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  • 管理者テスト -- 名無しさん (2010-10-30 18:09:30)
  • 祝・アインザッツ発売!! -- 名無しさん (2010-10-30 18:10:11)
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作業記録

11/14 ~文字おこし完了  発言者の名前を置き換えるだけ。関係各位にはその時点でお知らせします。
11/11 ~01:20:00まで完了 15日には終わりそうなペース。
11/10 ~01:10:00まで完了 1日10分ペースで。あと35分。
11/09 ~01:00:00まで完了 のこり45分くらい。希望が見えてきた。
11/08 ~00:50:00まで完了 メガネをとったら巨乳だった テニスルックもまた良し 
11/07 ~00:40:00まで完了 イイハナシダナー
11/07 ~00:34:00まで完了 寝オチしたワロタ
11/07 ~00:20:00まで完了 10分間のテキスト起こしに2時間以上かかるワロタ
11/06 ~00:16:00まで完了 思ったより重労働ワロタ
10/30 作業開始(`・ω・´)


■■■■■■■■■■■~00:00:00■■■■■■■■■■■■


shikaisha
今日は、京田辺祭クリエイティブなう1日目にお越しくださいましてありがとう ございます。本日の講演者、トークの方、ゲストはですね、皆さんご存知のとおり、「かんなぎ」や「私の優しくない先輩」そして、皆さん、お手持ちだと思いますが、そちらの新作「フラクタル」の作品を手掛ける山本寛監督と、(聞こえにくい)一緒にお仕事されている、神前暁、作曲、編曲家でございます。……ございます、とか言っちゃいました。おふたりには、アニメの世界を中心に、ほとんどフリートークで今回の会を作っていただきたいと思ってます。それでは、お迎えしたいと思います。皆さん、ちょっとドキドキして来ましたか? あの山本寛監督と神前暁さんがいらっしゃる、このあなた達の目の前 に。えーそれでは皆さん、拍手でお迎えください。山本寛さん、神前暁さんです!

kankyaku
(拍手)

(ヤマカン、神前暁、会場袖から登場)

shikaisha
今日はよろしくお願いします

yamakan kousaki
(ぺこりと会釈)

shikaisha
席についていただいて、マイクの調節などよろしくお願いします。

yamakan
わ、わ、わ(マイク音声テストしている)

kousaki
わ、わ、はいってるー?(マイク音声テストしている)


yamakan
わ、わ、わ(マイク音声テストしている)

kousaki
わ、わ、はい、はい。(マイク音声テストしている)


■■■■■■■■■■■~00:02:00■■■■■■■■■■■■


shikaisha
ではまず早速ですがどうですか今日はこんな感じで

yamakan
きてますね

kousaki
多いね

yamakan
あーほぼ埋まっちゃった

shikaisha
そうですね。あそこの真ん中でカメラも撮っちゃってる感じなんですよねー

yamakan
暇だねー

kousaki
(笑)なんてこと言うんです

yamakan
もっとこの時間を有効に使う必要があるんじゃないかい?

kankyaku
(笑)

kousaki
有効な話をしにきたんや

yamakan
え? するの?

kousaki
するよ

yamakan
できるの?

kousaki
おれは5分前まで(聞き取りにくい)

yamakan
(笑)

kousaki
いまもすっごいあがってきたから

yamakan
マジで(笑)

kousaki
うん

yamakan
ちょっと2人とも体調悪いんでテンション低めでいかしていただきたないと

kousaki
顔が青いですよ

yamakan
(笑)

shikaisha
きっとこのライブでそんなのぜんぜんカバーできますから

yamakan
はい

kousaki
ツイッター怖いなー

yamakan
ツイッターこれ書き込めるの?書き込めるの?

kousaki
いや読むだけのほうが

shikaisha
いや読むだけのほうがいいですよ

yamakan
いえーいヤマカン見てるー。いえーい。

kankyaku
(笑)

yamakan
いえーい

yamakan
あれ? 無理だ押せない

yamakan
あ、いえーい……あ、きた!

kousaki
あ、きた

yamakan
「クリエイティブ、なう」が俺なのね?

shikaisha
はい、そうなんですよ。で、きょうは主にしゃべっていただこうということで

kousaki
うん、しゃべろう(苦笑)

shikaisha
はい(苦笑)

yamakan
はい、しゃべりましょう。はい

yamakan
なにしゃべろう

shikaisha
まず、とりあえずじゃあ、おふたりの関係とか、おふたりのされてるとかみたいなのを、おもしろおかしく、しゃべっちゃってもらっちゃっていいですかね?

kousaki
……しゃべれよ

yamakan
(笑)

shikaisha
(聞き取りにくい)ってるんですけど

yamakan
うん、あ、え、なんでしたっけ?


■■■■■■■■■■■~00:04:00■■■■■■■■■■■■


shikaisha
えーとですね。だから、おふたりの関係とか、あとはまあそう、どんなことをされてる……まあそんなこと皆さんご存知なんですけど……

yamakan
えーと、まあ腐れ縁ですね。ほんとに今年でちょうど出会って20年なのか。20年です。

kousaki
そんなに?

yamakan
(笑)

shikaisha
すごいですね

yamakan
あおってくるね

kousaki
人生の半分以上?

yamakan
半分以上いきました。出会った時からは高校1年だから16歳ですねお互いが。そこから丸20年たったということで

kousaki
うん

yamakan
ほんとにあの頃は「ふしぎの海のナディア」の島編の出来について毎週語り合っていた頃が懐かしい

kousaki
ダメな高校生じゃん

yamakan
今週もちょっと苦しかったね、とか、今週も色がおかしかったね。今週ちょっと持ち直したよね

kankyaku
(笑)

kousaki
ついに放送無かったね

yamakan
放送なかった(笑)

kousaki
(笑)

yamakan
それはね、まあ(笑) そういうのを語り合ってたのが20年前でした

kousaki
でしたねー

yamakan
ええ

kousaki
でも、いまは

yamakan
まあほんと仕事上の間柄になるとは

kousaki
うん

yamakan
冗談でね、あのー彼も音楽の道に進むと決めてて、おれもアニメの道に進むとそのとき言ってたので、じゃあ一緒に仕事できたらいいなー、ははははーって言ってたら、ほんとにやっちゃったっていう。これがね、まあ、あ不思議というか、ある意味、奇跡というか、腐れ縁です。

shikaisha
はい

kousaki
企画大丈夫か、ゆるくね?って書いてある

kankyaku
(笑)

yamakan
ゆるくて何が悪いんだよ!!

kankyaku
(笑)

shikaisha
ゆるさが売りです!

yamakan
えぇぇ!

kousaki
自己紹介しようよ、自己紹介

yamakan
こんにちわヤマカンですおわり!

kousaki
(笑)

kankyaku
(笑)

kousaki
えっと「こうさき」と読みます。「しんぜん」じゃないです。「かみまえ」じゃないです。「こうさき」です。作曲家やってます。……

kankyaku
……

kousaki
(苦笑)やらねえほうが良かったの自己紹介? ねえ?

yamakan
(笑)

shikaisha
(笑)

yamakan
だらだらいこう、このまま

kousaki
はい、だらだら。そう、それで学生時代はまあブラバンだったんだよね2人とも

yamakan
はい

kousaki
アニメやってるヤマカンを僕が無理矢理ブラバンにひっぱってきた

yamakan
縁もゆかりもないところに連れ込まれて

kousaki
そう


■■■■■■■■■■■~00:06:00■■■■■■■■■■■■


yamakan
いや、でもね、当時の仲間とは法外にいたのですよアニオタが。吹奏楽部って今もそうかもしれないけども、アニメオタクがけっこうタムロするわけですよ。で、そのなかでこうなんちゅーかな、うまくこう馴染まされたというのかな?

kousaki
うん(笑)

yamakan
まあそのおかげで、あのー先日発売になりました「アインザッツ」という小説を(笑)書かしていただいて。仕事にもしていただいて

kousaki
宣伝してるな?(笑)

shikaisha
あ、読んだ人いましたよ

yamakan
読んだ? 読んだよ、最高だろ?

shikaisha
(笑)

kankyaku
(笑)

yamakan
最高と書いてくれ! 嘘でもいいから

shikaisha
(笑)

kankyaku
(笑)

yamakan
感動した、とかさ

yamakan
(聞き取りにくい)が最高です……もういいや

shikaisha
(笑)

yamakan
わかったよ……もういいよ……。えー、まあ、なんだろう。こういう商売ってほんとに宮崎駿さんも言ってるんですけど、ほんとに日々の生活なり、若き日の経験なりが蓄積してそれを仕事に活かせる商売なんですよね。特に僕のやってる演出という商売は

shikaisha
うんうん

yamakan
まあ脚本もよく言いますけど「自分の人生を切り売りするものだ」と。そういうところがあって、ほんとに学生時代、彼に引きづりこまれはしましたけども吹奏楽部やったりとかそこで色んな出会いがあったりとか、人脈が広がったりとか、そういうことをさしてもらったのは本当に感謝してますよ

■■■■■■■■■■■~07:22■■■■■■■■■■■■

kousaki
ふうん。初めて聞いた

yamakan
うん。あの時はけっこうね。けっこう愚痴ったけど。

kousaki
まあね

yamakan
愚痴ったり、ぐずったりしたけど

kousaki
大学にもなぜか一緒に

yamakan
うん。女も取りあったり

shikaisha
(笑)

yamakan
それはしてないか

kousaki
おれは取りあってない

yamakan
きみとはしてないね(笑)

kousaki
うん。そう。ね

yamakan
(苦笑)なに、この間(ま)は?

shikaisha
……ツッコむべきなのかな、と思って

yamakan
んー、なにかつないで、つないでつないで


■■■■■■■■■■■~00:08:00■■■■■■■■■■■■



shikaisha
わかりました、わかりました。……大学時代はずっと一緒にいたってことですか?

kousaki
いや、大学時代は、僕は作曲のサークルに入って。彼はアニメのサークルに入って

yamakan
完全にわかれたんですよ。で、OBとして高校の吹奏楽部で会うときは会ったんだけど、普段は大学の中でぜんぜん違うサークルにいて、でも週一くらいで

kousaki
まあそれくらいじゃ飲んでたかなー

yamakan
うん

kousaki
うん

yamakan
飲んでるっていうかね、彼の家にいりびたる週間があって――

kousaki
僕はねもう絵に描いたようなダメ大学生で、年に3回くらいしか講義に出なかったんですよ。

shikaisha
どちらがですか?

kousaki
僕です

yamakan
彼の家のほうが大学に近かったんで、サークルに行ったりとか授業にでた帰りに寄って、なにするわけでもなくアニメ雑誌読んだりエロ本読んだりとか、ダラダラ、ダラダラ……。

shikaisha
(笑)

yamakan
彼、延々とキーボードでなんか引いてるんですよ。作曲してるかよくわかんないけど。

shikaisha
かっこいいです

yamakan
その隣でずーっと僕は、彼のエロ本をずーっと。

shikaisha
(笑)

yamakan
うーむ。最近はこういうのが流行りかね……みたいなことを。

shikaisha
(笑)

kousaki
だいたいね、僕がなにかやってると、入れ替わり立ちかわり人がやってきて、飲んで帰っていくってね、そういういう家だったんですよ。僕の下宿が。

shikaisha
駆け込み寺ですね

yamakan
そうそう。使い勝手良かったんですよ。近くて。

kousaki
おかげで5年、学生やったけどね。

yamakan
おれ、4年で卒業したよ。

kousaki
うらやましい。

yamakan
うん。文学部はラクなんだよ(笑)

kousaki
工学部は厳しいんだよー

shikaisha
ですよねー

yamakan
文学部はねー、京大でいちばんレベルの低い学部ですよ。

shikaisha
(苦笑)

yamakan
ふふん。なにが悪いー

kousaki
なにそれ、自慢とも取れないことを……。

yamakan
誰に向かってケンカしてるんだろ……。最近、2ちゃんの書き込みにそういうのあったから

kousaki
工学部、厳しいよ

yamakan
工学部、よく出れたね

kousaki
ホントにねー

yamakan
出るの大変だったでしょ?


■■■■■■■■■■■~00:10:00■■■■■■■■■■■■


kousaki
卒論のときはね、ヤバかった。あん時ばっかりは泊まりこみでね、

yamakan
あー、ちゃんとやらなきゃね。

kousaki
内定出てたから、それを落とすとヤバいな

shikaisha
はい

kousaki
そうそう、内定の話。就職活動のときに、僕、音楽しかやってなかったし考えてなかったから、音楽に関係ある仕事をやりたいなって思って、レコード会社と、楽器メーカーと、ゲーム会社をね受けたんですよ。

shikaisha
はい

kousaki
楽器会社は内々定が出てたんですけど、そのあとデモテープを送ったナムコって会社に偶然、目をつけられて通っちゃって、すごく嬉しかったんです。

shikaisha
デモテープなんですねー

kousaki
デモテープなんですよ。

shikaisha
おおー

kousaki
作曲――まあ学生時代やってたことが、なんかそこでひとつ実を結んだかなーてのがあったんで、これは意地でも卒業せなあかん、と。

shikaisha
(笑)

yamakan
なるほど

kousaki
……。つないだぞ。

yamakan
(手元のTwitterタイムラインを眺めて)「文学部、死ね」……死ねないよー。

shikaisha
(笑)

yamakan
なんで死ななきゃいけないんだよー。

shikaisha
(笑)

yamakan
書け! 死ぬ理由を、書け! 今すぐ……。

kousaki kankyaku
(笑)

yamakan
……。インタラクティブだ。

shikaisha
インタラクティブですよ

kousaki
インタラクティブ、こわーい

yamakan shikaisha
(笑)

yamakan
まあそれはさておき、文学部の場合はホントに楽でね。あの、いちおう諮問会があるんですよ。

shikaisha
はい

yamakan
卒論書きました、はい出しました。

shikaisha
はい

yamakan
で、「キミ、内定きまってんの?」「はい」「じゃオッケー、ボーン」それで終わり。

shikaisha
(笑)

kousaki
うらやましいな。

yamakan
アニメについての卒論だから、教授連が誰もわからない。

shikaisha
あー

yamakan
あのチンプンカンプンで「とにかくキミの書いていることさっぱりわからない」って言われて

kousaki
なに書いたんだっけ? エヴァ? エヴァ書いたんだっけ?

yamakan
あのね、もののけ姫に至るまでの日本アニメーション史を、まあ美学的な視点で考察するっていう目論見を(聞こえにくい)――

shikaisha
お、おぉ

kousaki
ケムにまいたの?

yamakan
まあ無理だったね

shikaisha
(笑)


■■■■■■■■■■■~00:12:00■■■■■■■■■■■■


yamakan
でもね「京大美学にアニメーションという名前を刻みつけたオマエはすごい功績だぞ」って、ナカムラ教授には言われた。

kousaki
誰(笑)

yamakan
いまも残ってるはずなんだけどな。美学のナカムラ教授。えっと日本美術史? ちがう西洋美術の専攻の人。

kousaki
まあ、よくそれで通ったね?

yamakan
うん

kousaki
うん

shikaisha
(笑)

yamakan
通してくれたんだよ(苦笑)

shikaisha
(笑)

yamakan
ありがとう。イワキ先生。いやイワキ先生はもういないはず

kousaki
イワキ先生、ありがとう

yamakan shikaisha
(笑)

kousaki
……なんだこれ(苦笑)

yamakan
(笑)

shikaisha
なんか、すごい(聞こえにくい)ってしまったんですけど。なるほど-

kousaki
そんな学生時代だったねー

yamakan
うん

kousaki
だから、彼(ヤマカン)はアニメをずっとやってたんだよねー。

yamakan
うん。だからまあ、あのー、これね意外と知られていないんですけど。特撮で、彼も入ってくれた怨念戦隊ルサンチマンっていう作品があるんですけど

shikaisha
はい

yamakan
そちらは、けっこう話題になったりするんですけど。その1本前にちゃんとアニメーション作ってるんですよ。14、5分くらいの作品で、えっとタイトルはいいや。

kousaki
その世に忘れられて

yamakan
そうです、そうです。

kousaki
はい

yamakan
あの、俺自身が動画描いたんですよ。半分とは言わないけど、3分の1くらいの動画を自分で描いて。まああの、いま見せても正直言って、まあニコ動に上がっている「やってみた」だけの動画よりヒドいくらいのクオリティだったんだけど――

kousaki shikaisha
(笑)

yamakan
ホントにね、「やらなくて」いいじゃないか――「やってみる」必要も無いくらいのヒドい作品ではあったんですけど、なんとかアニメに近づきたい、なんとかアニメをやってる体(てい)だけでも味わいたい、形だけでも入りたい、と思ったんで……。作ってみた作品が1本だけあるんですね。

shikaisha
なるほど

yamakan
それをやって、まあ、みんなで気まずい思いをして――

shikaisha
(笑)


■■■■■■■■■■■~00:14:00■■■■■■■■■■■■


yamakan
作った連中、スタッフで「ちょっとこれ、マズイんじゃないの? もうちょっと楽しいものを作ろうよ」って思って、まあいろいろ作りはじめて。実写というか、特撮にも手を出し始めて。それが、まあなんとか実を結んだのが「ルサンチマン」だったなあ、と。

kousaki
うん。そん時はねー、たまたま昔の縁でというか、飲み縁で「音楽やんない?」みたいな感じで

yamakan
うん。そうそう。

shikaisha
はい

yamakan
彼もライブとか作曲活動忙しかったんだけど――たしか、広末のCD1枚だよね?

kousaki
これでやってくれって

yamakan
「ギャラ払うから。ギャラ出すから、とにかくやってよ」って

kousaki
広末のCDで

yamakan
(笑)。じゃあギャラ出すよ、広末の当時のアルバム1枚渡して

kousaki
絶頂期だったからね。RとHが、ね。

yamakan
だったねー。あの時はいちばん楽しかったねー。

kousaki
楽しかったねー

shikaisha
(笑)

kousaki
かわいかったねー

yamakan
ん? 広末の話?

kousaki
絶頂期って……。あれから下がってるのかな? ずっと

yamakan
下がってないよ。俺の中では

kousaki
え、なに?

yamakan
今もいけるよ

kousaki
違うよ。ああ、広末の絶頂期?

yamakan
話、かみあってないし。もう

shikaisha
(笑)

kousaki
人生の絶頂期?

yamakan
人生の絶頂期……。俺、絶頂期ってないもん。

kousaki
ずっと低空飛行?

yamakan
ずっと嫌われ続けた、この36年間でした。もう周りが敵だらけ

kousaki
最近は……ねえ

yamakan
うん。俺のヨメ以外は敵だ。いや、俺のヨメも敵だ。

shikaisha
え?(笑)

kousaki
そこは触れないでおこう……。

yamakan
(笑)。あ、これ流れてんだ! ヨメ、ごめんねがんばるよー。

shikaisha
(笑)

kousaki
がんばってねー。ヨメカン

shikaisha
(聞こえにくい)

yamakan
これ、いろんな人に言ってるんですけど。学生の頃はどんなしょーもないことでもいから、やっておくべきですよ。

kousaki
うん。やった

yamakan
うん。何もしない、っていうのが、いちばんもったいない。ホント、ずっと合コンやるも良しです。

shikaisha
はい


■■■■■■■■■■■~00:16:00■■■■■■■■■■■■


yamakan
合コン行ったんですよ俺、学生時代、呼ばれて。数合わせで行って、一言もしゃべらず帰ったっていう。

kankyaku
(笑)

shikaisha
それは、気に入らなかったとかじゃなくて?

yamakan
いや「俺、なんか場違い?」みたいな。どう考えても「俺、浮いてるよね?」みたいな。

kousaki
すごいねー。俺、やったことなかったよ合コン。

yamakan
呼ばれた、呼ばれた。

kousaki
負けたな

yamakan
負けた? でも、たまにアニメの話を振られるのよ。「こいつさ、山本さ、ちょっとアニメとか詳しいんだぜ」って振ってくれるのが、すごく悲しかった。

kousaki shikaisha
(笑)

yamakan
それで盛り上がるわけねーじゃん

kousaki
その振られ方はイヤだね

yamakan
屈辱にしか、なんねーじゃん

kousaki
こいつバンドやってんだぜー、とかだったら、まだねー

yamakan
そうそう

kousaki
でも、そのバンドっていうのがね、学祭で裸で、ギターの先にサンマとか吊るして(聞こえにくい)とか弾いてたりしてたんですけど。僕、トランペットだったんですけどね

shikaisha
あー

kousaki
ネイキッドブラス、っていうバンドやってて

yamakan
あのビデオ、まだあるよね

kousaki
ある。うちにある

yamakan
(笑)

kousaki
でも、1番いいクライマックスで「ザー」ってノイズで終わっちゃうんだよ

shikaisha
えー?

kousaki
こう、曲が終わるたびに脱いでどんどん強くなっていくって設定で――

shikaisha
つ、強くなるんですか(笑)

kousaki
そう

shikaisha
なるほど

kousaki
(腰のベルトあたりに)ティッシュケースだけ着けて……

shikaisha kankyaku
(笑)

kousaki
いいのかな、これ。ユーストリームで配信されてんだよね?

yamakan
俺、そん時、行きたかったんだよね。でもそん時、アニメ(聞こえにくい)の上映会があって行けなかったんだよなー。

kousaki
あれやったら実行委員に大目玉くらっちゃってねー。

yamakan
で、客席にサンマ投げたんでしょ?

kousaki
そう。そしたら投げ返してきてくれて(笑)

kankyaku
(笑)

shikaisha
おぉー

kousaki
むかし「スターリン」っていうバンドがいて臓物とか投げたっていうから、それに比べりゃ全然甘いもんですけども。

yamakan
こわーい(笑) いまの怖い(苦笑)

shikaisha
それの場合、投げ返せないですよね(苦笑)

kousaki
あとはライブ活動はね、ピンポンダッシュして逃げるだけとかね

shikaisha kankyaku
(笑)

yamakan
ライブだね。ライブ感覚はあるよね

kousaki
そう

shikaisha
生きてますよね

kousaki
あとは枚方(ひらかた)駅前で「とおりゃんせ」に合わせてジャムセッションするっていう

shikaisha
あー、あの、信号?

kousaki
そう、信号!

kankyaku
(笑)

shikaisha
それすっごい面白いですよね

kousaki
そうそう

shikaisha
出会いたい、すごくそれ

yamakan
ライブだよね


■■■■■■■■■■■~00:18:00■■■■■■■■■■■■


kousaki
で、車のバッテリー改造して背中にしょってベースとかギターとか弾いて

kankyaku
(笑)

yamakan
(改造バッテリーを背負うことは)何の意味があるの?

kousaki
いや、外でやるからさあ

shikaisha
電源?

kousaki
そう、電源がいるから

yamakan
あ、電源ね

kousaki
スピーカーと、バッテリーと。(バッテリー内部にあるのは)硫酸ですよ。そこにしょって

shikaisha
そうですよね

kankyakuのひとり
あぶな!

kousaki
ジャムセッションするとか。あと何やったっけなー、いろいろやった。

shikaisha
ふうん

yamakan
かっこいいね

kousaki
とにかくそういう、まあなんか大学生って脱ぎたがるじゃないですか?

shikaisha
そうですね(笑)

yamakan
(笑)

shikaisha
こう、本当の自分を

kousaki
そういうことをやってみた痛い時期もあったり

shikaisha
はい

yamakan
神前さん、絶好調になってきたね(笑)

kousaki
なんかしゃべんなきゃダメかなって。俺いまここ(目の前においてあるノートパソコンのモニタ画面)のスクリーンセーバー? 見えてないんだ。

shikaisha
あれ?

kousaki
だからね、怖くないの。

kankyaku
(笑)

shikaisha
あ、見ないようにしてるって感じですか?

kousaki
そう。すっごい人の評価とか怖いから。見ないよ

yamakan
マジで? 俺、いまなに返そうか(目の前のノートパソコンのモニタに売っているTwitterのタイムラインに対して)ずって考えてるんだけど

kousaki
俺は、会場とのライブ感がね

yamakan
面白いイジリがないんだよ。もっと来いよ、おい! ビビッてんじゃねえよー

shikaisha kankyaku
(笑)

yamakan
ディスるなら徹底的にやれよー

shikaisha kankyaku
(笑)

yamakan
(ニヤニヤ)まあ、それはさておき

shikaisha
なんか(会場の大スクリーンに映っているTwitte上のタイムラインに)無双って書いてある

yamakan
神前無双、無双だね。あの頃はホントに良かったよ。

Twitter
――ヤマカン、Twitterなんでやめたの?

yamakan
合わなかったからです

kousaki
僕もね、Twitterひと晩やったんだけどね。なんか朝起きたらメールが何百通とか来ててね、怖くなってやめた。

shikaisha
怖いですね

yamakan
そりゃあ怖いよね

kousaki
Twitterを理解してなかった

shikaisha
ダイレクトに来ますからね

kousaki
そう。mixiにはいるけどね

yamakan
(笑)いますね、はい。

kousaki
はい


■■■■■■■■■■■~00:20:00■■■■■■■■■■■■


最終更新:2010年11月14日 07:05