13村弓の設定と小話:独り言

13村弓の設定


フィスタ・ノイ

職業はハンター、ついでに言うと純鷹。
年齢:21歳 身長:163cm 体重:58kg 
小さいというとちょっと泣くらしい。
銀色の柔らかい髪にやや赤めの茶色の瞳、肌の色は白い。
出身地はフィゲルで、初心者修練所を出てからまたすぐに故郷に戻り
そのまま外に出ることなくハンターになった。
(要するにフィゲル周辺でしか狩りをした事がない)
なのでものすごい田舎者、プロンテラに出ると目を回すとかなんとか。
兄弟はおらず一人っ子、父親が幼い頃に他界しているので
母一人子一人で過ごしてやってきた。主な収入源は狩猟。
得意技は気配を消す事、スリングを用いての狩の時は完全に石に
なりきってウサギなどを狩っていたらしい。
ただし、石になりきりすぎて自分の存在を忘れ去られる事もあって
諸刃の剣になりかねない。

相当に運が悪く、転んだり階段から落ちたりしょっちゅう災難に
遭っているもののあんまりケガをする事はない。
年に3回だけその災難を回避する事が出来る、この間の時計塔が見える
村でいきなり1回目の回避を行った為今年は後2回しか残っていない。
それもまたかわいそうなお話。
ただし、不運ではあるけれども強運。最悪の事態に巻き込まれはするものの
自分は無傷であったりたいした被害にならなかったり。
そんなこんなで他人と一緒にいても巻き込むだけなので
付き合いが乏しく友人も少ない。誉められることもなかったので
自分を最底辺に考える事が多い。
今回の村で父親的存在だったモンクのアスラに懐いている部分有り。
最後にはソウルリンカーの伎燐にも可愛がってもらえるようになったようです。
更に最後の最後で淫乱設定をプキュっと付けられてちょっと焦って
いるものの、アスラが手馴れているならそれもありえない話じゃないな
と中の人は思っています。よって初物で淫乱。
その後、「クレースさん」(さん、までが名前)と名付けられた
植木鉢ヒドラとフィスタと共にアスラと伎燐のお世話になっているとか
なんとか。

フェスタ

気が付けばフィスタの家に住み着いていた鷹。ずっと狩りの時には
見守るように付いて来ていたらしい。そのままフィスタがハンターになって
も傍にいるので兄弟のようだとは知人の弁。それぐらい常に一緒に居る。
だからか、時々甘えるなと言わんばかりに飛ばなかったり
頭を突付いたり、フィスタが空を行こうとしても飛ばなかったり。
そしてかなりの力持ちさん。
気分のいい時は自分の足にフィスタを掴まらせて空を飛んで移動する事も
あったりします。



小話:弓の独り言
クレースさんが処刑される前の夜、僕に投げてきたヒドラがいた。
いつもなら振り払ってフェスタに倒してもらうんだけれど、
今回ばかりはそう出来ない。

だって、この子…クレースさんの形見になるんだよ?

仮に、いくら狂人であったとしても…やっぱり今まで一緒に過ごしてきた
クレースさんしか僕の脳裏には浮かんでこない、だから無下に
それを潰す事は躊躇われたんだ。
現に作り出した本人がいなくなっても、ヒドラは僕の頭の上で
動き続けている。生きているんだ。
…僕は、決めた。

「…これ、飼ってもいいですか?お名前もちゃんと
「クレースさん」って付けました!」

イリアさんに許可を貰うため、なるだけ可愛らしい植木鉢にヒドラを入れて
名前もクレースさんの忘れ形見だから「クレースさん」。
それを両手でイリアさんに差し出して見せてみる。

「ちゃんと浴室の隅に置いておきますから襲いません、
大丈夫ですから…!ご飯も忘れませんから!」

ちゃんと世話をするからと願う。今はそんな事を言っている場合じゃ
ないのは理解している、でも…これを倒すのは僕には無理です。
「クレースさん」も自分の存在を誇示するかのように、触手をイリアさんに
向けてゆらめかせています。よく見たら可愛いじゃありませんか…。
結局、浴室で飼うのは却下されたので自室に置く事に。
霧吹きは忘れないようにしなきゃね。後は…弄る相手が欲しいかな?
シアンさんがいなくなってしまったから、寂しいよね。
お墓に連れて行って上げたら喜ぶかな…絡まったりして。

「これからよろしくお願いします、「クレースさん」!」

馬鹿げた事だってのは解ってる、ちょっと…寂しかったんだ。
ひとり、ひとりと居なくなっていく事が。

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最終更新:2008年01月28日 08:06