昔々、とある地方にシンデレラという名前のそれはそれは魅力的な伯爵令嬢がいました。
人々は「あれは神の御業に違いない。男神が美貌を与え、それに嫉妬した女神が彼女から思慮を奪ってしまった
のだ」と噂しました。
そう、シンデレラは至って無邪気に色香を撒き散らすタイプの娘だったのです。
彼女が13歳になる頃には既に屋敷には夜這いが列を作るような有り様でした。

最初にシンデレラの蜜壺を開いたのは彼女の父親でした。
親子の午睡が恋人たちの抱擁になったのは彼女がわずかに12歳の時のこと。
シンデレラの母君がそれに気づいた時には既に彼女は肉の快楽の虜となっていました。
母君はそれを深く嘆き、父君をシンデレラから遠ざけると、彼女をそれは厳しく躾けようとなさったのです。




「もう!お母様ったらアレもだめコレもだめって!」

シンデレラは母君の部屋から出た途端にぶつぶつと文句を言い始めました。
それに相槌を打つのは、教育係のドロテアです。
ドロテアは王宮で女官をしていた経験を買われて行儀作法の教師になった女でした。
年をとって少し太りすぎてはいましたが、往年の美貌はまだそれなりに残っていました。

「どうなさったのです、シンデレラ様?」
「もう、お母様ったら何にでもガミガミ怒るのよ。あたくしは頼まれただけなのに!」
「と申しますと?」
「あのね、大公家の騎士の方が苦しがっていたから、助けてさしあげたの。あたくしの蜜の鞘に騎士様の陽根を
収めないと死んでしまうのですって…」
「はあ。」
「騎士様が大いなる祝福を2回もくださって、あたくし幸せだったわ…やっぱり若い勢いってスゴイのよ、太い
陽根でヒダをごりごり擦られて、子壺を何度も突き上げられて、もうあたくし何度天使を見たことか――」
「シンデレラ様、それで奥方様がどうなさったんです?」
「ああ、そうそう。3回目をしている時に見つかってしまったの。そりゃお母様の謁見室を子種汁で汚してしま
ったのは悪かったと思っているわ。あたくしだっていけないとは思ったのよ、でも…」

ドロテアは頭の中は肉欲を満たすことでいっぱいのこの娘がちょっぴり気の毒になりました。
幼い頃から男たちに開発されたシンデレラの肉体は14歳にして男の陽根なしでは一日たりとも我慢できないよ
うな代物へ変わり果てていたので。
まるで虫を呼ぶ食虫植物のように、シンデレラの唇と乳房は男たちを引き寄せて止むことがありませんでした。

「シンデレラ様、おかわいそうに。さぞお困りのことでしょう?」
「そうなの。お母様ったら自分で慰めるのもダメって言うんですもの…」

ドロテアはさも親切そうにシンデレラの肩に手を置きました。
シンデレラの透き通る肌の吸い付くような感触、そしてこちらを見つめる潤んだ瞳、赤い果実のような唇。
一瞬ドロテアは息を呑みましたが、意を決して恐ろしい話をシンデレラに持ちかけたのです。

「――実は、奥方様に邪魔をさせない方法がないわけではないんです。」
「えっ、本当?教えて頂戴!」
「ええ…でも…」
「なあに?もう焦らさないで!!」
「実は――」

ドロテアの話にシンデレラは熱心に聞き入りました。

シンデレラの母君が不義の疑いをかけられて屋敷から追放されたのはそれから3日後でした。
もちろんドロテアに悪知恵を与えられたシンデレラが、父君にあることないことを言った結果でした。
これでシンデレラは自由の身になるはずでした。
1ヶ月後。
シンデレラは屋敷の地下室にいました。

母君が追い出された後に父君が迎えた後添えはなんとドロテアでした。
ドロテアは正妻の座に収まると、父君にシンデレラの悪行三昧を吹き込みました。
母君の話と違い、こちらは事実ばかりでしたのでシンデレラには申し開きのしようもありません。

「なんということだ。我が妻我が娘がこのような尻軽女だったとは。」

嘆く父君に更にドロテアが吹き込みます。

「旦那様、そのシンデレラも旦那様の種かどうか…14歳にしてあの色香、伯爵家の血とは…」
「おお!なんということだ!」

父君は絶望して天を仰ぎました。
「実の娘ではなければ旦那様も近親相姦の罪から免れましょう」というドロテアの悪魔の囁きが彼の心から最後
の躊躇いを消し去りました。
そのことに対する良心の呵責に彼は長年苛まれながらも娘の肉体を諦めることができなかったからです。

かくして、父君とドロテアはシンデレラを地下室に追いやり掃除女の仕事を与えました。
シンデレラが今まで使っていた豪華な離れにはドロテアの二人の連れ子が収まりました。
かくしてシンデレラは昼は掃除女として床を這い、夜は地下室でドロテアの連れてきた男相手に春をひさぐ売春
婦となったのです。

それでもシンデレラは幸せでした。
何故って、ガミガミとうるさく干渉されることなく毎日殿方との交接ができるのですから。
もともとキレイ好きなシンデレラには掃除もそれほど苦ではありませんでした。

「あッ、ああああッ!そう、ソコぉ、ソコがイイのぉ!!」

今日も今日とて、地下室にはシンデレラの啼泣が響きわたっています。
相手は郡の会計官です。
連れ子を貴族に嫁がせようと策略を巡らすドロテアは、シンデレラに身体を張った情報収集をさせていました。
シンデレラの熟れた蜜壺に締め上げられると、どの男も大切な秘密を何でも教えてくれるのです。
重要な情報――どこそこの子爵家の三男は辺境投資が当たって大変羽振りがいいとか――をドロテアに伝えれば
豪勢な食事のおこぼれにありつくことができました。

もちろん不満がないわけではありません。
ドロテアの連れてくる男はどれも年寄りばかりで、シンデレラを気絶するほどヨガラせてくれる人がいません。
今日の会計官もたったの3突きで子種汁を出してしまいました。
これではシンデレラは到底満足することができません。

(ああ、若い男の堅い陽根でゴリゴリ突かれてみたいのに――!)

ある時、お城で王子様のための舞踏会が開かれることになり、身分ある人々が全て招待されることになりました。
シンデレラと二人の義姉ももちろん裕福な家の令嬢として招待されていました。

いよいよ今晩が舞踏会という日。
下の姉、優しいけれど太って醜いウルスラが言います。

「シンデレラ、あなたも来れるとよかったのにね。」

上の姉、枯れ枝のように細いけれど卑劣で意地の悪いアストリッドが言います。

「まあウルスラ、こんな売女を連れていったら私たちまで子種汁臭いと哂われるわ。」

シンデレラは心のなかで「あらいい匂いなのに」と思いましたが黙っていました。
昨夜の客から聞いたばかりの話で心がいっぱいだったので。

(本当なのかしら、今夜の舞踏会の後に秘密の宴が開かれるというのは。)

昨日の客は王宮の衛兵でした。
その男が言うには、王子様は最初からデキレースの妃選びにうんざりしていらっしゃるのだとか。
そこで王子様のご学友が中心になって、王子様が気楽に女体遊びができるように遊女や好き者の女官などが集め
られているのだとか。

「あなたのような方でしたら大歓迎ですよ」と衛兵はシンデレラに髪飾りをくれました。
その赤い珊瑚が遊び女の証なのだそうです。

シンデレラは股間をもじもじさせながら母と二人の義姉の舞踏会の支度を手伝いました。
三人を送り出し、自分もこっそり隠しておいたドレスを来て屋敷を出ようとしたシンデレラの前に立ちはだかる
人物がいました。
父君です。

「シンデレラ、どこへ行くんだい?」
「ああ、お父様…いえ、旦那様、どこにも参りませんわ…」
「さてはヨソの男と逢引の約束でもしていたな?この淫売娘が!」

父君はシンデレラのドレスをめくり上げると蜜壺に指を差し入れました。

「あ、はあんッ!」
「もう濡れているじゃないか!おまけに下着もつけずに!どういうことだ!!」
「あ、ああ…だ、旦那様に可愛がっていただきたくてこんなになってしまったんです…」

シンデレラがしおらしいところを見せると父君は相好をくずしていそいそとズボンを脱ぎました。

「そうかそうか、奥方はどうせ夜中まで戻らないだろう、久々にたっぷり可愛がってやろうな…」
「あ、はあッ、お父様――!!」

一旦行為が始まってしまえばお互い知り尽くした身体です。
ドレスを来たまま獣の姿勢で後ろから貫かれたシンデレラは鋭い悲鳴を上げました。
敏感なヒダと最奥を一度に攻められて、シンデレラの背骨が軋みます。

「ぐひゅうう!!イイ!お父様ッ!はあああんッ!」
「この売女ッ!おおぅ、何て、具合がいいんだッ!ああ、シンデレラ――!」
すっかり満足した父君が寝入ってしまうと、シンデレラはそっと寝台から抜け出しました。
数えきれないほど気を遣ったシンデレラでしたが、若く逞しい男たちの陽根を想像しただけで行きたくて行きた
くて堪らなくなってしまったのです。

(今からでも間に合うかしら?)

ドレスは父君の子種汁ですっかり汚されてしまってとても使えません。

「どうしよう、何を着ればいいかしら?」

すると父君が寝言で「何も着なくていいよ、裸が一番…むにゃ」と答えてくれたではありませんか。

「そうよね!どうせ裸になるのだし!」とシンデレラは何も身につけない身体にマントだけを羽織った姿で家を
出ました。
馬丁と門番は普段から手懐けておきましたので、喜んで門を開けて馬車を出してくれました。
ただし「深夜の12時まで」という条件付きで。



シンデレラが会場に入ると宴はまさに最高潮でした。
王宮の一角にあるその広間にはあちこちから嬌声やため息が響き、牡の匂いがむせかえるようです。
シンデレラがうっとりと深呼吸をしながらマントを脱ぎ去ると、周囲の男女があっと息を呑みます。

白大理石のようにきめ細かい光沢を放つ肌は肉欲への期待からほんのりバラ色に染まり、重力に逆らうように持
ち上がる豊かな乳房、妖しく潤む瞳、蠱惑的に開く紅い唇、股間を薄く彩る金色の陰毛。
広間にはいずれ劣らぬ美女ばかりでしたが、一番美しいのはシンデレラでした。
シンデレラは優美に歩を進めると、中央でひとりでいる男性に近寄りました。

「ごきげんよう、何故あなたにはお相手がいらっしゃらないの?」
「やあ。」

相手の男性の股間にぶら下がるモノを見て、シンデレラの胸がときめきました。
それは半勃起状態でも膝に達するのではないかと思うほどに長大なものだったからです。
シンデレラは気付いていませんでしたが、実はこの男性こそが王子で学友たちが集めた遊女たちも王子の相手を
諦めたところだったのです。

「はは、見ただろう?コレだからどの女性も痛がってね。」

シンデレラの蜜壺がじゅんと音を立てて疼きました。
こんなに長いモノで突かれたらどんなに気持がイイのか想像もつきません。
シンデレラは本能に命じられるままに王子の前に跪いてソレを口に含みました。

「おい君…おおっ、うっ!」

長すぎるモノがシンデレラの口の中で更に膨れ上がりましたが、シンデレラの場数を踏んだ喉がそれを難なく受
け止めます。

「おうっ、はああん!」

シンデレラがじゅぶっじゅぶっと湿った音を立てて頭を何度か前後させると、王子はまるで女の子のような声を
上げながらシンデレラの喉に子種汁を叩きつけました。
さすがにたまらずにむせ返ったシンデレラを、王子は無言で押し倒します。

「だめだ!もう我慢できない!!」
「ひッ、ひいいいいッ!あ、さ、裂けちゃうぅぅ!」

シンデレラの悲鳴に、周囲の人の目が二人に向けられました。
広間中の者たちが、可憐なシンデレラの身体が引き裂かれてしまうと固唾を呑んだ時です。
パンパンパンという肉を叩く音が広場に響き始めました。

「はあッ!すごいのぉ!おっきいいいいい!!」
「ああ、こ、これが女体!」

あまりの巨根ゆえに童貞同然であった王子はシンデレラの蜜壺の感触に驚嘆していました。
巨根を呑み込みながらなお奥へと誘うように蠢く内部のヒダ。
そんな動きを体験するのは王子にはほとんど初めてのことでした。
(まあ本当のことを言えばシンデレラの蜜壺は父君との交接により開いていたわけでしたが。)
今までの数少ない経験では、中に収めるだけで精一杯で前後に動かすことなど無理でしたので。

シンデレラも王子の陽根が与える刺激、更には自らの肉体の可能性に驚嘆していました。
あんなに長大なモノ、受け入れるだけで精一杯だと思ったのに。
一旦馴染んだ後にソレがもたらしたものは今までに経験したことのなかった圧迫感と快感でした。

そしてまた、広間の男女も驚嘆していました。
誰もが断念した王子の巨根を受け入れ、貪欲に快感を貪ることができる娘がいたとは、と。
それだけではありません。
その娘は顔も肉体もまるで女神のように美しいではありませんか。
「あの娘はどこの誰か」と囁き合う声をよそに、中心の二人はいよいよ限界に近づいていました。

「ひぃッ!イイいいいッ!イクぅぅぅ!!」
「はぁぁぁッ!」

シンデレラの絶頂の凄まじい収縮には王子は耐えられようもありませんでした。
再びか細い悲鳴とともに王子はシンデレラの中に子種汁を放出していました。

恍惚の中で、二人は口づけを交わしていました。
もうこの相手なしではこのような快感を得られないことをお互いが理解していました。

「美しい人よ、名前を…」

王子がそう言った時です。
シンデレラは壁の時計が12時を指そうとしていることに気づきました。
いけない!
このままではマント1枚の恥ずかしい姿で家まで歩いて帰らなければいけなくなる!

「ご、ごめんあそばせっ!」

シンデレラは王子を突き飛ばすように立ち上がると、マントを手に駆け出しました。
王子がこっそり後をつけるように従僕に指示していたことも知らずに。

「さあ我が息子チャーミングよ、どの令嬢を妃に娶ることにしたのじゃ?」

舞踏会から3日目の朝、王妃は息子に尋ねました。
側近によればあれ以来、熱に浮かされたように宙をみつめたかと思うと赤面してため息をついたり――まるで初
恋を知った少年のような態度を見せているとか。
舞踏会の前の憂鬱そうな様子と比べて、「これは手応えがあったに違いない」と王妃は喜びました。
なにしろ今回の舞踏会に向けての王妃の決意は並々ならぬものがありました。
噂に聞く内外の美姫100人に王妃は直々に面談を行い、1年をかけて自ら選び抜いた10人を王子妃候補とし
て招いていたのです。
(そんなことしてるから息子に「もううんざり」なんて言われてしまったわけですが。)

王子は王妃の質問には答えずに、従僕に赤いビロードに包まれたものを持ってこさせました。

「なんじゃ?」

促されるままに手に取った王妃は、その大理石で出来たモノを見るなり真っ赤になりました。

「こ、これは…!」
「そうです。私の勃起した陽根と同じ形につくらせたものです。我が妃になる女性は、これを受け入れることが
出来る女性でなければなりません。」
「う、噂には聞いていたがこれほどとは…」

王の陽根とは似ても似つかぬこの巨根は一体誰の遺伝なのだろう――と、王妃の脳裏に浮気相手たちの顔が次々
に浮かびましたが、王が隣にいることを思い出すと慌てて威儀を正しました。

「そうなのです。私も王子以前に一人の男性ですし、未来の王として子作りの義務がある以上はこの条件は絶対に譲れないことはお分かりいただけるかと。」
「う、うむむ…」

王子の言うことはまことに理に適っていると思われたので、王妃は王子妃候補たちを一室に集めてそれを見せる
ことにしました。
王妃が選び抜いた美姫たちはいずれも気位の高い乙女たちであったので、その張型をみるや、ある者は卒倒し、
ある者は激怒し、ある者は赤面し――まあいずれも「そのようなことで試されるとは心外である」という結論に
達して退出していってしまったのです。

途方にくれた王妃は王子に相談することにしました。
王妃候補がすべて去ってしまったことを告げると王子はにっこりと微笑み、「それならば近郊の貴族の娘を候補
としてはいかがでしょう」と某伯爵の名前を挙げました。
某伯爵夫人から娘を売り込まれたことを思い出した王妃は「さても我が息子が醜女好みとは」と首を振りながら
も執事に例の張形を持たせるように指示を出したのです。

さて王家の執事一行を迎えてドロテアは得意の絶頂にありました。
その執事が「王子殿下直々のご指名により当家が最初の訪問先に選ばれまして」などと言うものですから無理も
ありません。
二人の娘、アストリッドとウルスラをごてごてと着飾らせて居間に並ばせました。

執事が「この張形を収められる娘を王子殿下の妻とする」と高らかに宣言しました。
ドロテアがあっけに取られていると従僕が赤いビロードのクッションに載せた張形を恭しく取り出したではあり
ませんか。

「こ、これは!?」
「王子殿下の陽根にございます。これを受け入れてなお男に快楽を与えられる娘を王子殿下がご所望にございま
すので。」
「これが…」

ドロテアは自分の腕のように巨大な張形を目にしてゴクリと生唾を呑み込みました。
日頃から娘たちには口が酸っぱくなるほどに貞節を説いていました。
ですがこうなれば話は別、これを挿れることができさえすれば王子妃になれるのですから。
ドロテアはまずアストリッドに命じました。

「お、お母様!無理ですわ!!」
「可愛いアストリッド、私はあなたがこっそり馬丁を寝室に引きこんでいたことを知っていますよ。さあ、あな
たならきっと出来ますよ。」

アストリッドはうんうん唸りながら張形を収めようとしましたが、まるで桃のような先端すら挿れることもでき
ません。

「ひい、無理!無理です!!」
「何を言うのです、ここで我慢すれば王妃になれるのですよ!?」
「あ?ひぃ、ぎゃああああ!」

ドロテアが無理やりに収めようとするものですからアストリッドの膣は無残に裂けてしまいました。

次はウルスラです。

「お母様…痛いのはいやです…無理…」
「可愛いウルスラ、私はあなたが告解司祭と睦み合っていたことを知っていますよ。」
「でもお母様、あれはお尻の穴です…」
「いいのです、どうせどの穴でもわかりはしませんから。さあ、あなたならできますよ。」

ウルスラもうんうん唸りながら張形を収めようとしましたが、やはり膣が裂けてしまって果たせません。

痛みでしくしく泣く二人の娘にもう一度試してみるように促すドロテアに執事が言いました。

「奥方殿、こちらにはもうお一人お嬢様がいらっしゃいますね?」
「あ、あの娘は…王子殿下の妃になどなれる器ではございません…!」

執事はにやりと笑うと「いらっしゃるのですね?」と念を押した上でシンデレラを連れてくるようにと伯爵家の
使用人に命じました。
こうなればもうドロテアには逆らうことはできません。
台所でかまど掃除をしていたシンデレラは階上の居間で起こっていたことに全く気付いていませんでした。
それどころかシンデレラの頭の中はあの夜の出来事でいっぱいだったのです。

(ああ…またあの殿方に会うためにはどうしたらいいのかしら…お名前だけでも伺っておけば…)

あれから屋敷に帰ったシンデレラは約束通りに門番や馬丁と明け方まで交わりました。
ですがいつものように満足することはありませんでした。
その後の客人相手での交接でも一緒です。
シンデレラの蜜壺は変幻自在に収縮するので相手をする男たちはまったく気付くことはありませんでしたが、限
界まで拡張された状態での快感を一度知ってしまったシンデレラにはその差は歴然でした。

張形で自分を慰めようにもあのように長大な張形などあるわけもなく、シンデレラの欲求不満は深刻でした。
シンデレラは自分でも気づかぬうちにかまどの角に股間を擦りつけていました。

(ああ、切ない…いっそ今度はどなたかに拳を挿れてもらおうかしら…)

シンデレラが突然呼び出されたのは、まさにそんな時でした。
シンデレラの肌着同然の長衣は灰だらけで、それを見た伯爵やドロテアは顔を顰めました。

ですがその美しさに執事たち一行はほうと息を呑みました。
王子から「醜い二人の娘以外にも美しい娘がいるはずだ」と聞かされていた執事はこれこそが王子がお探しの人
に違いないと確信したのです。

そこで恭しくシンデレラの前に跪き、張形を掲げて口上を述べました。

「我が主チャーミング王子の陽根を象りしものにございます。王子殿下はこれを受け入れてなお男に快楽を与え
られる娘をお探しでいらっしゃいます。」

シンデレラは呆気に取られました。
これは間違いなくあの夜の殿方の陽根に違いないけれど、ということはあの方は王子様?

「さあ、どうぞお試しください。」

シンデレラは迷いながらもその張型に指を這わせました。
間違いありません。
その張り出したカリの部分をなぞるとシンデレラの蜜壺が疼きました。
ずっしりと重みのある張形を床に置くと、シンデレラはその上に跨るように腰を落としました。
「おおっ!」
「ま、まあ!!」

張形がするするとシンデレラの胎内に吸い込まれると、一同から驚きの声が上がります。
ついに根元までずっぽりと挿入されたのを確認するや執事が高らかに王子妃決定を宣言しました。
肝心のシンデレラは張形に夢中でそれを聞くゆとりはなかったようですが。

知らせを聞いた王子が飛んでくると、居間ではまさにあの時の娘が張型相手に絶頂を極めていました。
愛液まみれの張形を優しく抜き取りながら王子はシンデレラに告げました。

「やはりあの時の方ですね!ああ、どうか私の妻になってください!」
「あああン、はあン、ゆ、夢かしら…あの方が…」
「私も夢を見ているようです、あなたをこうして腕の中に抱けるなんて…」
「ああ、夢ではないのですね…嬉しい…あ、むむん…」

居間には伯爵家の人々や執事一行がいるというのに夢中で口づけを交わす二人を、人々は苦笑いをして見守るこ
としかできませんでした。


伯爵はシンデレラを実の娘であると認め、伯爵令嬢として嫁がせることをドロテアにも承諾させました。
ドロテアは狡猾にも自分の二人の娘にも王家の姻戚に相応しい結婚相手を見つけることという条件をつけること
を忘れませんでしたが。

王と王妃もひと目でシンデレラのことを気に入ってしまいました。
美しさももちろんのことでしたが、賢さや気高さが足りないかわりに素直で愛らしい様子に王子がべた惚れなの
がすぐにわかったからです。
見るからに肉食系ですぐに孫を見せてくれそうな点も王妃には高ポイントでした。

王子様と結婚したシンデレラは、ずっと幸せに暮らしましたとさ――多分ね。



    おわり。


 

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最終更新:2011年12月24日 00:55