「団地を掘り下げる」井野アーティストビレッジオープンスタジオ+SANT展
日時2011年10月1日(土)~23日(日)までの土日祝 9日間 11:00~18:00 入場無料
会場井野アーティストヴィレッジおよび取手井野団地3街区ショッピングセンターエリア周辺
オープニング2011年10月1日(土)18:00~ 井野アーティストヴィレッジにて
SANT展「地下メラ」製作
■「地下メラ」(チカメラ)
東京藝術大学先端芸術表現科佐藤時啓研究室では、「地下メラ」の共同制作を行いました。地下に穴を掘って作られたカメラという意味です。
ご自由にドームの中に入って外の景色をご覧いただけます。
我々が普段使うカメラという言葉は、もともとラテン語で部屋を意味する言葉です。暗い部屋の小さな穴から光が差し込むと自然に映像になることから、カメラオブスキューラ(暗い部屋)という言葉が生まれました。カメラオブスキューラは、絵画のための補助用具として、また見世物として19世紀頃までに盛んに用いられました。デジタル時代の現代、光がイメージになることのシンプルな過程を体験する機会がほとんど無くなってしまいましたが、多くの人にこの希有な体験をしていただきたいと願っています。
アタナシウス・キルヒャーによる「カメラ・オブスキュラ」 1646レンズを通して投影させた風景を透明な紙に模写している様子
井野アーティストヴィレッジは1969年に完成しました。我々はこのスタジオ101床面に穴を空けて地下を掘り下げ、60年代の土に触れてみたいという欲望を抱きました。そして皆の共同作業でコンクリート面を破砕し、土を掘り下げカメラ空間としました。その際掘り出した土やコンクリートガラのすべてを土嚢としてそれを積み上げドームを作り上げたのです。
―「地下メラ」ポスターの文書より
■初期段階「地下メラ」イメージ図
「地下メラ」が出来るまで
■穴カメラ制作&搬入のスケジュール及び出欠
26日 スペース、TAPの木材2×4)をはがす、曲げベニアのカット等
27日 穴堀(朝から重機借りる)
28日 カメラセット、階段づくり、土のう積み上げ
29日 他残っている作業
30日 個人作品搬入
撤収作業
■■作業スケジュール■■
◎9:30集合、10:00から開始
◉2月6日(月)
内容:
- 資材買い出し(無しになる可能性あり)
- AKTIOへ機材受け取り(8:00に借りに行く。ランマー×2、一輪車×1)田中Car
- 土嚢の解体/砕石、土を穴に埋めて、固める
- 鉄筋(14Φ)の取付け(番線or溶接)
※使用機材:ランマー、シャベル、結束など
◉2月7日(火)
内容:
- 地面の養生など。
- 生コン挿入(10時頃、IAV裏に到着。一輪車で運ぶ。)
- ならし、乾燥させ完了!
※使用機材:一輪車×2、ブルーシートなど
◉2月8日(水)
予備日
<工作室から借りてくる>
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2月6日(月) 土嚢の解体/穴埋め
最終更新:2012年02月09日 13:40