第四使徒シャムシエル

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シャムシエル - Shamsiel (4th ANGEL)
15年振りの使徒再来から僅か3週間後に襲来した、4番目の使徒。

その形状は大別して、目の様な模様を持った円盤状の先端部(以下、頭部と呼称)と、先端部より後方に伸びる楕円頭形に近い部位(以下、胴体部と呼称)の二つからなる。
頭部と胴体部の接合部には、コアと呼ばれる光球が埋め込まれており、そのコアの両側からはコアを抱え込むかの様に一対の腕(以下、主腕と呼称)が伸びている。
また、腕はこの一対の他に胴体部背面に昆虫の脚を想起させる四対の小型の腕(以下、副腕と呼称)がある。

この使徒は、周囲の状況、自らの目的に応じて形態を三つに変態する事が確認されている。
まず、第三新東京市侵攻時の、頭部・胴体部が直線的に連なり主腕を折り畳んだ状態(以下、飛行形態と呼称)。
そして、第三新東京市到着後の、胴体部を地面に対して垂直にし、頭部を90度前面に倒した形態(以下、戦闘形態と呼称)。
更に、飛行形態から主腕を開いた形態(以下、半戦闘形態と呼称)である。
戦闘形態では辛うじて人型に見えるが、基本的には人より昆虫等に近い形状といえよう。

現在確認されている飛行能力は、さほど高くない。飛行形態での飛行速度は、極めて低速であり、飛行高度も海上、地面から数十mしか離れていなかった。
但し、その移動方法については特筆すべきものがある。
動力源は不明だが、その飛行時には殆ど無音であり、また既存の噴射推進型エンジンと違い方向転換をする事なく、側面移動、後退などが可能と見られる。
戦闘形態時に地表近くを滑る様に移動していたのも、同じ方法だったと思われる。

頭部上面に見られる目の様なものは、昆虫等に見られる威嚇効果等を持つ擬態と考えられる。
初号機との戦闘において、直下に位置する初号機に正確な攻撃をしている事から、視覚器官とは考え難い。(通常の生物において、擬態とは補食者から身を守るためのものである。これが擬態だとするなら、擬態が必要な対象が存在する事になる。高い戦闘能力を有する使徒が、擬態を使ってまで戦闘を回避しなくてはならない対象とは、一体、何なのであろうか。それとも、他の理由からの擬態なのだろうか)

主な攻撃は、主腕部先端から伸びる鞭状の部位(以下、鞭毛と呼称)によって行われる。
この鞭毛は通常鞭の様にしならせて使用され、兵装ビルを切り裂き初号機の腹部を貫通するほどの剛性を持っている。
また、初号機の脚部を掴み、上空に放り投げている事から、意志によってその先端部まで操る事が可能と見られる。
この鞭毛は常に動いており、ピンク色の光を帯びていた事から、鞭状のビームとも思われたが、初号機の攻撃により活動停止した後も、鞭毛が光を失い存在し続けた事から、光を帯びた固体であったと考えられる。

防御力は非常に強固である。
既存兵器による沿岸部での迎撃が無力であったのは勿論、初号機によるパレットガン斉射にも、全く無傷であった。

第三新東京市内の初号機との戦闘で、コア部にプログレッシブ・ナイフを突き立てられ、活動を停止する。

コア以外は殆ど原形を留めたままだったため、後にネルフによって捕獲され研究資料となった。

ちなみにシャムシエルは、『昼』を象徴する天使である。

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