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ORERO - (2009/01/15 (木) 01:39:42) のソース

*ORERO ◆H7btjH/WDc 

俺こと森屋英太(男子二十六番)は、この殺し合いのことにいまいち実感が沸かなかった。 
俺はただ女湯覗いたりどさくさに紛れて女の子のおっぱい揉んだり……そんなことをしたかっただけなのに…… 

あれ?…………って言うかここどこだ? 
真っ暗で何も見えない。だが、室外独特の寒さはあんまりない。何かの施設か? 

右手に伝わる暖かく、柔らかい妙な感触……まさかここはひょっとして天国か? 
ひょっとしてラトじゃなくて死んだのは俺か? 
おーいマジでか?そういうのやめてくれ~ 
そう思うと、自ずと右手に力が入る。それにしても……本当に柔らかいな…… 
これは一体……体温にも似た暖かさが、手の平に伝わってくる。 

恐る恐る瞳を開くと……あれ?普通に開けるな。俺死んでないわ。 
だが、死んでないとなると……まさかホントに殺しあわなきゃならんのか? 
冗談じゃない!殺し合いなんかで生き残る自信ないわボケが!! 


そう思うと、自ずと……おっとこれさっきと同じだ。デジャブるからやめ。 
っていうか俺いつになく喋らないな。一人語りが虚しいだけか。 
って言うか一人だからこそ叫ぶべきじゃないか? 

「納得できるかァァァァ」 


「……あっ……ん」 

俺は憤怒の念と共に、叫び、起き上がる。叫ぶと同時にだんだん視界がハッキリとしてきた。 
そして、それと時を同じくして、隣から突然甘い喘ぎ声を耳にした。 
そして、ふと目をやると、そこには仲販遥(女子二十一番)が横たわっていた。 


ふと思う。俺が先ほどまで右手で触っていたのはひょっとしておっぱいか? 
だとしたら物凄く幸運だ。グッジョブ!ライトハンド! 
幸い彼女が目覚める気配は無い。 
俺はじっくりとそのエッロい身体を凝視する。 
肌蹴た制服から少しだけ見える大きな白いブラに覆われたすばらしい乳(添島龍子(女子十八番)や神崎志緒里(女子六番)、鬼崎喜佳(女子七番)、倉沢ほのか(女子十三番)らを抜き去ってダントツでデカいと俺は思っている。 
実際遠目で見てるだけでも満足できる乳だ) 

あと、どうでもいいが、ここは映画館らしい。っていうか。座席がこんなに多く佇んでいて、遠くに巨大なスクリーンが見えるような施設は、映画館以外には無いだろう。 
あれば言ってくれ。俺の知識不足を認めよう。この島には映画館があると言うことは、担任の事前調査で明らかになっている。 
最新映画も公開されているらしく、俺も一回は行こうと思っていた場所だ。 

って言うか間近で見るとすごくエロい。谷間の間が汗で蒸れていて、エロさに拍車をかけている。 
もうちょっと揉んでいたいと、思えてくる。 
だが、俺だって男だ。 
もしも、揉ませてくれるなら仲販遥を全力で護ると神に誓おう。まあ神(笑)なんて信じてないんだけどな。 
さあ……行くぞーっ。俺はそっと彼女の豊満なおっぱいに両手を伸ばした。 


「きゃあああああ!」 


突然響いた。叫び声、教室で聞いた悲鳴とデジャブした。 
すぐ近くで、仲販遥は恐怖により叫んでいた。 
髪の毛を掻き毟りながら、激しい形相で、悲鳴を上げる彼女に、俺は一瞬恐怖を憶えた。 
おっぱいを揉むこともすっかり忘れて、ただひたすらに逃げたいと思った。 
だが、肉体は思った以上に正直で、両手が、一切退くことなく目的地へと…… 

嗚呼……柔らかくて温かい感触が両手に伝わってくる。 
前に添島のおっぱいを揉んだことがあった(もちろん事故で)が、アイツのははっきり言って硬めだった。当時はあれが柔らかいのだとばかり思っていた。だが上には上がいた。 
仲販のおっぱいは、さきほどと同じ柔らかさを再現してくれた。 
おまけに彼女は暴れまわりっているから、おっぱいは俺に揉まれながら凄まじく揺れまくる。エロいのだが、恐い。まるでホラー映画のシュールなシーンのようだ。 

だが、突然何の前触れも無く、悲鳴は止んだ。 

「…………」 

気まずい……ホントに気まずい。 

「…………こんにちはー」 

「えいたくんのえっちっ!」 


「へぶらっ!」 

思いっきり右頬を殴られて、俺は座席に叩きつけられた。 





「いや、仲販さんの身体があんまりにも無防備だったんで」 

「むぼうびだったらえっちなことしていいの!?」 

「すんませんした……」 

俺は大人しく彼女に深々と頭が下げた。 
彼女は仁王立ちして腕を組み、いかにも怒っているという感じだ。 
こんな時に邪な気持ちを持ってはいけないと思いつつも、見えているんだ。パンツが。思いっくそ見えてんだ。ピンクの縞々が。 

「でも……ありがとう。えっちなことはゆるせないけど」 

「わたし……恐かったの」 

仲販遥は、涙ながらに語るのだった。 

「ラトくんしんじゃったし……とっても、とってもこわかったの。えいたくんはえっちなひとだけど……」 

「こわいひとじゃなくてほっとした」 

ああ……そうか。 
彼女は恐らく怯えてるだけなんだ。死への恐怖に。 
俺の先ほどの乳揉みは、皮肉にも彼女の恐怖を払拭するのに一役買ったらしい。 

「そうか……よかったよ。仲販さ……」 

俺は立ち上がり、彼女と握手をするために手を差し伸べる。 
だが、彼女は一歩後ずさりする。 

「えっちなことするかもしれないからさわらないで!!」 

…………信用ねえなあ…… 


【E‐5 映画館内/一日目・深夜】 
【26:森屋 英太(もりや‐えいた)】 
【1:俺(たち) 2:お前(ら) 3:あいつ(ら)、○○(名前呼び捨て、女子限定で名字さん付けで、脳内ではフルネーム)】 
[状態]:健康、右頬が腫れている 
[装備]:なし 
[道具]:支給品一式、不明支給品(確認していない。デイパックは結構重い) 
[思考・状況] 
基本思考:遥を護る 
0:映画館の外には出るつもりはない 
1:どさくさに紛れて遥のおっぱいをもっと揉む 
2:遥を護る 

【21:仲販 遥(なかひさ‐はるか)】 
【1:わたし(たち) 2:あなた(たち) 3:あのひと(たち)、○○さん、ちゃん(名前(ひらがな)さん、ちゃん付け)】 
[状態]:健康 
[装備]:なし 
[道具]:支給品一式、不明支給品(確認していない) 
[思考・状況] 
基本思考:死にたくない。森屋とは距離を取りつつ、離れない 
0:こわいよ………… 
1:えいたくんのえっち! 
[備考欄] 
※死への恐怖は皮肉にも森屋のセクハラによって少し払拭されました 
※映画館の外には遥たちの叫びは届いていません。 



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|&color(cyan){GAME START}|森屋英太|[[MAJIYABA]]|
|[[試合開始]]|仲販遥|[[MAJIYABA]]|



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