをキャンセルした場合や
インストール直後の初回起動時もこの「Obsidian」が表示されます。
このため、「Obsidian」フェイスが読み込めないと
uLilithのウィンドウが表示できずにエラーが発生してしまいます。

フェイスの読み込みをキャンセルしてもエラーが出続ける(デフォルトフェイスも表示できない)場合、
「Obsidian」フェイスのファイルやフォルダが正しく配置されていないと思われます。
「Obsidian」フェイスがインストールされているかどうかを確認してから、uLilithを起動しなおしてください。
uLilithの設定フォルダの中の設定ファイルの削除も試してみてください。

uLilithのインストールフォルダ内の「Face」フォルダの中に、
  • 「Obsidian」というフォルダが入っているかどうか
  • その「Obsidian」フォルダの中に、以下のファイル・フォルダが正しく配置されているかどうか
    • "Analyzer"などのフォルダ5つ
    • "Analyzer.png"などのpngファイル18個
    • "Obsidian.ini"などのiniファイル4個
を確認してください。

もしも「Obsidian」フォルダが無いという場合は、最新のuLilithの7zファイルを解凍し、
解凍して出てきたフォルダの中の「Face」フォルダから「Obsidian」フォルダをコピーして、
uLilithのインストールフォルダのほうの「Face」フォルダに「Obsidian」フォルダを貼り付けて(移動して)ください。

「Obsidian」フェイスが正しくインストールされていて、
uLilithの設定ファイルを一旦消去したり、uLilithの再インストールをしてみてもウィンドウが正しく表示されない場合は、
  • 使用中のuLilithのバージョン(x86・x86SSE2差分・Core2・x64・x64Core2)と日付
    (インストールに使用したuLilithの7zファイルのファイル名)
  • PCのOSのバージョン・CPU・メモリ・グラフィックボード名など
の情報を必ず添えて、project9k公式twitterへ問い合わせてみてください。

このエラーでは、以下のようなエラーダイアログが表示されると思います。
「フェイスのロードエラー」
・フェイスファイル "(フェイスファイルのパス・ファイル名)"が見つかりません。
・フェイスファイル "(フェイスファイルのパス・ファイル名)"を読み込めません。
 デフォルトフェイスをロードします。
・フェイスファイル "(uLilithのインストールフォルダ)\Face\Obsidian\Obsidian.ini"が見つかりません。
・デフォルトフェイスがロードできません。
 アプリケーションを再インストールしてください。

「署名が無いか、正しくないフェイスファイルです」
ファイル"(uLilithのインストールフォルダ)\Face"は、uLilith 用のフェイスファイルではありません。
読み込みを続けますか?
【「いいえ」でキャンセルすると】
「フェイスのロードエラー」
 フェイスのロードが出来ません。
 フェイス定義ファイルを指定してください。
エラーが表示されてウィンドウが表示されず、タスクバーのみに残っている場合は
タスクバーのタイトル部分を右クリックで「閉じる」か、タスクマネージャからuLilith.exeを終了させてください。


Q.フェイスのプレイリストの表示フォントを変更したい

A.プレイリストを表示しているフェイスのフェイス定義ファイル(ini)を直接編集してください。
フェイス側で表示される(フェイスと同じデザインの)プレイリストのフォントは、
フェイスの定義ファイル(iniファイル)を直接編集することによって変更が可能です。
(uLilithの本体設定では変更できません。)

まず、プレイリストを表示しているフェイスの定義ファイルを探してください。
フェイス上でどのウィンドウに表示されるかによって拡張子が異なります。
  • メインウィンドウ内に表示されるもの
 →フェイスフォルダの中にある「iniファイル」
  (複数ある場合は、iniファイル内に書かれている『FaceName = ~~~~』の内容と
   フェイスを開くウィンドウでの名前を見比べて探してください)
  • サブウィンドウとして表示されるもの
 →フェイスフォルダの中にある「画像以外のファイル」
  名前は「~~プレイリスト」や「playlist~~」、「pl~~」などフェイスによって異なります。
  拡張子はtxtin__niなど、ini以外のものです。
  まれに拡張子がdllに変えられているものもあるようです。
  (iniのままだとフェイスを開くウィンドウの中で表示されてしまうので、
   拡張子が変更されていますが、中身はiniファイルと同じものです。)
  iniファイルと同じ位置に無い場合は、サブフォルダの中も探してみて下さい。

  ファイルをテキストエディタで開いたときに、ファイルの中の先頭の部分が
[Preference]
Signature = uLilith Face File
  となっているものがフェイス定義ファイルです。

プレイリストのフェイス定義ファイルが見つかったら、そのファイルをテキストエディタで開き、
in_などのファイルはテキストエディタのウィンドウにアイコンをドラッグ&ドロップして)
ファイルの中にある、
Category = PlayList
と書かれている行の近くにある
FontFace = ~~~~
の行の右側、「~~~~」部分のフォント名を書きかえてください。
フォントの表示サイズを変更する場合は『FontSize』の数値(半角の数字で記入)を、
フォントの装飾を変更する場合は『FontStyle』の内容もあわせて編集してください。
(Bold(太字)・Italic(斜体)・Underline(下線)・Strikeout(取り消し線)、複数使用する場合は半角カンマ,か半角スペースで区切る)
FontStyle = Bold,Italic
フォントの装飾(太字など)を無効にしたいときは
FontStyle行自体を削除するか、半角のセミコロン(;)をFontStyleの行頭につけてください。
;FontStyle = Bold
フェイス定義ファイルを編集する場合の注意
uLilithのフェイス定義ファイルの仕組みとして、
[  ]で囲まれた文字が書かれた行』から次の『[  ]で囲まれた文字が書かれた行の前の行』までが
フェイスの各アイテム(文字や画像、プレイリストなど)のひとかたまりなので注意してください。
例えば、
[Playlist]
Category = PlayList
~~~~
FontFace =MS UI Gothic
(中略)
~~~~

[Title]
Category = DynamicString
FontFace =メイリオ
~~~~
(以下略)
上の例の場合、プレイリスト部分の[Playlist]の部分にある
MS UI Gothicになっている『FontFace』の行を変更するとプレイリスト部分のフォントが変更されますが、
下のほうのメイリオになっている『FontFace』を変更しても、
プレイリストとは別の部分のフォント設定を示す部分なので、プレイリストのフォントは変更されません。
※上の例の[Playlist]の部分の[  ]内の名前はフェイスによって異なります。([List]などの場合もあります)

なお、曲名表示などのフォントも、フェイス定義ファイル内で対応する部分を編集すれば変更できます。
フェイスのiniファイルをテキストエディタで開いて、
「曲名・アーティスト名・アルバム名など複数の情報が1行で表示される」曲名表示なら、
Type = TitleString
曲名のみの部分なら
Type = Title
アーティスト名のみの部分なら
Type = Artist
それぞれの行の近くにある『FontFace』の行のフォント名を編集してください。
どのTypeがどの表示内容に対応しているかは、
uLilithインストールフォルダの「Doc」フォルダ内の「フェイス定義仕様書.txt」や
uLilithフェイス作成方法wikiなどの解説サイトを参照してください。

フェイスの定義ファイルを保存すれば表示フォントの変更は完了です。

※「フェイスの状態保存」が有効の場合は、
 フェイスの状態保存を削除してからフェイスを表示しなおしてください。
 古い状態保存が残ったままだと、フォントの変更が反映されません。
 (このページの「Q.フェイスを新しいバージョンに更新したら表示が崩れた」のQ&Aを参照)


Q.プラグインって何?

A.uLilithの機能を拡張する追加モジュールのことです。
 uLilithでは、大きく分けて3種類のプラグインがあります。
「プラグイン」とは、uLilithの機能に関わる追加モジュールのことで、
uLilithにおける「プラグイン」は、以下の3つのものを指します。
  • VSTプラグイン (*.dllファイル) - 再生音を加工するエフェクトのプラグイン
  • VSSプラグイン (*.vssファイル) - uLilithで再生可能なフォーマットに関するプラグイン
  • 汎用プラグイン (*.gpiファイル) - フェイスの描画機能・uLilithのその他の機能を拡張するプラグイン

1つ目のVSTプラグインは、uLilithで音楽ファイルを再生したときに
再生音にエフェクト(特殊効果)を加えるためのプラグインです。
uLilithには初期状態では何もインストールされていないので
使用したいVSTプラグインを別途インストールする必要があります。

2つ目のVSSプラグインは、
uLilithで音楽ファイルを使用(再生・デコード・エンコード)するために必要なプラグインです。
(旧Lilithでの「プラグイン」はuLilithではこのVSSプラグインにあたります。)
基本的には、初期状態でインストールされているVSSプラグインファイルのみ使用できます。
旧Lilith用のVSSプラグインファイルは使用できません。
(DirectShowフィルタによって再生フォーマットを拡張する場合、
 対応するDirectShowフィルタを別途インストール・設定した上で
 「DirectShowプラグイン(Direct Show File)」を使用して設定します。)

3つ目の汎用プラグインは、
uLilithのフェイス上で表示可能なアイテム(画像・特殊効果)を拡張したり、
uLilithの機能を拡張するプラグインです。
アルバムジャケット画像、アニメーション表示画像などを使用するときなどに必要になります。
初期状態では、サンプルプラグイン4つがインストールされています。
サンプルプラグイン以外にも有志の方が作成されたプラグインもあるようです。

プラグインについて詳しくは、このwikiの以下のページを参照してください。

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最終更新:2021年09月06日 20:51