匿名/Anonymous
匿名(ゲーム中、このカードは名前を持たない。)
インスタント
匿名(ゲーム中、このカードは名前を持たない。)
名前を持つ呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
2ちゃんねらーが最も許せないことの1つは“有名無実”だ。
第27版で登場した
常在型能力。(36版での議論により特性定義能力ではないことが明らかになった。)
匿名/Anonymousはゲーム中いつでも機能し続ける常在型能力で、『ゲーム中、このオブジェクトは名前を持たない』ことを意味する。
能力のイメージから
青や
黒のカードに多いが、他の
色にも分布する。
2chの最大の特徴である“匿名性”を表現した能力であり、
匿名を持つカードやトークンや呪文やパーマネントは、文字通り名前を持たないものとして扱う。
具体的には
- 《翻弄する魔道師》、《無の空間》など、カード名を指定するカードの影響を受けない。
- 《ロボトミー》、裏通りの死などのカード名を参照する効果では探せない。
- レジェンド・ルールが適用されない。
などが特性として挙げられる。
また、モナリングには
コテハン叩き、
名も無き批判など、名前を持つかどうかを判断基準とするカードも存在するため、
状況やメタ次第ではあるが、メリットの側面が大きい。
なお、《呪われた巻物》などの『自分がカード名を指定する』カードとの相性は悪い。
- 構築戦プレイ時のデッキ4枚制限は適用される。
- 自身に書かれている「[カード名]は~」の影響は受ける。
- 匿名を持つカードの本来のカード名を宣言することは適正である。そうした場合、匿名を失い次第その効果の影響を受けるようになる。
- 変異で裏向きになっているクリーチャーが匿名を持っても基本的に意味は無い。
第27版で登場以来、いまだに使われ続けている人気能力。
ただフレイバー的にどうして匿名を持つかわからないようなカードもある。
ある程度、匿名持ちの数が無いとそれを参照するカードが使いにくいが。
英語読みは「アノニマス」。
強さの目安
匿名であることにはメリットもデメリットも存在するため、名前を持たないからといって
普通のカードより弱くなったりはしない。多相と同じである。
余談
なぜ“ゲーム中”なのかというと、構築戦でのデッキ4枚制限が適用されるかどうかを明確にするため。
デッキを組む段階では匿名ではないのだ。
最終更新:2013年01月23日 09:27