部品構造


  • 大部品: 共和国復興用食糧輸送ミッション RD:31 評価値:8
    • 大部品: 本ミッションの意義と経緯 RD:5 評価値:4
      • 部品: 共和国への食糧支援の必要性
      • 部品: 共和国側FROGの崩壊と再建への意気込み
      • 部品: 宰相府藩国の食糧生産能力の向上
      • 部品: 食糧価格の維持と治安維持と人道支援
      • 部品: 共和国各国による食糧輸送の安全確保
    • 大部品: 帝国・共和国間の越境輸送 RD:3 評価値:3
      • 部品: 共和国への越境支援への口実
      • 部品: FROGによる食糧寄付キャンペーン
      • 部品: 国境付近の拠点への物資集積と共和国への輸送
    • 大部品: 食糧輸送ミッション RD:23 評価値:7
      • 大部品: 食糧輸送計画の策定 RD:5 評価値:4
        • 部品: 計画の策定と調整
        • 部品: フェイズ1:環状線による人員・備品・食糧のプッシュ型支援
        • 部品: フェイズ2:支援拠点の設置と現地情報の収集
        • 部品: フェイズ3:プル型支援への順次切り替え
        • 部品: フェイズ4:復興支援へのスムーズな移行
      • 大部品: 食糧・備品の確保 RD:3 評価値:3
        • 部品: 食糧・備品の在庫把握と使用可能な量の把握
        • 部品: 食糧・備品の買い付け
        • 部品: 寄付の呼びかけ
      • 大部品: 輸送手段の確保と輸送 RD:5 評価値:4
        • 部品: 環状線による輸送
        • 部品: 空路による輸送
        • 部品: 海運による輸送
        • 部品: 鉄道以外の陸路による輸送
        • 部品: FROGの輸送ネットワークの活用
      • 大部品: 食糧配布用拠点の設置と運営 RD:3 評価値:3
        • 部品: 駅前拠点の設置
        • 部品: 駅前拠点の役割と要支援者とともに行う運営
        • 部品: 中継地点の設置
      • 大部品: 輸送や拠点の安全性確保 RD:3 評価値:3
        • 部品: 治安維持機関や国軍による安全確保
        • 部品: 輸送ルートの安全確保
        • 部品: 物資拠点の安全性確保
      • 大部品: 関係者との調整 RD:4 評価値:3
        • 部品: 多くの利害関係者を結び調整する
        • 部品: 情報収集と関係者への共有
        • 部品: トラブル発生時の調整
        • 部品: 不正の防止



部品定義


部品: 共和国への食糧支援の必要性

共和国はT21終わりからT22にかけて、魔法偏重、土壌細菌の死滅などの問題が発生。魔法の基本定義の見直しが行われた。しかし、これにより食糧の生産も魔法頼りになってしまっていた共和国では食糧危機し、餓死者が出る恐れがあった。

部品: 共和国側FROGの崩壊と再建への意気込み

長らく続いた魔法偏重により、共和国側のFROG支部は崩壊・撤退していた。帝国のみでの活動をしながらも、FROGとしては食糧危機を見過ごすわけにはいかず、どうにか共和国の飢餓を防ぐために活動する道を模索していた。

部品: 宰相府藩国の食糧生産能力の向上

時を同じくして宰相府藩国では、T21から力をいれていた海洋牧場やトマト農園、果樹園や水田などの農地が軌道に乗りはじめ、莫大な食糧生産力を持つようになっていた。

部品: 食糧価格の維持と治安維持と人道支援

帝国諸国では蒼梧藩国などの食糧生産国も生産量を伸ばしていた。人口の伸び率を超えるほどの生産量の増加は、食料価格の下落を招く恐れがあった。また、共和国が飢餓により無政府状態に陥れば、難民が大挙して国境に押し寄せる可能性があった。それらを防ぐためもあり、宰相府によるFROGを通した人道的見地からの食糧支援が行われることとなった。

部品: 共和国各国による食糧輸送の安全確保

FROGによる食料の確保と支援を行うにあたって、ネックになったのが安全確保である。食糧の強奪等がおこれば、輸送計画が狂うばかりでなく、地域の治安悪化が加速する恐れがあった。そこでFROGは共和国各国に対して、安全確保についての協力を要請した。

部品: 共和国への越境支援への口実

共和国への越境支援については、帝国国内右派による反発もあり得ることから、慎重にロジックの組み立てが行われることとなった。

部品: FROGによる食糧寄付キャンペーン

帝国から共和国への直接支援で力関係が偏ることを避けるため、宰相府からFROGへ食糧等の寄付を行い、それを共和国への支援へ回すこととした。宰相府からの寄付が目立ちすぎないよう、FROGでは、広報担当官を中心に各種メディアにて飢餓撲滅キャンペーンを展開し、官民を問わない寄付を呼びかけることとなった。

部品: 国境付近の拠点への物資集積と共和国への輸送

FROGは、T21で帝共国境付近の難民キャンプでの食糧支援を行っていたことから国境付近に活動の拠点を持っていた。帝国からの食糧支援は、一度この国境付近の難民キャンプ内倉庫に備蓄され、FROGによって共和国内に運ばれることとなった。

部品: 計画の策定と調整

食糧輸送ミッションでは、まずゴール=自立に向けた計画の策定を行う。災害等発生から復興までの段階ごとにフェイズ分けをし、各フェイズにおいて、食糧の確保と輸送手段の確保、それらの効率的な運用のための計画を立てる。計画は現地の状況等によって日々変わるため、何度も更新され見直されることになる。

部品: フェイズ1:環状線による人員・備品・食糧のプッシュ型支援

食糧危機が発生した場合、飢餓による死者や、治安の急速な悪化が懸念されることから、迅速な対応が求められる。災害等発生時の最初期段階では、情報が集まるのを待つことなく、必要だと想定されるだけの食糧と備品を持った部隊が専門家とともに現地に自発的に赴くプッシュ型の支援を行う。

部品: フェイズ2:支援拠点の設置と現地情報の収集

プッシュ型で送られた専門家部隊は、現地に食糧支援拠点を設置し、食糧の配布をしつつ現地情報の収集と報告に努める。

部品: フェイズ3:プル型支援への順次切り替え

現地の活動が軌道に乗り、情報が集まるようになると、送り出す側が支援物資を選んで送るプッシュ型の支援から、受け手側が必要となるものを要望し、それを送るプル型の支援に順次切り替えていく。これは、無駄な物流や資源の滞留、過剰な支援物資によるスペースやマンパワーの消費を防ぐためである。

部品: フェイズ4:復興支援へのスムーズな移行

ある程度、事態が落ち着き、生命身体への危険が少なくなってきた段階で自立に向けた復興支援へと移行していく。復興支援段階においては、被支援者自身が生活再建に向けて活動することが大切であることから、彼らの希望やニーズを引き出し、助力する活動へと移っていく。

部品: 食糧・備品の在庫把握と使用可能な量の把握

自分たちの判断で輸送してよい食糧や備品の在庫を把握し、どのくらいの量を輸送できるかを洗いだす。この時点では、足りないことが予想されるが、まずはどれだけ足りないのかを把握することが大切である。

部品: 食糧・備品の買い付け

不足量がわかれば、食料や備品の買い付けを行う。急な買い付けは食糧価格の高騰や売り渋りを起こすため、市場の反応に十分注意する。

部品: 寄付の呼びかけ

食糧、備品の現物や、それらを買い付けるための資金について寄付の呼びかけを行う。メディアによるマスへの呼びかけだけでなく、普段交流のある企業や組織、有力者への直接の働きかけなどあらゆる可能性を模索する。

部品: 環状線による輸送

高速・大容量の輸送を実現する鉄道は、海運と並んで食糧輸送ミッションの中核を成す。環状線によって輸送された物資は駅前に集積される。その後、駅前拠点で使用されたり、トラックなどの陸運に積み替えてさらに細かく輸送されることとなる。

部品: 空路による輸送

空路による輸送は、陸路・海路に比べて輸送量やコスト面で劣るが、そのスピードの速さと地形に影響されないことから緊急性の高い場所や到達困難な地域への輸送に効果を発揮する。空港や着陸地点がない場合は、空中投下による支援も行われることとなる。

部品: 海運による輸送

海運による輸送は大容量かつ比較的低コストであることから、食糧輸送ミッションにおいて重要な役割を果たす。ただし、速度は速くなく、港湾がある場所に限定されるため、ほかの物流とも組み合わせて用いられることとなる。

部品: 鉄道以外の陸路による輸送

トラックやトレーラーなどによる輸送は低コストかつ小回りが利くというメリットがある。積載量は多くはないが、物資を必要とする人々の近くまで行くことができる小回りの良さは、全身をめぐる血液に例えられる。複数の輸送手段をつなぐコネクタとしての役割も果たすことができる。

部品: FROGの輸送ネットワークの活用

FROGでは、普段の活動から民間の物流会社に協力を仰ぎ、食糧等の輸送を行っている。災害発生時も各物流会社に協力を依頼し、各社・各国横断で効率的な輸送に協力をしてもらう。

部品: 駅前拠点の設置

食糧輸送ミッションの中心は環状線による輸送となる。環状線からの物資のスムーズな集積および多くの人がアクセスしやすい場所にあるため、環状線の駅前に食糧配布用の拠点が設置される。

部品: 駅前拠点の役割と要支援者とともに行う運営

駅前拠点の役割は、物資の集積、輸送の拠点、食糧の配布、情報収集の4つの役割を持つ。拠点の運営にあたっては専門家だけでなく、現地の要支援者にも協力してもらい独善的な運営とならないように留意する。

部品: 中継地点の設置

駅前拠点が軌道乗ったあとに、徐々に活動範囲を広げていく。人々がアクセスしやすい地点を中継地点として物資集積所を作ることで、より広い範囲に効率的に物資を配布することができる。

部品: 治安維持機関や国軍による安全確保

物資の輸送を効率的に行うには、安全の確保がされることが重要となる。輸送計画実施に当たっては、各国の警察や国軍などにも情報共有し、輸送ルートおよび拠点の安全確保を行う。

部品: 輸送ルートの安全確保

テロや匪賊対策には輸送ルートの変更等を行うことが効果的ではあるが、物流の効率性が下がってしまう。そこで、各国軍や警察によるパトロールや護衛によって安全確保を行った。

部品: 物資拠点の安全性確保

駅前拠点や中継拠点は、物資を狙った盗難や襲撃が起こる可能性があることから、国軍や軍隊による警備が行われた。

部品: 多くの利害関係者を結び調整する

食糧輸送ミッションにおいて、もっとも重要なのは関係者との調整である。複雑なパズルのような食糧輸送ミッションをスムーズに運営するには、寄付者、物流関係、市場関係、政府関係、治安関係、要支援者など多岐にわたる関係者との日々の交渉調整が必要なる。

部品: 情報収集と関係者への共有

関係者間に情報の格差が大きいと、意思決定が不透明に見えたり、優先順位を間違えることにつながることから、情報を抱え込まずに共有することが大切である。

部品: トラブル発生時の調整

食糧輸送ミッションでは、様々なトラブルが起こりうる。不公平がないようにしていても、不公平に見えることがある。トラブルが起こった場合は、関係者の話を聞き、落としどころを調整することとなる。

部品: 不正の防止

プル型支援のフェイズに移行し、落ち着いてきたときこそ、不正が起こらないように注意すべき時期である。公平感のない支援は、不信を招き、その後の復興の足かせとなる。帳簿の確認やヒアリングなどによって不正の兆候がないか適宜確認する。



提出書式


 大部品: 共和国復興用食糧輸送ミッション RD:31 評価値:8
 -大部品: 本ミッションの意義と経緯 RD:5 評価値:4
 --部品: 共和国への食糧支援の必要性
 --部品: 共和国側FROGの崩壊と再建への意気込み
 --部品: 宰相府藩国の食糧生産能力の向上
 --部品: 食糧価格の維持と治安維持と人道支援
 --部品: 共和国各国による食糧輸送の安全確保
 -大部品: 帝国・共和国間の越境輸送 RD:3 評価値:3
 --部品: 共和国への越境支援への口実
 --部品: FROGによる食糧寄付キャンペーン
 --部品: 国境付近の拠点への物資集積と共和国への輸送
 -大部品: 食糧輸送ミッション RD:23 評価値:7
 --大部品: 食糧輸送計画の策定 RD:5 評価値:4
 ---部品: 計画の策定と調整
 ---部品: フェイズ1:環状線による人員・備品・食糧のプッシュ型支援
 ---部品: フェイズ2:支援拠点の設置と現地情報の収集
 ---部品: フェイズ3:プル型支援への順次切り替え
 ---部品: フェイズ4:復興支援へのスムーズな移行
 --大部品: 食糧・備品の確保 RD:3 評価値:3
 ---部品: 食糧・備品の在庫把握と使用可能な量の把握
 ---部品: 食糧・備品の買い付け
 ---部品: 寄付の呼びかけ
 --大部品: 輸送手段の確保と輸送 RD:5 評価値:4
 ---部品: 環状線による輸送
 ---部品: 空路による輸送
 ---部品: 海運による輸送
 ---部品: 鉄道以外の陸路による輸送
 ---部品: FROGの輸送ネットワークの活用
 --大部品: 食糧配布用拠点の設置と運営 RD:3 評価値:3
 ---部品: 駅前拠点の設置
 ---部品: 駅前拠点の役割と要支援者とともに行う運営
 ---部品: 中継地点の設置
 --大部品: 輸送や拠点の安全性確保 RD:3 評価値:3
 ---部品: 治安維持機関や国軍による安全確保
 ---部品: 輸送ルートの安全確保
 ---部品: 物資拠点の安全性確保
 --大部品: 関係者との調整 RD:4 評価値:3
 ---部品: 多くの利害関係者を結び調整する
 ---部品: 情報収集と関係者への共有
 ---部品: トラブル発生時の調整
 ---部品: 不正の防止
 
 
 部品: 共和国への食糧支援の必要性
 共和国はT21終わりからT22にかけて、魔法偏重、土壌細菌の死滅などの問題が発生。魔法の基本定義の見直しが行われた。しかし、これにより食糧の生産も魔法頼りになってしまっていた共和国では食糧危機し、餓死者が出る恐れがあった。
 
 部品: 共和国側FROGの崩壊と再建への意気込み
 長らく続いた魔法偏重により、共和国側のFROG支部は崩壊・撤退していた。帝国のみでの活動をしながらも、FROGとしては食糧危機を見過ごすわけにはいかず、どうにか共和国の飢餓を防ぐために活動する道を模索していた。
 
 部品: 宰相府藩国の食糧生産能力の向上
 時を同じくして宰相府藩国では、T21から力をいれていた海洋牧場やトマト農園、果樹園や水田などの農地が軌道に乗りはじめ、莫大な食糧生産力を持つようになっていた。
 
 部品: 食糧価格の維持と治安維持と人道支援
 帝国諸国では蒼梧藩国などの食糧生産国も生産量を伸ばしていた。人口の伸び率を超えるほどの生産量の増加は、食料価格の下落を招く恐れがあった。また、共和国が飢餓により無政府状態に陥れば、難民が大挙して国境に押し寄せる可能性があった。それらを防ぐためもあり、宰相府によるFROGを通した人道的見地からの食糧支援が行われることとなった。
 
 部品: 共和国各国による食糧輸送の安全確保
 FROGによる食料の確保と支援を行うにあたって、ネックになったのが安全確保である。食糧の強奪等がおこれば、輸送計画が狂うばかりでなく、地域の治安悪化が加速する恐れがあった。そこでFROGは共和国各国に対して、安全確保についての協力を要請した。
 
 部品: 共和国への越境支援への口実
 共和国への越境支援については、帝国国内右派による反発もあり得ることから、慎重にロジックの組み立てが行われることとなった。
 
 部品: FROGによる食糧寄付キャンペーン
 帝国から共和国への直接支援で力関係が偏ることを避けるため、宰相府からFROGへ食糧等の寄付を行い、それを共和国への支援へ回すこととした。宰相府からの寄付が目立ちすぎないよう、FROGでは、広報担当官を中心に各種メディアにて飢餓撲滅キャンペーンを展開し、官民を問わない寄付を呼びかけることとなった。
 
 部品: 国境付近の拠点への物資集積と共和国への輸送
 FROGは、T21で帝共国境付近の難民キャンプでの食糧支援を行っていたことから国境付近に活動の拠点を持っていた。帝国からの食糧支援は、一度この国境付近の難民キャンプ内倉庫に備蓄され、FROGによって共和国内に運ばれることとなった。
 
 部品: 計画の策定と調整
 食糧輸送ミッションでは、まずゴール=自立に向けた計画の策定を行う。災害等発生から復興までの段階ごとにフェイズ分けをし、各フェイズにおいて、食糧の確保と輸送手段の確保、それらの効率的な運用のための計画を立てる。計画は現地の状況等によって日々変わるため、何度も更新され見直されることになる。
 
 部品: フェイズ1:環状線による人員・備品・食糧のプッシュ型支援
 食糧危機が発生した場合、飢餓による死者や、治安の急速な悪化が懸念されることから、迅速な対応が求められる。災害等発生時の最初期段階では、情報が集まるのを待つことなく、必要だと想定されるだけの食糧と備品を持った部隊が専門家とともに現地に自発的に赴くプッシュ型の支援を行う。
 
 部品: フェイズ2:支援拠点の設置と現地情報の収集
 プッシュ型で送られた専門家部隊は、現地に食糧支援拠点を設置し、食糧の配布をしつつ現地情報の収集と報告に努める。
 
 部品: フェイズ3:プル型支援への順次切り替え
 現地の活動が軌道に乗り、情報が集まるようになると、送り出す側が支援物資を選んで送るプッシュ型の支援から、受け手側が必要となるものを要望し、それを送るプル型の支援に順次切り替えていく。これは、無駄な物流や資源の滞留、過剰な支援物資によるスペースやマンパワーの消費を防ぐためである。
 
 部品: フェイズ4:復興支援へのスムーズな移行
 ある程度、事態が落ち着き、生命身体への危険が少なくなってきた段階で自立に向けた復興支援へと移行していく。復興支援段階においては、被支援者自身が生活再建に向けて活動することが大切であることから、彼らの希望やニーズを引き出し、助力する活動へと移っていく。
 
 部品: 食糧・備品の在庫把握と使用可能な量の把握
 自分たちの判断で輸送してよい食糧や備品の在庫を把握し、どのくらいの量を輸送できるかを洗いだす。この時点では、足りないことが予想されるが、まずはどれだけ足りないのかを把握することが大切である。
 
 部品: 食糧・備品の買い付け
 不足量がわかれば、食料や備品の買い付けを行う。急な買い付けは食糧価格の高騰や売り渋りを起こすため、市場の反応に十分注意する。
 
 部品: 寄付の呼びかけ
 食糧、備品の現物や、それらを買い付けるための資金について寄付の呼びかけを行う。メディアによるマスへの呼びかけだけでなく、普段交流のある企業や組織、有力者への直接の働きかけなどあらゆる可能性を模索する。
 
 部品: 環状線による輸送
 高速・大容量の輸送を実現する鉄道は、海運と並んで食糧輸送ミッションの中核を成す。環状線によって輸送された物資は駅前に集積される。その後、駅前拠点で使用されたり、トラックなどの陸運に積み替えてさらに細かく輸送されることとなる。
 
 部品: 空路による輸送
 空路による輸送は、陸路・海路に比べて輸送量やコスト面で劣るが、そのスピードの速さと地形に影響されないことから緊急性の高い場所や到達困難な地域への輸送に効果を発揮する。空港や着陸地点がない場合は、空中投下による支援も行われることとなる。
 
 部品: 海運による輸送
 海運による輸送は大容量かつ比較的低コストであることから、食糧輸送ミッションにおいて重要な役割を果たす。ただし、速度は速くなく、港湾がある場所に限定されるため、ほかの物流とも組み合わせて用いられることとなる。
 
 部品: 鉄道以外の陸路による輸送
 トラックやトレーラーなどによる輸送は低コストかつ小回りが利くというメリットがある。積載量は多くはないが、物資を必要とする人々の近くまで行くことができる小回りの良さは、全身をめぐる血液に例えられる。複数の輸送手段をつなぐコネクタとしての役割も果たすことができる。
 
 部品: FROGの輸送ネットワークの活用
 FROGでは、普段の活動から民間の物流会社に協力を仰ぎ、食糧等の輸送を行っている。災害発生時も各物流会社に協力を依頼し、各社・各国横断で効率的な輸送に協力をしてもらう。
 
 部品: 駅前拠点の設置
 食糧輸送ミッションの中心は環状線による輸送となる。環状線からの物資のスムーズな集積および多くの人がアクセスしやすい場所にあるため、環状線の駅前に食糧配布用の拠点が設置される。
 
 部品: 駅前拠点の役割と要支援者とともに行う運営
 駅前拠点の役割は、物資の集積、輸送の拠点、食糧の配布、情報収集の4つの役割を持つ。拠点の運営にあたっては専門家だけでなく、現地の要支援者にも協力してもらい独善的な運営とならないように留意する。
 
 部品: 中継地点の設置
 駅前拠点が軌道乗ったあとに、徐々に活動範囲を広げていく。人々がアクセスしやすい地点を中継地点として物資集積所を作ることで、より広い範囲に効率的に物資を配布することができる。
 
 部品: 治安維持機関や国軍による安全確保
 物資の輸送を効率的に行うには、安全の確保がされることが重要となる。輸送計画実施に当たっては、各国の警察や国軍などにも情報共有し、輸送ルートおよび拠点の安全確保を行う。
 
 部品: 輸送ルートの安全確保
 テロや匪賊対策には輸送ルートの変更等を行うことが効果的ではあるが、物流の効率性が下がってしまう。そこで、各国軍や警察によるパトロールや護衛によって安全確保を行った。
 
 部品: 物資拠点の安全性確保
 駅前拠点や中継拠点は、物資を狙った盗難や襲撃が起こる可能性があることから、国軍や軍隊による警備が行われた。
 
 部品: 多くの利害関係者を結び調整する
 食糧輸送ミッションにおいて、もっとも重要なのは関係者との調整である。複雑なパズルのような食糧輸送ミッションをスムーズに運営するには、寄付者、物流関係、市場関係、政府関係、治安関係、要支援者など多岐にわたる関係者との日々の交渉調整が必要なる。
 
 部品: 情報収集と関係者への共有
 関係者間に情報の格差が大きいと、意思決定が不透明に見えたり、優先順位を間違えることにつながることから、情報を抱え込まずに共有することが大切である。
 
 部品: トラブル発生時の調整
 食糧輸送ミッションでは、様々なトラブルが起こりうる。不公平がないようにしていても、不公平に見えることがある。トラブルが起こった場合は、関係者の話を聞き、落としどころを調整することとなる。
 
 部品: 不正の防止
 プル型支援のフェイズに移行し、落ち着いてきたときこそ、不正が起こらないように注意すべき時期である。公平感のない支援は、不信を招き、その後の復興の足かせとなる。帳簿の確認やヒアリングなどによって不正の兆候がないか適宜確認する。
 
 


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                 "description": "食糧輸送ミッションでは、まずゴール=自立に向けた計画の策定を行う。災害等発生から復興までの段階ごとにフェイズ分けをし、各フェイズにおいて、食糧の確保と輸送手段の確保、それらの効率的な運用のための計画を立てる。計画は現地の状況等によって日々変わるため、何度も更新され見直されることになる。",
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                 "title": "フェイズ1:環状線による人員・備品・食糧のプッシュ型支援",
                 "description": "食糧危機が発生した場合、飢餓による死者や、治安の急速な悪化が懸念されることから、迅速な対応が求められる。災害等発生時の最初期段階では、情報が集まるのを待つことなく、必要だと想定されるだけの食糧と備品を持った部隊が専門家とともに現地に自発的に赴くプッシュ型の支援を行う。",
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                 "title": "フェイズ2:支援拠点の設置と現地情報の収集",
                 "description": "プッシュ型で送られた専門家部隊は、現地に食糧支援拠点を設置し、食糧の配布をしつつ現地情報の収集と報告に努める。",
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                 "title": "フェイズ3:プル型支援への順次切り替え",
                 "description": "現地の活動が軌道に乗り、情報が集まるようになると、送り出す側が支援物資を選んで送るプッシュ型の支援から、受け手側が必要となるものを要望し、それを送るプル型の支援に順次切り替えていく。これは、無駄な物流や資源の滞留、過剰な支援物資によるスペースやマンパワーの消費を防ぐためである。",
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                 "title": "フェイズ4:復興支援へのスムーズな移行",
                 "description": "ある程度、事態が落ち着き、生命身体への危険が少なくなってきた段階で自立に向けた復興支援へと移行していく。復興支援段階においては、被支援者自身が生活再建に向けて活動することが大切であることから、彼らの希望やニーズを引き出し、助力する活動へと移っていく。",
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                 "title": "食糧・備品の在庫把握と使用可能な量の把握",
                 "description": "自分たちの判断で輸送してよい食糧や備品の在庫を把握し、どのくらいの量を輸送できるかを洗いだす。この時点では、足りないことが予想されるが、まずはどれだけ足りないのかを把握することが大切である。",
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                 "title": "食糧・備品の買い付け",
                 "description": "不足量がわかれば、食料や備品の買い付けを行う。急な買い付けは食糧価格の高騰や売り渋りを起こすため、市場の反応に十分注意する。",
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                 "title": "寄付の呼びかけ",
                 "description": "食糧、備品の現物や、それらを買い付けるための資金について寄付の呼びかけを行う。メディアによるマスへの呼びかけだけでなく、普段交流のある企業や組織、有力者への直接の働きかけなどあらゆる可能性を模索する。",
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                 "title": "環状線による輸送",
                 "description": "高速・大容量の輸送を実現する鉄道は、海運と並んで食糧輸送ミッションの中核を成す。環状線によって輸送された物資は駅前に集積される。その後、駅前拠点で使用されたり、トラックなどの陸運に積み替えてさらに細かく輸送されることとなる。",
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                 "title": "空路による輸送",
                 "description": "空路による輸送は、陸路・海路に比べて輸送量やコスト面で劣るが、そのスピードの速さと地形に影響されないことから緊急性の高い場所や到達困難な地域への輸送に効果を発揮する。空港や着陸地点がない場合は、空中投下による支援も行われることとなる。",
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                 "title": "海運による輸送",
                 "description": "海運による輸送は大容量かつ比較的低コストであることから、食糧輸送ミッションにおいて重要な役割を果たす。ただし、速度は速くなく、港湾がある場所に限定されるため、ほかの物流とも組み合わせて用いられることとなる。",
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                 "title": "鉄道以外の陸路による輸送",
                 "description": "トラックやトレーラーなどによる輸送は低コストかつ小回りが利くというメリットがある。積載量は多くはないが、物資を必要とする人々の近くまで行くことができる小回りの良さは、全身をめぐる血液に例えられる。複数の輸送手段をつなぐコネクタとしての役割も果たすことができる。",
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                 "title": "FROGの輸送ネットワークの活用",
                 "description": "FROGでは、普段の活動から民間の物流会社に協力を仰ぎ、食糧等の輸送を行っている。災害発生時も各物流会社に協力を依頼し、各社・各国横断で効率的な輸送に協力をしてもらう。",
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                 "description": "食糧輸送ミッションの中心は環状線による輸送となる。環状線からの物資のスムーズな集積および多くの人がアクセスしやすい場所にあるため、環状線の駅前に食糧配布用の拠点が設置される。",
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                 "title": "駅前拠点の役割と要支援者とともに行う運営",
                 "description": "駅前拠点の役割は、物資の集積、輸送の拠点、食糧の配布、情報収集の4つの役割を持つ。拠点の運営にあたっては専門家だけでなく、現地の要支援者にも協力してもらい独善的な運営とならないように留意する。",
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                 "title": "中継地点の設置",
                 "description": "駅前拠点が軌道乗ったあとに、徐々に活動範囲を広げていく。人々がアクセスしやすい地点を中継地点として物資集積所を作ることで、より広い範囲に効率的に物資を配布することができる。",
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             "title": "輸送や拠点の安全性確保",
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                 "title": "治安維持機関や国軍による安全確保",
                 "description": "物資の輸送を効率的に行うには、安全の確保がされることが重要となる。輸送計画実施に当たっては、各国の警察や国軍などにも情報共有し、輸送ルートおよび拠点の安全確保を行う。",
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                 "title": "輸送ルートの安全確保",
                 "description": "テロや匪賊対策には輸送ルートの変更等を行うことが効果的ではあるが、物流の効率性が下がってしまう。そこで、各国軍や警察によるパトロールや護衛によって安全確保を行った。",
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                 "description": "食糧輸送ミッションにおいて、もっとも重要なのは関係者との調整である。複雑なパズルのような食糧輸送ミッションをスムーズに運営するには、寄付者、物流関係、市場関係、政府関係、治安関係、要支援者など多岐にわたる関係者との日々の交渉調整が必要なる。",
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最終更新:2017年11月22日 01:21