超音波流体屋のプログラム備忘録

CentOS Linux 6.2への引越

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usapfrog

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Windows7の入ったThinkpad T420sが来たので、引越しでやったことまとめ。

Linux領域の確保まで

  1. CentOSのisoを落としてきてDVDに焼いておく(DVD1,2と2枚あるものを選んでくること)
  2. 仮想化環境を使いたいならBIOSの設定をしておくこと。
  3. GPUまわりの詳細設定やCUDAを使うことを考えるなら、NVIDIA OptimusもBIOSの時点で切っておくこと。
  4. 初期状態は160GB SSD中, MBR(?)100M, 20Gリカバリ, 残りwin7
  5. リカバリ領域をDVDへ
  6. 管理ツール→コンピュータの管理でC:を70Gに縮小
  7. リカバリ領域は削除

インストール

領域が80Gくらいしかないのと、sda5までしかできないらしく、
特殊な何かがいるのでパーティションはインストーラ任せ
そのあと適当にサイズ調整
  • /boot : 500M
  • /swap : 9G
  • / : 20G
  • /home : 50G
に分割した。ファイルシステムはext4、windows側からのマウントは厳しそうだ。

リポジトリの追加・ソフトの入手

これで9割方自分でコンパイルせずに手に入る。

インストールしたソフト

  • firefox3 → 9 (el6.remi) < xulrunner9.remi from pbone
addonは重要度順で以下のとおり。
TabMixPlus, All in one Sidebar, Firegesutures, 
Download statusbar, Adblock Plus, Hatena Bookmark, ScrapBook
  • filezilla (yum, epel) [sFTPができるFTPクライアント]
  • nevernote [Evernoteクローン]
  • octave (yum) < /usr/lib64に/usr/lib64/mpich2/lib/libhtf5.so.6に同名のリンクを置く
  • texmacs & Maxima (yum) [Mathematicaクローン]

sudo関連

ユーザをsudoersに追加する。コマンドはvisudo。
root ALLだかで始まる行を複製して、ユーザ名に書き換える。
参考 : sudoの設定

Windowsとのファイル共有・プリンタ

  1. # yum install samba
  2. /etc/samba/smb.conf内、workgroup, netbiosまわりを必要なら変更する
  3. デーモンの起動 /etc/init.d/smb, nmb (re)start
  4. sambaに対してfirewallを通す
  • プリンタは素直にlinux対応ドライバを落として、READMEに従うのみ
(プリンタが停止状態でインストールされる場合もあり、管理>印刷からアクティブに。)

Windows部分のマウント

デフォルトではコンピュータに表示されるがマウントできない。
  1. yumでfuse, fuse-ntfs-3g, dkmsをインストール
  2. dkms-fuseのrpm(el5)を落としてくる。nodist, noarchなので単にバージョンが新しいものでよい。
  3. # modprobe fuse
  4. これでコンピュータからマウントできる
  5. はじめからマウントしたければ /etc/fstabに以下を追加。
/dev/sda2 /mnt/win ntfs-3g defaults 0 0
(Thinkpadはsda2にwin7が居る。/mnt/winはあらかじめ作っておく)

pTeX

ptetex3が安定か。ptexliveはtexlive2011に対応しないわ、texlive2009は落ちてないわで無理。
  1. make前まではptetex3の言う通り。 ptetex -- teTeX 用日本語パッチ集
  2. デフォでは入っていない xorg-x11*, libX*, gcc-c++, flex, bisonをyumで追加。
  3. 日本語フォントがないので libFS, xorg-x11-xfs, chkfontpath, fonts-japaneseをこの順でrpmをインストールする。
  4. my_option.sampleをmy_optionにし、KANJI_CODE=UTF8のコメントアウトだけ外す
  5. texlive2011を入れる。
  6. 一時的に/usr/include/stdio.hの670行付近, getlineの宣言の3行をコメントアウトする。
  7. ここでようやくmake, make install
  8. stdio.hのgetlineコメントアウトを戻す
  9. /usr/local/tetex/binにパスを通しておく。guiからxdviをつかいたければ、/etc/bashrcのほうが良い。
  10. xdvi.cfgの話は不要だった。上でfonts-japaneseがあるせいかと

Nvidiaのドライバ

ものによってNVIDIA Optimusを使うと、グラフィックが荒れるものあり。
  1. 単純にNVIDIAのみで表示する場合、BIOSから設定する。
  2. nvidia-x11-drvを入れる
  3. nvidia-settingsで調整をかける。
  • ドライバ入れるとLinuxではOptimusが使えなくなるかも。rpm消したら元に戻るといいけど。

CUDA4.0

  1. 上をやっとくとoptimus系の細工は不要
  2. ドライバはinit 3で。オプションに --kernel-source-path /usr/src/kernels/[TAB] を追加する。
  3. その他は標準的なインストールと同じ。PATHとLD_LIBRARY_PATHの追加。

仮想環境

  1. 仮想マシンマネージャーをyumから落としてくる。
  2. 仮想マシンイメージが/var/lib/libvirt/imagesに置かれる
  3. ルートか/varの容量がない場合/etc/libvirt/storage/default.xml内で該当部分ぽいパスを置きたい場所に変更
  4. ウィザードに従ってインストール
  5. ファイルの受け渡しはネットワーク通すのが楽かな

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