読んだ本の感想
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読んだ本の感想
ja
2010-03-22T22:10:53+09:00
1269263453
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顧客投資マネジメント
https://w.atwiki.jp/taktaktak/pages/15.html
*『顧客投資マネジメント』
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まだ半分読んだ程度。
まず、原著のタイトルが「MANAGING CUSTOMERS AS INVENSTMENTS」とある通り、顧客を投資対象と捉えるという内容だった。(今のところ?)そんなに難しい数式は出てこない。ファイナンスの基礎程度。個人的には、CRM的な内容を期待していたが、良い意味で裏切られた感じ。
基本的な主張は、「顧客獲得の費用 < 顧客から得られる利益」という、当たり前のことをキチンと考えましょう。
対象としているのは、現場クラスというよりは、部長~経営層クラスなのだろう。もっとも、マーケティング担当の部長~経営層で、本書の内容が理解できるほどの人材を抱えている会社が羨ましい。
2010-03-22T22:10:53+09:00
1269263453
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ネットワーク分析 何が行為を決定するか
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*「ネットワーク分析 何が行為を決定するか」 安田雪
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ネットワーク分析に興味を持ったときに読んだ本。
この分野に興味がある人にとっては、定番的な教科書的な存在だと思う。
「個人の行為を決定するのは、その個人かそれとも彼・彼女をとりまく社会か」
ということを究極的な問題として定義。特に消費行動においては、
必ず「情報探索」という行動が行われる。
最終的な購買をする/しない、あるいはどこで購入するか。個人がもつ
情報収集能力とそれを支えるネットワーク力。これまで、消費行動では
「パーセプションチェンジ」という個人の意識・認識を変化させることで
行動に結びつけることができると言うことであったが、
情報が氾濫している現代、意志決定と行動そのものがネットワークの
外部性によってもたらされている。
本書では全体に難しい数式の類は出てこない。グラフ理論と応用研究の
成果について触れている程度である。それだけに、文系マーケターにも
読みやすい。読みやすいが故に、「構造同値」と言われてもその重要性も
見過ごしてしまいがちではある。まだ未読であるが、理論的な背景に
ついては「実践ネットワーク分析」に詳細に記されていると思う。
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2008-01-14T18:12:21+09:00
1200301941
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孤独なボウリング
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*『孤独なボウリング』 ロバート・D・パットナム
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日本の強さの源泉は「社会関係資本」にあったと浅はかながら考えている。
皆が信頼しあって、助け合い、アイデアを出しながら、共存共栄を目指した。
今の日本は正反対。アメリカでも昔は「社会関係資本」によって、コミュニティは
様々な恩恵を受けていた。いや、余計なコストを必要としなかった。
ネットワークに帰結するけど、人の行動はその人が所属しているコミュニティや
そのコミュニティの持つ社会関係資本に大きく依存していると思う。
「信頼」のあるコミュニティであれば、余計な心配をしなくてすむけど、
不信を抱いているのであれば、「もしかしたら」という予防線を張る行動を取る。
自分が疑い深いからそういう行動を取るわけではない。そういうコミュニティに
所属しているから。
インターネットはどうなのだろうか?残念ながら、パットナムはサイバースペースでの
ソーシャルキャピタル構築は難しいと述べている。一方、これは規模と開放性によっても
左右されると思う。適正な規模で閉鎖的なコミュニティであれば、おそらく
ソーシャルキャピタルは成立すると思う。
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(以下、要点抜粋)
第2部 市民参加と社会関係資本における変化
第8章 互酬性、誠実性、信頼
P156
社会関係資本の試金石は、一般的互酬性の原則である-直接何かがすぐ返ってくることは期待しないし、あるいはあなたが誰であるかすら知らなくとも、いずれはあなたか誰か他の人がお返しをしてくれることを信じて、今これをあなたのためにしてあげる、というものである。
P158
信頼しあうコミュニティにおいては、他の条件を等しくした場合に、無視できない経済的利点があるということを経済学者が近年見いだしたが、その理由がこれであることは疑いない。
社会的信頼が価値あるコミュニティ資産となるのは、それが保証されたときである。われわれが互いに対して正直であったときの方が、(裏切りを恐れて)協力を断ったときよりも、あなたと私の双方が利益を得ることになる。しかし、不誠実が続く中で誠実であろうとすると、聖人君子を探す者のみが利益を得
2008-01-14T18:04:45+09:00
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