特撮コメディ関連】カテゴリです。

ギャグ怪獣怪人考察の5番目は怪獣・怪人の素材がギャグなキャラです。

この手の素材がギャグなものは『電磁戦隊デンジマン』や『太陽戦隊サンバルカン』などが野口竜氏がデザインを担当した怪獣怪人がトップだと思います。
『デンジマン』のハンバーガー頭の怪物《ハンバラー》や『サンバルカン』の餅と臼をアレンジした《ペッタンモンガー》といった“食べ物”をモチーフにした奇抜な怪獣怪人は傑作が多く、『宇宙刑事シャイダー』の《ゴクゴク》はこの手のモチーフの集大成であります。
食べ物と怪獣怪人はギャグキャラとしての相性も良いと思います。

素材がギャグのものの巨大怪獣での代表は『ウルトラマンタロウ』の《モチロン》にインパクトがあります。前述のペッタンモンガーと同じく、餅と臼をうまくアレンジしています。

動物モチーフでは、『地球戦隊ファイブマン』の《ブタルギン》や『重甲ビーファイター』の《ブーブーブー》といった豚モチーフと『太陽戦隊サンバルカン』の《ゴキブリモンガー》や『コンドールマン』の《ゴキブラー》といったゴキブリモチーフが傑作ギャグ怪獣怪人を多く派出していると思われます。ゴキブリは現実では嫌われ者ですが、怪獣怪人としてアレンジされると愛嬌があるものが出てくるのは興味深いところです。

道具モチーフでは、『仮面ライダースーパー1』の《シャボヌルン》は素材をうまく活かした攻撃方法がシュールで面白いと思います。

タグ:

特撮
最終更新:2008年11月14日 08:07