バラエティヒーローソング関連】カテゴリです。
バラエティヒーローもののソングについての考察です。

1. アニメ・特撮ソング風

正統派ヒーローもの風アレンジのバラエティヒーローソングは『ハッチャキ!!マチャアキ』(NTV系)の『ハッチャキ7』などのコーナー主題歌が初期のバラエティヒーローソングの代表的なものです。
このジャンルは一部を除いてCD・レコード販売されないところが惜しまれます。

『オレたちひょうきん族』(フジ系)のバラエティヒーロー・タケちゃんマンのテーマソング『THE TAKECHANマン』では、子供合唱団が歌っているように聞こえる懐かしいメロディによる単純明快な主題歌に、タケちゃんマンがよく行く地域を盛り込んだバラエティ番組らしい毒のある味付けを施しています。

『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジ系)の『仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ』では、有名な特撮ヒーロー『仮面ライダー』(MBS系)のOPテーマ『レッツゴー!!ライダーキック』のパロディとして作られた曲で、歌詞も放送回数が進むごとに増え続けるのも魅力のひとつです。

この系統の最高峰は『ごっつえぇ感じ』(フジ系)の企画から誕生した『エキセントリック少年ボウイのテーマ』で、タツノコプロ系アニソン風アレンジにギャグを盛り込んだ傑作で、歌詞も3番キッチリ存在するところも素晴らしいです。


2. 完全タイアップ系

現在のアニメソングの主流であるアーティストの曲をタイアップ用に使用することは、バラエティヒーローソングでも見られることがあります。
『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(フジ系)での牛若丸子のコントでは、かなりタイアップが目立っていました。
川村かおりさんの『翼をください』が主題歌で、ダンスも主題歌映像に合わせているのも振り付け担当のラッキィ池田氏のすごさが目立っています。
KAN氏の『愛は勝つ』も当初は牛若丸子とダーク・サキスキー党との戦闘シーンで牛若丸子のテーマとして使用され、『やまかつ』自体を象徴する番組の歌として人気を集めました。

タグ:

ソング
最終更新:2008年12月04日 23:36