「しにいくにく」
しにいくものは、にくか、たましいか。のこったものは、ものである。
そればかりはたしかである。
肉体というテーマに対して、インスタレーション、絵画、写真、
それぞれのメディアで作品を提示します。
足立真悠
タイトル:触欲
素材 :針金・新聞紙・クラフト紙
展示概要:張り子で作られた4組8本の腕のインスタレーション
川合穂波
タイトル:現代の不浄観
素材 :水彩色鉛筆・アクリル絵具
展示概要:仏教に不浄観というものがあり、
それは人間は不浄であることを知る教えである。
九相図という絵がある。死にいく肉体を描いた絵画は、
鎌倉時代まで描かれていた。
人間は死に、朽ちていく。それを鎌倉時代までは皆が知っていた。
死体が消えた現代においての九相図を描こうと
今回この6枚組の作品を描いた。
髄
タイトル:「 | 」
素材 :ネズミ、写真
展示概要:|=pipe(プログラミング言語で、命令文同士を組み合わせて利用す
る手法の名称)