超大国ブリタニア帝国により占領された「日本」。
その名を名乗ることを禁じられ、今は「エリア11」と呼ばれている――。
「エリア11」の住民たちは「イレヴン」と呼ばれる。政治を司るのはブリタニア帝国の統治官。統治官はブリタニア皇帝の名において、住民を統治する。
奪われたのは自治権だけではない。誇りもまた奪われたのだ。
超大国は軍事力を背景に、世界の各地を「エリア」として傘下に治めつつあるあった。
超大国の力の源は「ナイトメアフレーム」と呼ばれる人型兵器。都市部での戦闘に力を発揮するため「ナイトメアフレーム」部隊は、圧倒的な戦闘力で超大国の世界支配を支えている。
揺らぐことがないかのように見える超大国の支配。
だが、そこにわずかな亀裂が生まれようとしている。
胸に野心を秘め、目的のためならあらゆる手段を選ばない「黒の皇子」、ルルーシュ。
「ギアス」の力を手にしたルルーシュは、妹のナナリーと己の理想のため、その力を行使しようとする。
正義を志し、正直さと公平さを捨てることなくその道を進もうとする「白の騎士」、枢木スザク。
スザクは、ナイトメアフレーム「ランスロット」のパイロットとして、現実の壁にぶつかりながらも理想を諦めない。
二人の歩みはブリタニア帝国と「イレヴン」の関係を大きく揺り動かすことになる。

極東の「エリア11」で「何か」が今まさに起きようとしている……
公式サイトより
最終更新:2008年01月10日 16:54