超音波流体屋のプログラム備忘録
CentOS6.2+AtokX3+親指シフト
最終更新:
usapfrog
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CentOSにデフォルトでついてるiBus Anthyさんは親指シフトデフォルトでサポートしてくれるんですが、
なにぶん学習機能ほか他の日本語変換と比べて劣るところも多いわけで。
そんなわけでCentOS6.2下で親指シフトAtokX3を使う方法について調べた話。
なにぶん学習機能ほか他の日本語変換と比べて劣るところも多いわけで。
そんなわけでCentOS6.2下で親指シフトAtokX3を使う方法について調べた話。
追記
- このパッチの当て方だとどうも日本語入力中はコピペCtrl+x,c,vあたりが動かないっぽい。直接入力中ならきちんと動くんだが。
- 濁音の連続みたいに連シフトのときは、きちんとシフトキーを離さないと無理らしい。
Atok X3のインストールCUI部分
- GUIが効くうちに32bitモジュールであるgtk2-immodule-xim.i686をインストールする。
- # init 3 でコマンドラインモードへ
- cdromの内容をマウントする。 # mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom
- インストーラを走らせる。 /mnt/cdrom まで移動して #bash setupatok.sh
- RedhatEL5用の設定インストーラを走らせる # cd /opt/atokx3/sample # bash setting_redhat5.sh
- 適当なローカル上に移動し、atokx3up2をとるのに下のコマンドを打つ
- #wget http://dls03.justsystems.com/download/atok/up/lin/atokx3up2.tar.gz
- 解凍 #tar xvzf atokx3up2.tar.gz
- なかのインストーラを走らせる #bash ./setupatok_up2.sh
- /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confを編集
- gnome-im-settings-daemon >/dev/nullをコメントアウト
- その下にDISABLE_IMSETTINGS=trueを追加
- #init 5 GUIに戻る
Atok X3のインストールGUI部分
- 端末を開き iiimx, iiimdを実行し、エラーが出るので足りないと言われたライブラリをyumでとってくる
- システム→設定→入力メソッドでiiimxを使用する
- iiimdとかが多重起動で日本語入力がバグるので一度ログアウト
- ログインするとローマ字/通常かなのAtokで使用できる。
親指シフトパッチ当てとrpmbuild
- NICOLA meets ATOK X3 for Linuxからim-sdk32.nicola.specとiiimf-trunk_r3104-nicola.patchを頂いてくる。
- ~/rpmbuild/SOURCESに移動し(なければつくる)、このpatchを置く
- $tar xzvf /mnt/cdrom/src/IIIMF/iiimf-trunk_r3104-js1.src.tar.gz
- $rm im-sdk*.spec
- ~/rpmbuild/SPECにim-sdk32.nicola.specを置く
- $echo '%filedate `date +%Y%m%d%H%M`' >> ~/.rpmmacros
- $rpmbuild -bb ~/rpmbuild/SPECS/im-sdk32.nicola.spec
- インストール済み(ただし未伸張)ファイルが見つかりましたとか言われたら、
- specの行頭に%define __check_files %{nil}を追記
rpmインストールと親指シフト環境設定
- ~/rpmbuild/RPMS/x86_64にrpmができている。
- #rpm -Uvh iiimf-・・・.rpmをインストール。エラーが出たら --forceオプションをつけて。
- xevで左右親指キーのキーコードを調べておく(自分は無変換102, 変換100だった。)
- .bashrcか.bash_profileに以下を追加
- export HTT_USES_NICOLA=t
- export HTT_NICOLA_LEFT_KEYCODE=102
- export HTT_NICOLA_RIGHT_KEYCODE=100
- export HTT_NICOLA_SYN_TYPING_JUDGE_TIME=150
- Atokの入力方法をかな入力に切り替えておく。
- いったんログアウト、再度ログインすると親指シフトで入力できる。