PTBTRS1941

PTBTRS1941は、デンタンカンオウ国がソビエト連邦から鹵獲したPTRS41を基に1942年初頭に開発した対戦車ライフル。
威力を重視する余り大型化し、総重量は10kgを超えてしまったが、使うのはTBTなので問題ない。
14.5mmのAPTBT弾を使用するが、14.5mmの口径弾であれば弾種を問わず流用可能。
性能試験では装甲厚80mm程度まで貫通が確認されているが、実戦運用であれば70mmまでが実用上の限界とされる。
第二次世界大戦終結までに約7万挺が製造されたが、そのほとんどは軍によって解体済みで、わずかに400挺ほどが民間に払い下げられたのみである。
そのため、現存するものは大田端戦争博物館所蔵の2挺とティビディーン性能試験場併設の資料館の1挺の他には、コレクター所有の数艇しか確認されていない。
最終更新:2017年01月09日 07:23