カメラになった男—写真家 中平卓馬 |
小原真史 |
1月13日(土)〜26日(金) |
シネアートン下北沢 |
21:00~ |
■上映期間
2007年1月13日(土)〜1月26日(金)
連日21:00よりレイトショーです。
■関連イベント
1月15日(月):伊藤俊治(美術史家)×小原真史
1月25日(木):宮台真司(社会学者)×小原真史
※上映後に対談が行われます。
10月16日(月)
最近は、針の穴に糸を通すようなスケジュールなのだが、何とか小原君のドキュメンタリー作品『カメラになった男 写真家中平卓馬』を見た。久々に行った下北沢も学生時代以来か。小原君のレンズの距離感が絶妙だった。provoke以来常に突っ走っていた、時代と合わせ鏡だった男は、言葉を失い歳老いてチャーミングに映りながらも尚挑発的である。長期間に渡って良い空気感を漂わせる映像は監督の性格なのだろう。見ごたえがあった。 sato
カメラになった男—写真家 中平卓馬 |
小原真史 |
10月7日〜20日 |
シネアートン下北沢 |
21:00~ |
先端助手の小原です
ドキュメンタリー映画『カメラになった男—写真家 中平卓馬』が10月7日から2
0日までの2週間、シネマアートン下北沢で21時よりレイトショー上映されますの
で、お知らせします。
「オキナワ映画クロニクル2006」での上映が好評につき、今回レイトショーにな
りました。前回来ていただいた方、ありがとうございます。
おかげさまで大阪での上映も決まりました。
中平卓馬は1977年に急性アルコール中毒で倒れ、その記憶と言葉の大部分を喪失しな
がらも沖縄への撮影旅行を機に復帰し、数々のエピソードによって「伝説の写真家」
とされている人物です。
映画には東松照明、森山大道、アラーキー、港千尋さんなどが出ています。
7日(初日)舞台挨拶、11日上映後港千尋(写真家)と対談予定。
ミュージック・クバーナ |
ヴィムベンダース総指揮 |
7月1日〜21日 |
渋谷シネクイント |
21:30〜 |
愉快だった!ハッピーになれた。『ミュージック・クバーナ』を観たのだ。このところの天気や学校の出来事、どんどん気持ちは重くなっていたのだが、久々の快晴気分。大ヒットしたブエナビスタソシアルクラブから、はや7年。ブエナビスタは知られざるキューバの大ミュージシャンを発掘していくストーリーだから、伝統音楽が中心だった。しかし今回は私の知るハバナそのものだった。サルサはニューヨーク生まれの逆輸入音楽。伝統音楽にジャズやロックが融合したものだが、ブエナビスタにも出演のピオ・レイバと若きミュージシャンの絡みが最高に楽しい。ブエナビスタでは、最後はニューヨークに行きカーネギーホールで公演する。だがこの作品ではなんとそれ以上の場所を目指し、ついに○○へ。笑える。監督はブエナビスタのヴィムベンダースから、その弟子のヘルマン・クラル。渋谷バルコ3の8階シネクイントで毎日9時30分からのレイトショー。なので、その前に、やっぱり気になっていた『嫌われ松子の一生』も観た。中島監督の前作、『下妻物語』に興味を抱いたのだけど、もう全体が凝り凝りでスキマが無い。悲惨なストーリーだけどねじれた希望の物語と読んだ。(原作は読んでいない)このねじれかげんが、ストレート、クラッシックな韓国映画とは違い、爛熟ニッポンを感じた。しかし、日本映画も捨てたものじゃないね。sato
最終更新:2007年01月14日 15:37