鈴木理策:熊野、雪、桜
同僚でもある理策氏の写美の個展。闇から一転する雪、桜への空間変化の外連は、トンネルを通過するドキドキ感にも似て楽しめる。
安齊重男の“私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)”1970-2006
1970年の東京ビエンナーレ"人間と物質"から始まる安斎氏のドキュメントは、ピッタリと私の美術史観と重なる。写真で芸術するのではなく、芸術を写真によってドキュメントすることによる行為の芸術であり、安斎氏のライフワーク。見ごたえがあり,また現代までの美術史を概観できる。ちなみに、私が安斎さんに撮られた写真も82年、92年、06年と4枚見つけられた。
田中孝道"panta rhei"展
ポラロイドのモノクロシートフィルムを使いピンホールによって撮影し、その定着行為を行わない事により、様々に自然変化したフィルムによるプリント。目からウロコでした。ピンホールの優しいイメージの基調にフィルムの物質的な変化のテクスチャーの解像度がすごい。ちなみに、佐藤研B3一平君の御尊父。
以上、佐藤の展覧会です。(07年前期)
会期:2007年6月1日(金)〜6月16日(土)(日・月は休廊です)
12:00〜19:00(最終日は18:00まで)
ヤノベ氏が取手に砦を作っています。終末処理場の空間と、参加作家の頑張りは必見ですね。
先端M2有志5名からなるGroup Show “On the edge” が4月16日から24日までの平日のみの展示となりますが、それに出品します。お時間都合つけていただきまして是非お越しくださいませ。桐生
メンバーは
- 上原耕生(絵画出身 技:白いペンキ)
- 笠島俊一(建築出身 技:コンクリート)
- 桐生眞輔(書道出身 技:イレズミ)
- 坂本千弦(絵画出身 技:ラテックス)
- 水本博之(映画監督 技:ビーム光線)
の5名です。
互いに制作のメディアでの共通点「特になし」という異彩の組み合わせです。
多分またこの展示の告知を誰か流すと思います。
場所は
Space Annex Gallery
東京都中央区日本橋人形町3-9-4
地下鉄人形町駅より徒歩1分
となります。
- こういったグループショーが成立するのは先端ならでは、だと思った。そして人形町のこんな良いスペースを無償で貸してくれる貸主は偉い。ただひとつ、物足りないなと思わせるのはグループによる“主張”が感じられない事か。メディアがちがっても、何かについてお互いに言える事はあるはず。sato
最終更新:2009年10月08日 00:49