10月31日 記者の目:神戸・いじめ自殺を取材して

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記者の目:神戸・いじめ自殺を取材して=津島史人(神戸支局)2007/10/31, 毎日新聞 朝刊

 神戸市須磨区の私立高校で、自殺した3年の男子生徒(18)に現金を要求するなどしていた同級生4人が9~10月、兵庫県警に恐喝未遂と恐喝容疑で逮捕された。
脅し文句は携帯電話のメールで伝えられており、被害生徒の携帯電話には、加害生徒以外からも多数の嫌がらせのメールが送られていた。
 家裁送致された3人の恐喝未遂の非行事実は、今年6月、被害生徒に複数回、携帯電話のメールで「夏休み明けまでに金を払わなかったら、倍を払わせるか、退学にさせるか、リンチさせる」などと送信し、現金5万円を要求した。

 取材で会った高校生がこんなことを打ち明けてくれた。事件が起きた私立高に友人がいる生徒で、
 「あの子(被害生徒)のメールアドレスは校内だけでなく、他の学校の人にも知られとった」。
 被害生徒は逮捕された生徒らに「パチこいたら(うそをついたら)1万円」と約束させられ、それがエスカレートした結果、自殺に追い込まれるのだが、「違う学校の生徒にも(約束は)有名やったから、あの子のことを知らん人も、ふざけてメールを送っていた」
 というのだ。
 被害生徒と加害生徒は、元々は仲の良い友人同士だったが、昨年秋ごろ、ささいなことで関係に溝が生じた。
それと同時に、被害生徒のメールアドレスは、仲間以外にも急速に広まったようだ。今年6月には、被害生徒の元には中傷や金銭を要求する内容のメールが、加害生徒以外からも大量に送りつけられていたという。
 7月2日、被害生徒はメールアドレスを変え、翌日に校舎から飛び降りた。
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