vol.3 菊地拓児 > 田中一平 Contrast light 2008 > 10 > 2-10 > 15

Contrast light

















■菊地拓児

タイトル:奔別(ぽんべつ)
素材  :ミクスドメディア
展示概要:住友奔別炭鉱立坑櫓(すみともぽんべつたんこうたてこうやぐら
      /以下奔別立坑)は北海道三笠市に現存する国内最大規模を誇る
      立坑櫓(炭鉱の巻き上げヤグラ)である。
      奔別立坑は閉山後37年経った現在でも「奔別」(ポン-ベツ/アイ
      ヌ語で小さい川を意味し、地名でもある)を掲げている。現在も
      燦然と掲げられている二文字には、石炭産業の盛衰の中で数多く
      の生き死にの物語が見え隠れし、今日も繰り返される開発と衰
      退のサイクルを象徴しているかのようにも思える。閉塞感の漂う
      現在の社会において、立坑が放つ成長期の日本の勢い・エネル
      ギーが、まぶしく見えるのは何故だろうか。















■田中一平

タイトル:FALL
素材  :電球、赤外線センサー、植物、布、糸
展示概要:人間が個々にもつ感性の共通点と相違点に興味を持っています。

     葉が落ちる。
     自然に、葉が、一枚、落ちる。
     それは単なる現象にすぎない。
     しかし、人間はそこに様々な意味を見つけたり、つくり出したりする。
     象徴・比喩・もしくは先人たちの解釈などを手がかりに。
     ある人の解釈は他人と共通するときもあれば、しないときもある。
     なにかしらの現象(出来事)を目撃したときに生成される感受性(も
     しくはイメージ)は、何によってつくり出されているのか。







最終更新:2008年10月28日 09:27
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。