1. まずホンダカーズでマスターシリンダーASSYを入手。8000円くらい。安くはないですね・・・

手順としては、マスターシリンダーが固定されている室内側のナットを二本抜く。次にマスターシリンダーと繋がってる部分をはずす(ペダル、ホース(リザーバ側)、パイプ(クラッチ側))。んで、外す、逆の手順で付ける、と非常に簡単です。

2. 準備段階ですが、クラッチフルードを抜きます。ブリーダーを開けて、適当にガボガボ踏むとシリンダーからフルードが抜けていきます。

3. 作業空間を作るため、エアクリを外します。スレーブシリンダーに繋がるパイプのボルトに556を振り掛けまくる。ここは本来10mmフレアナットレンチを用いる場所ですが、手持ちでなかったのでKTCのコンビのスパナで代用する予定でした。

ここから本作業に入ります。

4. マスターシリンダーを固定するナットを外す、、、!!!!!と、ここはディープソケット+エクステが無いと外せない事実に気づく。

オヤジの車を拝借して足立のstraightまで買いに行く。ついでにフレアナットレンチも購入。安いナァ。
ちなみにstraightのフレアナットレンチはsignetのOEMっぽいですね。まぁいいや。

5. 買ってきた12mmのディープソケット+75mmエクステンション+ラチェットで外す。そんな硬くないです。

6. ホース、パイプをはずす。ここで試しにどうでもいいボルトにフレアナットをかけてトルクをかけてみました。
  ⇒一瞬で舐めました。( ゚д゚)ポカーン
  ってわけで予定通りKTCのコンビ使うことに決定(キリッ)
  パイプのジョイント部のボルトを緩めるのは非常に非常に面倒ですが、がんばります。

7. ペダルとマスターシリンダーは、ピンに割りピンがカシメられてるだけなので外すのは楽勝。
  というのは都市伝説です。レジェンド オブ シティ。ホンダ最高!ッホゥー!
  割りピンはちょっとやそっとじゃ外れません。
  ってか狭い。イライラしてくるほどの激!狭さ。
  悪戦苦闘して、なんかハンドルの裏っ側にある鉄板に手を押し付けて切り傷が5個発生。
  血だらけになりました。
  結局スマートに外すのはあきらめて、ラジペンで、こう…てこの原理を使って巻き込むように外しました。
  割りピン再起不能(キリッ)。どうすんのこれ。


8. まあぁこれでめでたくマスターシリンダーは外せます。こっからは逆の手順でつけるだけです。

9. 割りピンはとりあえず取れなきゃいいんで適当にまっすぐに伸ばしたり切ったりして差し込みました。

10. フルードを入れます。最初はまったく手ごたえがなくてあせりますが、地道に手でペコペコやり続けると、突然「ボコっ、ガボボ」というかすかな音とともに、シリンダー内にフルードが入り込んで、復活します。地道にエア抜きして、完了。



インプレ:こいつはマスターシリンダーがかなり前から死んでて、フルードは減るわタッチは怪しいわ、しばらく乗らないとペダルがペコっと沈み込んでました。
交換したらタッチが激減。かなり末期だったのか、交換前はクラッチの繋がる位置が手前過ぎて、なんかフカフカした感じでしたが、交換後はしっかりミートポイントが奥になってました。なんでこんなことになったんか原理はあまり良く解りませんが…
ミートポイントの変化はクラッチ板の寿命かとも考えてましたが、大丈夫そうです。
気持ち良く乗れるようになりましたね。
最終更新:2009年04月27日 21:32