シンフォニアグリーン

著者は砦葉月、電撃文庫刊。イラストは秋津たいら。

―ストーリー―

プラントハンター―未開の地で新種の植物を探し、町へと運ぶ職業。「わたしは森で孤独を感じたことはない」―少女リィンは、両親を失ってからプラントハンターとして生きることを決めた。「過去のためにやっているのではない。私は思い出を持っていないから」―意志の強さを感じさせる引き締まった表情でリィンは言う…。『沿声の絆』『風渡りの舟』『朔雷の空』『堡堰の渦』『葉奏の響』、プラントハンターのリィンを巡る五つの物語。



独特の世界観を持った作品。
この世界では金属を用いた文明は発展せずに全てが植物で成り立っている。
サボテンに乗って地面を移動し、空を飛ぶ巨大な植物に乗り町から町に移動し、気象観測に植物を用いて、植物で堤防を造り、植物で音楽を演奏する。そして人々は樹に住み、その町も植物によって護られている。

主人公のリィンはあちこちの町で人々の依頼を叶えていきながら思い出を作っていく旅を続ける。
ちなみに一巻は短編集形式だが続編の『シンフォニアグリーン 千年樹の町』は長編となっている。


既刊
『シンフォニアグリーン』
『シンフォニアグリーン 千年樹の町』

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最終更新:2008年01月26日 13:46
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