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顔出し着ぐるみ関連】カテゴリです。
役者の顔を出している着ぐるみの歴史を取り上げます。

1990年代前半

TVステーション』(ダイヤモンド社)の1994年の〈CMチャンネル〉というCM紹介記事の“サンヨー食品/太ったきつね”の回によると、顔出し着ぐるみとしての意味の“かぶりもの”呼称は、片岡鶴太郎氏が笑っていいとも!』(1982~・フジ)の番組内で使用していたことがルーツとされています。
90年代前半では、特撮ヒーローものの怪獣・怪人や子供番組のキャラクターを指す、いわゆる演者の顔を見せない“(人体着用)ぬいぐるみ”と演者が着ぐるみから顔を出しているもである“かぶりもの”の区別が付くようになり、着ぐるみという言葉も1992年あたりからマスコミで使用されるようになりました。

バラエティ番組における着ぐるみに革命をもたらしたのは、1991年の『世界まる見え!テレビ特捜部』(1991~・NTV)におけるビートたけし〈工事中〉氏の毎回のオープニングコスプレコーナーで、初期の頃は“着ぐるみ”という単語がメジャーではなかったため、“かぶりもの”と呼称されていました。
一時期交通事故による入院でたけし氏が出演していなかった時期があり、コスプレコーナー再開以降、現在も絶える間もなく着ぐるみネタを与えています。
これは『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』(1989~96・NTV)で、たけし氏がクイズ・ゲームごとに着ぐるみ・かぶりものを変えて登場する延長線上のもので、たけし氏は日本で一番着ぐるみを着た芸能人の座を揺るぎないものにしました。

91年前半あたりからテレビCMで芸能人が顔出し着ぐるみを着るCMが増え、西田ひかるさんの『ハウス食品/フルーチェ』のタヌキの着ぐるみ、近藤正臣氏の『大日本除虫菊/キンチョーリキッド』のタヌキの着ぐるみなどといったコミカルな着ぐるみキャラクターが誕生しました。

ダウンタウンのごっつえぇ感じ』(1991~97・フジ)では、多彩なコントや企画で着ぐるみやかぶりもののキャラクターが多数登場し、フジテレビらしいコントの王道を見せていました。
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(1989~・NTV)では、罰ゲーム企画に着ぐるみを取り入れたことで笑いの演出を広げました。

関口宏の東京フレンドパーク』シリーズ(1992~・TBS)におけるメインのゲーム“ハイパーホッケー”では、毎回ゲストと対戦するホンジャマカの2人がハンデとして着ぐるみ姿になって挑戦するのが人気となり、現在も着ぐるみのネタは尽きない豊富さを見せています。

CGを多用した画期的な子供向けバラエティ番組『ウゴウゴルーガ』(1992~94・フジ)では、帯番組としては異例のウゴウゴくんとルーガちゃんの毎日変わる着ぐるみコスチュームが異色の人気を集め、CGキャラとのやりとりを引き立てました。
民放テレビ局の子供番組の代表である『ポンキッキーズ』(1992~2006・フジ)では、顔出し着ぐるみユニットの《シスターラビッツ》が人気を集めました。

1990年代後半


90年代後半に入ると、顔出し着ぐるみCMで最もヒットしたキャラクターとして『大日本除虫菊/キンチョーリキッド』(1996~)に登場する《ちゃうちゃうカッパ》が登場し、山瀬まみさんの熱演で人気を集めました。
このキャラクターは2008年まで*1夏期間を中心に活動していたほどの根強いキャラクターです。

90年代後半のフジテレビのコント番組では『SMAP×SMAP』(1996~・フジ)や『めちゃ×2イケてるッ!』(1996~・フジ)などで着ぐるみを使ったコントやゲーム企画などを多数送り出し、人気を集めたもののひとつに『笑う犬シリーズ』(1999~2003・フジ)の《ミル姉さん》があります。

グルグルパックン』(1994~99・NHK教育)から始まった『ストレッチマン』シリーズで、1996年度からストレッチマンが子どもたちを襲う怪人と戦う路線が導入され、2010年4月現在の『ストレッチマン・ハイパー』まで連綿と顔出し着ぐるみ怪人が登場しております。

96~98年頃の声優業界ではアニメ・声優関連のラジオ番組、いわゆるアニラジ番組が人気を集めるようになると、声優の久川綾さんや國府田マリ子さんらが着ぐるみを着ながらラジオ番組のパーソナリティをしたり、企画CDを発売する展開を見せていました。これは細々と続いています。

99年、『ポンキッキーズ』では爆笑問題の代表的キャラ《爆チュー問題》のコントが登場し、子供たちの間で人気となり、長寿コーナーとなりました。