種族値

「種族値」は、「そのポケモンの種族としての強さ」です。
「ラティオスは特攻が高い」とか、「マルマインは素早い」ということを決めているのがこれです。

たとえば、カビゴンを例に挙げると
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早
160 110 65 65 110 30
という風に、暗号のように並べられている数値がこれです。
ここでわかるのが、「カビゴンはHPが非常に高く、攻撃、特防もかなり高いが素早さは非常に低い」ということですね。

そして、「種族がカビゴンなら、全てのカビゴンが同じ種族値を持っています」。
「進化や変化で種族が変わるポケモンの種族値は、今の姿のものになります」。

また、種族値を合計して「合計種族値」といわれる事があります。
「伝説のポケモン」は一般的に「種族値合計」が高いので、
他のポケモンに比べてステータスが高くなり、結果的に「強い」といわれます。
同様に、ポケモンが進化すると一般的にステータスが上昇するのも、
「合計種族値」が、進化後のポケモンの方が進化前のポケモンより高いことが多いからです。

稀に進化すると「○○のステータスが下がった」というポケモンが居ますが、
それは進化前に比べその種族値が低くなったために起こります。ストライクがハッサムに進化すると素早さが下がる場合などがこれに当てはまります。
進化すると強くなるというのは大概のポケモンに当てはまりますが、こういった進化による種族値やタイプの変化によって得意とする戦い方等が変わってきます。
最終更新:2008年11月21日 17:18