リーリン・マーフェス

【種別】
一般人
グレンダン三王家
学園都市ツェルニ一般教養科3年生

【概要】
槍殻都市グレンダン出身の女性で、レイフォンの幼馴染。ツェルニとグレンダン、二つの舞台で物語が展開される本作において、グレンダンでの主人公とも言える。
デルクが園長を務めていた孤児院の出身者で、園を出た後はグレンダンの上級学校へと進学し寮で暮らしていた。
レイフォンとはある事件をきっかけに一緒に孤児院の家族となったため、その付き合いは長い。二人の関係は姉弟であり、親友であり、家族であり、ひとりの男女である、といったような複雑なもの。しかしお互いに最も大切な存在であるという認識はあるらしく、特にリーリン側は、レイフォンが起こした不祥事で誰もが彼を糾弾するなか、彼女だけがレイフォンのそばに寄り添い続けたことや、レイフォンの旅立ちを見送った際の出来事などから、彼女がレイフォンに特別な思いを寄せているのは間違いない。
孤児院で他の孤児と暮らしていたことと生来の性格からかなりの世話好きで、歳の割りに大人びている。頭もよく、料理もかなりの腕。こと料理に関しては出身が孤児院であり過去に都市内での食糧危機を経験したことから、無駄遣いをせずに美味しい料理を作ることに妥協は一切無い。

グレンダンでは初めて出来たレイフォンとの距離に苦悩するが、デルクから託されたサイハーデンの免許皆伝の証としての錬金鋼をレイフォンに手渡すために、ツェルニへと旅立つ。
ツェルニでは学園都市が戦争期に入ったため、すぐの帰郷は無理と判断して留学することになる。年齢はレイフォンやメイシェンたちと変わらないが、編入試験を受けた際一年生の実力を大きく上回っていることが判明し、三年生に編入することになった。ホームルームではニーナとクラスメイトであり、また入寮した学生寮も同じである。アルバイトは弁当屋。
レイフォンの幼馴染ということで第十七小隊のマネージャー的なポジションに落ち着き、プライベートにおいて小隊の面々と仲良くする場面が幾度が描かれている。特にニーナとは寮とクラスが一緒なので仲が良い。

剄脈を持たない一般人であるが、グレンダンに隠された全ての電子精霊の原型を見抜くなど特殊な能力を有し、そのことがきっかけでシノーラとの交際が始まった。遺伝子を検査した結果、父親がアルシェイラの夫となるはずであったユートノール家の長子ヘルダーであることが判明した。
レギオス世界を創造した一人、アイレイン・ガーフィートの「茨の目」を右目に宿す。右目で見たものを「茨の目」と同じ形の眼球に変える力を持ち、ドゥリンダナ戦ではレイフォンの「轟剣」投擲に続いて、アルシェイラのトドメに繋げる決め手となった。世界に纏わる様々なものを見たり干渉する力もあるようで、実はレイフォンが卓越した武芸者であるのは、彼女らが出会った日に「十二の茨」の棘をレイフォンに刺し、自分を守護する者として選んだからである。

出生を知ってからはレイフォンとは袂を分かち、グレンダン三王家の一人「リーリン・ユートノール」と名乗る。また、グレンダン帰還後の「茨の目」覚醒に伴い、眼帯とジャケットを着用し、アイレインを思わせるような服飾を纏うようになった。

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最終更新:2009年09月23日 04:34
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