不思議のダンジョン 風来のシレンGB2（チュンソフト） - 「GBのゲーム制覇しましょ」のまとめ

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開始時間：
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チュンソフトの看板ソフト風来のシレンシリーズの一つ。
GBソフトとは思えない圧倒的ボリュームと様々なやりこみ要素がある。
チュンソフトにはずれなし、の黄金時代を支えた逸品。
GBカラー専用ソフトなのでスーパーゲームボーイではプレイ不可。

シレンシリーズ最高傑作と呼ばれることもある本作品だが、
バランスブレイカーや、バグ（必ず起こるわけではない）の存在などから賛否両論となることも多い。

本作品のウリとして、GBの通信機能を利用した救助、アイテム交換システムが存在する。
これにより凡ミスで死んでしまった場合等に生き返るチャンスが与えられた。
（ただしスコアは半減する）

バグ

• 倉庫の特定の位置のアイテムが消滅する

• 倉庫を出ると何故かオープニングが始まり、そのまま進めるとオートセーブされ最序盤に戻される。

• 壷を割ると中のアイテムが変化する、場合によってはボツアイテム（透明で見えない）が出てくることがあり、拾うだけでフリーズすることも。

公式HPに謝罪文と一緒に掲載されていた。

余談

このゲームとのコラボとして、風来のシレンチップス(ステーキ味)なるものが発売され、
それに同梱されているカードに書かれた合言葉を入力することにより、
特定のアイテムを入手することができた。

また、チュンソフト恒例の速解きキャンペーンだが
フラゲ等の横行により発売日前に終わってしまうプレイヤーが増えたせいかスコアアタックにシフトしていった。
このゲームでもスコアアタックキャンペーンが行われ、発売日からの2ヶ月間の間の、初クリア時のハイスコアを競うキャンペーンが開催された。
そして上位1000名にはシリアルナンバーつきの記念商品が送られた。はずだったのだが･･･

上記の通信システムが曲者であり、この機能を利用してクリア後のアイテムを転送することにより、ソフト一本を用いただけでは到底出せないスコア※1が出せてしまった。
（説明書には上手いプレイをするとスコアが伸びると書いてあったが、実際は所持アイテムの売値がスコアの大半に影響したため）
さらに、アイテム増殖バグやチートによりソフト2本を用いた上に数百時間をかけねばそろえられないようなアイテム※2を用いた異常スコアを出すものが続出し、キャンペーンは無茶苦茶に。
理論上はたしかに可能※3なため取り締まるわけにもいかず、チュンソフトはキャンペーンに応募した全てのプレイヤーに、しょぼくれたナンバーすら入っていないカードを一枚配布するだけという悲しい対応をするはめになった。

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※1 ソフト一本では、ほぞんの壺[5]に最大合成した妖光のヤリを詰め込んだものを20個用意しても数百万程が限界だが、クリア後のアイテムを転送すれば強化のツボ[8]に99本のカランバの矢を詰め込んだものを用意でき、1000万近い売値になる。

※2 カランバの矢は天守閣でへんげの壺を使用しないと手に入らないが、99本*8*20=約16000本を用意する必要がある。強化の壺をもっと不思議のダンジョンから20個持ち帰った上に祝福カズラに食べさせて祝福させる必要がある等々。

※3 ソフトを2本購入し、GB本体自体も2つ持っており、キャンペーン期間の2ヶ月間のほぼ全てシレンに費やせば、理屈上はインチキなしで達成可能ではあった。