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*traffic ◆hhzYiwxC1. 「今の内に慣れて耐えられるようにしないといけませーん。じゃあ今日も一日頑張ろうなー」 内木聡右は、放送の内容を聞いて、心から安堵していたが、同行者のエルフィはそうではなかった。 「そんな…………ノーチラスさんが…」 ノーチラス……自分もよく知っている。 アイツはまあ…言動こそアレだが悪いやつではなかったはずだ。 それにエルフィとの情報交換の際に聞いた話では、彼女を窮地から救ったらしいし、恐らく遭遇したとしても信用できただろう。 そして、やはりゲームに乗っている吉良や玉堤たち以外にもいるのは確実だろう。 喜佳が無事でよかったと安堵している場合ではない。吉良や、ノーチラスを殺した犯人も近くにいるかもしれない。 ノーチラスの死にエルフィは悲しみを覚えているようだった、だが、聡右は気の利いた言葉の一つも掛けることはできなかった。 ―某所― 「あのさー永遠」 卜部悠は、机に置かれてあったハバネロチップスを齧りながら、気の抜けた声で、現在TVで放映されている戦争映画を観ていた。 「何?」 二階堂永遠は、少しだけ嫌そうな顔で卜部の方を見て、普段通りの機械的な声でそう言い放ち、再び視線を戦争映画に移す。 「エルフィのことだけどさ……あれ結局何だったの?」 卜部は、二枚目のハバネロチップスを齧った。 顔は若干赤らんでいる。体温が上がったからだろう。 「今ちょっと目が離せない。後にして欲しい」 「へえ……」 卜部は、静かにある事実を確信すると同時に、勿体ぶった態度を含ませながらこうも言った。 「アンタさ。ここ数時間で明らかに丸くなったよね」 「そう」 その態度は凄まじく素っ気なかった。 だが、永遠にとって映画鑑賞は必ずしも絶対最優先と言う事項ではないはずだ。 だのに彼女はこの映画から目を放さない。 「やっぱそんな嬉しいのかい? クラスメイトが“お仲間さん”になるのが」 永遠はだんまりを決め込む。だが、卜部には聞こえないように、ぼそりとこう呟く。 「――軍曹が死んだ……」 卜部の耳に、その言葉は聞こえなかったが、予想以上に映画にのめり込む永遠を見て、彼女は少しだけ苦笑いを零した。 聡右とエルフィのすぐ近く、エヴィアンはそのすぐ近くの木の陰に、震えながら縮こまっていた。 「もう……6人も死んでる………」 男子の死は別にどうでもよかった。だが、女子のは別だ。 若狭が放送で読み上げた名前には、つい数時間前まで行動を共にしていた神崎志緒里の名前もあり、その事実が彼女を絶望させた。 白崎篠一郎が殺したのだろうか?それとも誰か別の生徒が…… 今の今まで、詩緒里の双子の弟である健二に遇わず済んでいたが、もし会ってしまったらどうしよう。 私が彼女を殺したようなものだ。だが、いてどうなった?事態は好転したのか? 分からない。今はただ自分の判断が間違っていなかった。そう信じることしか―― 「――エヴィアンさん?」 後ろから、聞き覚えのある声がした。 エルフィ。彼女の姿があった。 罪悪感に押し潰されそうだったエヴィアンの表情も、思わず安堵に綻ぶ。 「オイどうしたんだ? エルフィ」 「ああ……エヴィアンさんが――」 本当に束の間だった。その安堵が持続する時間は、本当に短い。 本当に――束の間だった。 すぐ近く、木の陰から姿を現した内木聡右の存在によって、エヴィアンの表情は一気に引き攣る。 「――る…な」 「来るなああああああああああああ!! あっちへ行けええええ!!」 喉が枯れるほどエヴィアンはそう叫び、すぐに彼らに背を向けて全速力で去って行った。 一切こちらを振り返らずにだ。 「あ! 待てよエヴィアン!」 聡右の声は、思いっきり無視されていた。 「オイ! …………行っちまった……エルフィ! 俺らも――」 「ねえ内木君」 「ど う し て エ ヴ ィ ア ン さ ん は 私 か ら 逃 げ た の ! ?」 ―― 内木君は、私の言葉に呆気に取られたようだった。 何でそんな顔をするんだろう。やめてほしい。 何だか、昔味わった嫌な感触が再発する―― そんな顔しないでほしい。 し な い で ほ し い 。 ―― 「え?」 聡右は、呆気に取られてしまう。 エルフィの目が、突然先ほどとは違う、血走った明らかに異様な目付きに変わったから。 「オイ……エルフィ」 「だってそうじゃない。私の姿を見てあんな形相で逃げるなんて」 この時聡右はエルフィに恐怖を覚えていた。 さっきまでの彼女とは明らかに何かが違う。原因は分からない。 「いや違うと思うぞエルフィ」 「どう違うの?」 「だってさ――エヴィアンのことだからいつものことだよ……」 エルフィが何故エヴィアンに拒絶されたと思ったのかは分からないが、男子生徒として、エヴィアンは自分を拒絶したのだとすぐに分かった。 そして、この言葉でエルフィが元に戻ると思っていた。 「彼女はいつもそう思っていたの?」 けれども、それは違った。 「ちょっと待て…俺はそんなつもりで言ったんじゃ……――」 「みんな知ってて私には言わなかったのね? 信じられない」 「信 じ ら れ な い」 エルフィは、最後にもう一度先ほどと同じ異様な目付きで聡右を睨むと、エヴィアンとは逆の方向にゆっくりと去って行った。 ――― ひょっとして、俺が原因なのか? 去ってゆくエルフィを、引きとめることは俺にはできなかった。 単独行動は危ない。戻ってこい。 そう言い放つのは簡単なはずなのに、聡右は躊躇した。 アイツは、俺を拒絶したんじゃないのか? ここで彼女を追わなければ、近くにいるかもしれない吉良に、彼女は殺されるかもしれない… だが、追ってどうなる? 彼女が俺を拒むなら、俺はあそこに収まるべきなのか? 【G-5 山道/一日目・朝方】 【男子二十二番:内木聡右】 【1:俺(たち) 2:アンタ(たち) 3:あの人、奴(ら)、○○(名前呼び捨て)】 [状態]:健康、心が揺れている [装備]:コルト・パイソン(6/6) [道具]:支給品一式、予備弾(18/18) [思考・状況] 基本思考:喜佳と合流したい。仲間を集めてゲームを潰す 0:ゲームに乗る気はない。 1:戦いを極力避ける 2:助けを求める生徒は見捨てない(だからと言って油断もしない) 3:襲ってくる者は退ける(殺しはしない) 4:内心では吉良が改心してくれて、生き残ることを望んでいる 5;由佳、英人、吉良を警戒 6:エルフィを追う? 7:けどエルフィがあんなになったのには俺に原因があるんじゃ… [備考欄] ※喜佳がもしもゲームに乗っていたら、どうするかまだ決めていません(死ぬことはないだろうとは思っていますが、それでも心配です) ※喜佳が銃を扱える事実は聡右以外は知りません ※玉堤英人は吉良邑子、間由佳を利用し、人を殺させていると思い込んでいます ※エルフィがパニックを起こした責任が自分にあると思って、追うのを躊躇っています ※ですが、エルフィを追わないと言うことは彼女を見捨てることになるんじゃないかとも思っています ※今のところエヴィアンの方にもエルフィの方にも動いていません 【女子四番:エルフィ】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:○○さん(達)】 [状態]:疑心暗鬼 [装備]:硬式ボール(5) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:何をどうしたらいいか分からない  0:エヴィアンさんはどうして私を拒絶するの?  1:誰も信じられない [備考欄] ※エヴィアンに拒絶された(と思い込んだ)ことで過去のトラウマが再発しました ※「必要ない、いらない、消えろ」等の存在を否定する言葉に敏感になっています ※エヴィアンと反対の方向に向かっています かなり走った。 木の陰から内木聡右が突然出てきた時には、思わず驚いてしまった。 エルフィさんは大丈夫だろうか? だが、今戻っても内木聡右と鉢合わせるだけだろう。エルフィがいる手前とはいえ、できる事なら遭遇はしたくないし会話もしたくない。 「………――あれ? 何かしら」 聞き覚えのある高めのアニメ声が、すぐ近くから聞こえた。 ふと、声のする方向に目をやると、そこには吉良邑子が跪いて何かに語りかけていた。 この時、私が異様に思ったのは、彼女が対話しているであろう何かの姿が、全く見えないことだった。 彼女はいったい何をしているのか、見当もつかない。 いったい彼女は何を―― 「違うんです! あれはミスです! 私は完璧とは程遠いから失敗する時もありますよ」 「いえ……ですから」 彼女とは5mも離れてはいない。だけど、彼女は一向に自分の存在に気付かない。 さまざまな疑問を抱えつつも、私は吉良さんのすぐ後ろでこう言い放った。 「あの……吉良さん?」 【G-6 山道/一日目・朝方】 【女子三番:エヴィアン】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:○○(男限定でフルネーム呼び捨て)(女限定で名前さん付け)】 [状態]:健康、全身に軽い打撲 [装備]:催涙スプレー、カッターナイフ(民家から拝借。袖に隠している) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:ゲームを潰す 0:男子生徒に遭遇したらとりあえず思想は関係なく逃げる 1:神崎健二には絶対に遭いたくない 2:今は聡右から逃げる 3:吉良邑子に話しかける 【9:吉良邑子(きら ゆうこ)】 【1:私(たち) 2:貴方(たち) 3:あの人(たち)、ご主人様、お嬢様、○○(名字くん、さん付け)】 [状態]:頭を殴打、倦怠感、自分の無能さに対する憎悪 [装備]:レミントン・デリンジャー(2/2) [道具]:支給品一式×3、予備用44マグナム弾(24/40)、木刀 [思考・状況] 基本思考:ご主人様(英人)の命令に従い、間由佳以外を皆殺しにする 0:間由佳がもしゲームに乗っていても出来うる限りは説得する 1:もし彼女を殺してしまった場合はご主人様を殺して自分も死ぬ 2:自分が見つける前に彼女が死んでいた場合も、1と同様の行為を行う 3:聡右を逃がしてしまったことが相当ショック [備考欄] ※他生徒に出会い、交戦に縺れ込んだ際に、彼女は「ご主人様(英人)の命で動いている。」と言いかねません(彼女に悪意はない) ※如月兵馬の「雫切り」の太刀筋をなんとなく覚えています ※H-5の民家の一つは、未だに電気が点いています ※H-7の海岸に如月兵馬の遺体が横たわっています ※放送は聞いてません ※エヴィアンの存在にはまだ気付いていません *時系列順で読む Back:[[Panic Teater]] Next:[[Visit O,s Grave]] *投下順で読む Back:[[Panic Teater]] Next:[[Visit O,s Grave]] |[[Shake!]]|内木聡右|| |[[Shake!]]|エルフィ|[[胡蝶の夢]]| |[[Shake!]]|エヴィアン|[[水晶の間欠泉]]| |[[修羅]]|吉良邑子|[[水晶の間欠泉]]|
*traffic ◆hhzYiwxC1. 「今の内に慣れて耐えられるようにしないといけませーん。じゃあ今日も一日頑張ろうなー」 内木聡右は、放送の内容を聞いて、心から安堵していたが、同行者のエルフィはそうではなかった。 「そんな…………ノーチラスさんが…」 ノーチラス……自分もよく知っている。 アイツはまあ…言動こそアレだが悪いやつではなかったはずだ。 それにエルフィとの情報交換の際に聞いた話では、彼女を窮地から救ったらしいし、恐らく遭遇したとしても信用できただろう。 そして、やはりゲームに乗っている吉良や玉堤たち以外にもいるのは確実だろう。 喜佳が無事でよかったと安堵している場合ではない。吉良や、ノーチラスを殺した犯人も近くにいるかもしれない。 ノーチラスの死にエルフィは悲しみを覚えているようだった、だが、聡右は気の利いた言葉の一つも掛けることはできなかった。 ―某所― 「あのさー永遠」 卜部悠は、机に置かれてあったハバネロチップスを齧りながら、気の抜けた声で、現在TVで放映されている戦争映画を観ていた。 「何?」 二階堂永遠は、少しだけ嫌そうな顔で卜部の方を見て、普段通りの機械的な声でそう言い放ち、再び視線を戦争映画に移す。 「エルフィのことだけどさ……あれ結局何だったの?」 卜部は、二枚目のハバネロチップスを齧った。 顔は若干赤らんでいる。体温が上がったからだろう。 「今ちょっと目が離せない。後にして欲しい」 「へえ……」 卜部は、静かにある事実を確信すると同時に、勿体ぶった態度を含ませながらこうも言った。 「アンタさ。ここ数時間で明らかに丸くなったよね」 「そう」 その態度は凄まじく素っ気なかった。 だが、永遠にとって映画鑑賞は必ずしも絶対最優先と言う事項ではないはずだ。 だのに彼女はこの映画から目を放さない。 「やっぱそんな嬉しいのかい? クラスメイトが“お仲間さん”になるのが」 永遠はだんまりを決め込む。だが、卜部には聞こえないように、ぼそりとこう呟く。 「――軍曹が死んだ……」 卜部の耳に、その言葉は聞こえなかったが、予想以上に映画にのめり込む永遠を見て、彼女は少しだけ苦笑いを零した。 聡右とエルフィのすぐ近く、エヴィアンはそのすぐ近くの木の陰に、震えながら縮こまっていた。 「もう……6人も死んでる………」 男子の死は別にどうでもよかった。だが、女子のは別だ。 若狭が放送で読み上げた名前には、つい数時間前まで行動を共にしていた神崎志緒里の名前もあり、その事実が彼女を絶望させた。 白崎篠一郎が殺したのだろうか?それとも誰か別の生徒が…… 今の今まで、詩緒里の双子の弟である健二に遇わず済んでいたが、もし会ってしまったらどうしよう。 私が彼女を殺したようなものだ。だが、いてどうなった?事態は好転したのか? 分からない。今はただ自分の判断が間違っていなかった。そう信じることしか―― 「――エヴィアンさん?」 後ろから、聞き覚えのある声がした。 エルフィ。彼女の姿があった。 罪悪感に押し潰されそうだったエヴィアンの表情も、思わず安堵に綻ぶ。 「オイどうしたんだ? エルフィ」 「ああ……エヴィアンさんが――」 本当に束の間だった。その安堵が持続する時間は、本当に短い。 本当に――束の間だった。 すぐ近く、木の陰から姿を現した内木聡右の存在によって、エヴィアンの表情は一気に引き攣る。 「――る…な」 「来るなああああああああああああ!! あっちへ行けええええ!!」 喉が枯れるほどエヴィアンはそう叫び、すぐに彼らに背を向けて全速力で去って行った。 一切こちらを振り返らずにだ。 「あ! 待てよエヴィアン!」 聡右の声は、思いっきり無視されていた。 「オイ! …………行っちまった……エルフィ! 俺らも――」 「ねえ内木君」 「ど う し て エ ヴ ィ ア ン さ ん は 私 か ら 逃 げ た の ! ?」 ―― 内木君は、私の言葉に呆気に取られたようだった。 何でそんな顔をするんだろう。やめてほしい。 何だか、昔味わった嫌な感触が再発する―― そんな顔しないでほしい。 し な い で ほ し い 。 ―― 「え?」 聡右は、呆気に取られてしまう。 エルフィの目が、突然先ほどとは違う、血走った明らかに異様な目付きに変わったから。 「オイ……エルフィ」 「だってそうじゃない。私の姿を見てあんな形相で逃げるなんて」 この時聡右はエルフィに恐怖を覚えていた。 さっきまでの彼女とは明らかに何かが違う。原因は分からない。 「いや違うと思うぞエルフィ」 「どう違うの?」 「だってさ――エヴィアンのことだからいつものことだよ……」 エルフィが何故エヴィアンに拒絶されたと思ったのかは分からないが、男子生徒として、エヴィアンは自分を拒絶したのだとすぐに分かった。 そして、この言葉でエルフィが元に戻ると思っていた。 「彼女はいつもそう思っていたの?」 けれども、それは違った。 「ちょっと待て…俺はそんなつもりで言ったんじゃ……――」 「みんな知ってて私には言わなかったのね? 信じられない」 「信 じ ら れ な い」 エルフィは、最後にもう一度先ほどと同じ異様な目付きで聡右を睨むと、エヴィアンとは逆の方向にゆっくりと去って行った。 ――― ひょっとして、俺が原因なのか? 去ってゆくエルフィを、引きとめることは俺にはできなかった。 単独行動は危ない。戻ってこい。 そう言い放つのは簡単なはずなのに、聡右は躊躇した。 アイツは、俺を拒絶したんじゃないのか? ここで彼女を追わなければ、近くにいるかもしれない吉良に、彼女は殺されるかもしれない… だが、追ってどうなる? 彼女が俺を拒むなら、俺はあそこに収まるべきなのか? 【G-5 山道/一日目・朝方】 【男子二十二番:内木聡右】 【1:俺(たち) 2:アンタ(たち) 3:あの人、奴(ら)、○○(名前呼び捨て)】 [状態]:健康、心が揺れている [装備]:コルト・パイソン(6/6) [道具]:支給品一式、予備弾(18/18) [思考・状況] 基本思考:喜佳と合流したい。仲間を集めてゲームを潰す 0:ゲームに乗る気はない。 1:戦いを極力避ける 2:助けを求める生徒は見捨てない(だからと言って油断もしない) 3:襲ってくる者は退ける(殺しはしない) 4:内心では吉良が改心してくれて、生き残ることを望んでいる 5;由佳、英人、吉良を警戒 6:エルフィを追う? 7:けどエルフィがあんなになったのには俺に原因があるんじゃ… [備考欄] ※喜佳がもしもゲームに乗っていたら、どうするかまだ決めていません(死ぬことはないだろうとは思っていますが、それでも心配です) ※喜佳が銃を扱える事実は聡右以外は知りません ※玉堤英人は吉良邑子、間由佳を利用し、人を殺させていると思い込んでいます ※エルフィがパニックを起こした責任が自分にあると思って、追うのを躊躇っています ※ですが、エルフィを追わないと言うことは彼女を見捨てることになるんじゃないかとも思っています ※今のところエヴィアンの方にもエルフィの方にも動いていません 【女子四番:エルフィ】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:○○さん(達)】 [状態]:疑心暗鬼 [装備]:硬式ボール(5) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:何をどうしたらいいか分からない  0:エヴィアンさんはどうして私を拒絶するの?  1:誰も信じられない [備考欄] ※エヴィアンに拒絶された(と思い込んだ)ことで過去のトラウマが再発しました ※「必要ない、いらない、消えろ」等の存在を否定する言葉に敏感になっています ※エヴィアンと反対の方向に向かっています かなり走った。 木の陰から内木聡右が突然出てきた時には、思わず驚いてしまった。 エルフィさんは大丈夫だろうか? だが、今戻っても内木聡右と鉢合わせるだけだろう。エルフィがいる手前とはいえ、できる事なら遭遇はしたくないし会話もしたくない。 「………――あれ? 何かしら」 聞き覚えのある高めのアニメ声が、すぐ近くから聞こえた。 ふと、声のする方向に目をやると、そこには吉良邑子が跪いて何かに語りかけていた。 この時、私が異様に思ったのは、彼女が対話しているであろう何かの姿が、全く見えないことだった。 彼女はいったい何をしているのか、見当もつかない。 いったい彼女は何を―― 「違うんです! あれはミスです! 私は完璧とは程遠いから失敗する時もありますよ」 「いえ……ですから」 彼女とは5mも離れてはいない。だけど、彼女は一向に自分の存在に気付かない。 さまざまな疑問を抱えつつも、私は吉良さんのすぐ後ろでこう言い放った。 「あの……吉良さん?」 【G-6 山道/一日目・朝方】 【女子三番:エヴィアン】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:○○(男限定でフルネーム呼び捨て)(女限定で名前さん付け)】 [状態]:健康、全身に軽い打撲 [装備]:催涙スプレー、カッターナイフ(民家から拝借。袖に隠している) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:ゲームを潰す 0:男子生徒に遭遇したらとりあえず思想は関係なく逃げる 1:神崎健二には絶対に遭いたくない 2:今は聡右から逃げる 3:吉良邑子に話しかける 【9:吉良邑子(きら ゆうこ)】 【1:私(たち) 2:貴方(たち) 3:あの人(たち)、ご主人様、お嬢様、○○(名字くん、さん付け)】 [状態]:頭を殴打、倦怠感、自分の無能さに対する憎悪 [装備]:レミントン・デリンジャー(2/2) [道具]:支給品一式×3、予備用44マグナム弾(24/40)、木刀 [思考・状況] 基本思考:ご主人様(英人)の命令に従い、間由佳以外を皆殺しにする 0:間由佳がもしゲームに乗っていても出来うる限りは説得する 1:もし彼女を殺してしまった場合はご主人様を殺して自分も死ぬ 2:自分が見つける前に彼女が死んでいた場合も、1と同様の行為を行う 3:聡右を逃がしてしまったことが相当ショック [備考欄] ※他生徒に出会い、交戦に縺れ込んだ際に、彼女は「ご主人様(英人)の命で動いている。」と言いかねません(彼女に悪意はない) ※如月兵馬の「雫切り」の太刀筋をなんとなく覚えています ※H-5の民家の一つは、未だに電気が点いています ※H-7の海岸に如月兵馬の遺体が横たわっています ※放送は聞いてません ※エヴィアンの存在にはまだ気付いていません *時系列順で読む Back:[[Panic Teater]] Next:[[Visit O,s Grave]] *投下順で読む Back:[[Panic Teater]] Next:[[Visit O,s Grave]] |[[Shake!]]|内木聡右|[[誤算]]| |[[Shake!]]|エルフィ|[[胡蝶の夢]]| |[[Shake!]]|エヴィアン|[[水晶の間欠泉]]| |[[修羅]]|吉良邑子|[[水晶の間欠泉]]|

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