慈恵医大のガレージを借りてかねてからカタカタ音が出ていたドラシャを交換しました。
(手伝ってくれて有難う!阿部!雨谷!おしょー!)
慈恵の部車はEK9なので、まぁ彼らの練習も兼ねてですね。もしもの時も安心だし。
部品はヤフオクで極上の(15000km走行!)中古のものを格安で手に入れました。
最初にトライしたときは、タイロッドエンドプーラーが無くて断念しました。
叩けば外れるという噂でしたが、安心のためにやめといた。
で、アストロプロダクツで買ったプラーをもっていざ国領へ。
慈恵のタイプR
で、整備開始。
1. ジャッキアップ、馬がけ、タイヤ外し。エアツールやべえええええ。らくちん
2. ブレーキを踏んでもらって、ホイールのセンターナットを緩めます。EK3の場合は32mmです。EK9も32mm?
ナットは緩み止めのカシメがあるので、ハンマー&-ドライバーで起こします。
ここは貫通ドライバーを使わないと厳しいです。
生半可な力では緩まないので、1/2L字ハンドルをパイプで延長してガッツリトルクを掛けると外れます。
3. ハブナックルの周りをバラして行きます。サスフォークはU字部がアッパーアームと、17mmのナット+長いボルトで止まってます。そんなトルクはないです。
スプリングがちょっと張っていて、強引に外すのが怖かったので、スプリングコンプレッサーでバネを少し縮めてやるとするっとボルトが抜けます。
次に、ロアアームをハブナックルから外します。
4. ロアアームとナックルが繋がる部分は、テーパー状になってかみ合ってます。
まずボールジョイントの下のボルトを外します。
ワリピンが入っているので、556をぶっかけて、ワリピンを伸ばしてハンマーでコンコンやると楽に外れます。
で、これをタイロッドエンドプーラーといういかつい洗濯ばさみで外します。
ボルトのネジ部が死なないように、細心の注意を払いましょう。
少し爪が差し込みにくいので、掛かりが浅かったけど、大丈夫でした。
ちなみに、タイロッドエンドプーラーはテンションを掛ける工具です。
ある程度プラーのボルトをねじ込んで力がかかったら、ハンマーでナックルを叩きましょう。
で、さらにちょこっとねじ込むと比較的楽に外れました。
5. これでナックルがフリーになります。ミッションとドラシャが繋がっている隙間に、タイヤレバーを差し込んで、てこの原理を使ってコンコンと叩くとドラシャが抜けます。
このとき、穴からMTオイルがやや噴出すので、注意しましょう。僕は頭からかぶりました。
6. 基本的に左右は同じ手順です。
7. 新しいものを付けるときは、しっかり差し込むようにしましょう。あとは逆順です。
8. ボールジョイントははめ込んで、下からボルトを締めこむと、はまり込んでいきます。
9. うまくドラシャが取り付けられたら、最後にもれた分のMTオイルを補充しま。
お疲れ様です。
外したドラシャは左右共にガタガタでした。異音も消えて、完全復活です。
おまけ、
作業風景
EKツーショット
最終更新:2009年04月16日 00:24