安価

「むしろぬっぽんぽんを外側に持ってきてライスバーガー
もちろん具はもきんと草もちの二種類から選べます」

安価SS

女「男」
男「ん?」
女「君にごちそうしたいものがある」
男「まじか?今ちょうど金欠だったんだ、ありがとう」
女「よかった、それじゃこの特製ぬ」
ダッ
女「…男が打ち切り漫画の最終回のごとく夕陽に向かって走り去ってしまった…」
女「もったいない、自信作なのに…おお、そこにいるのはシベリア」
シベ「なんですか?」
女(…待て、シベリアはいくら日本に馴染んでいるとは言え外国人、米ばかりをすすめるわけにはいかない、これは世界常識だ)
女(しかし、この素晴らしき文化をロシアにも広めたい…)
女(!!そうだ、この手があった!)
女「シベリア、ライスバーガーを知っているか?」
シベ「はい、この間食べましたよ」
女「そうか、それじゃあシベリアに特製ライスバーガーをごちそうしようと思う」
シベ「いいんですか?」
女「ああ、二種類あるんだが、A緑のベジタブル風味か、Bジャパニーズフライドトーフ風味のどちらがいい?」

安価・B

シベ「それではBを下さい」
女「わかった、これを選ぶとは目が高い」
シベ「うちはパパもママも肉食で…私もあまり野菜は食べられないんです」
女「…そうか、それでこんなことに(じー)」
シベ「…セクハラですよ?」
女「そう怒るな、まあちょっと待ってて」
5分後
女「できた」
シベ「…これ、ライスが不自然に白いような気が」
女「これはな、日本に古来より伝わる伝統食なんだ」
シベ「?」
女「詳しくは↓を参照」


塗品秘薬(ぬぽんひや)
戦国時代の日本、とある武士の妻が当時高級な薬剤であった酥(そ:発酵乳)を、亭主の健康と無事を祈り、白飯に混ぜたのが始まりとされている。
これを食した武士は戦において負け知らずとなり、昇進を重ね、ついには一軍の将にまで登り詰めたことから、後に縁起物として全国に広まった。
飯代わりに菜科とともに食すだけではなく、甘味をつけて和菓子の付け合わせにするなど用途は広い
(民明書房刊:御料理昂進極より)

女「というわけだ」
シベ「…たみ…あけ…?すいませんまだ漢字はわからなくて」
女「わからなくていいさ、女は度胸、何でも試してみるんだ」
シベ「…わかりました、それじゃいただきます(はむっ)」
女「…」
シベ「(もぐもぐ)」
女「…」
シベ「…」
女「…」
シベ「…」
女「…さすがシベリア…」
シベ「…」
女「気を失ってなお、君臨するのか…(おっぱいが)」
シベ「(立ったまま気絶)」

シベ「…ハッ!?な、なんか今氷の世界(=祖国)が見えました!」
女「そうか、それはよかった」
シベ「…すいません、これ以上食べたらほんとうに死にます」
女「そうか…残念だ(あまりのうまさにミスター味っ子現象が発動するとは、これは是非男にも食べさせなければ)」
シベ「…保健室行ってきます…」

女「しかし…シベリアの食べかけを男に食べさせるわけにはいかないな、間接キスなんて私が許さん」
女「仕方ない、犬にでもあげよう」

ガララッ
女「孝二」
孝二「は、はい!?」
女「ここにありますは一見普通のライスバーガー」
孝二「は、はぁ」
女「しかしその実はわが校No.1巨乳美少女シベリアの食べかけだ(リップクリームつき)」
孝二「!!」
女「…いくら出す?」
孝二「…1本」
女「…馬鹿にしているのか?最低でも3本」
孝二「1,5」
女「常識的に考えろ、2,5」
孝二「…2」
女「仕方ないな…お前に免じて2本でやろう」
孝二「ありがとうございます!(ハァハァ…)」

その後孝二の姿を見た者はいない

男(あーあ、勢いで早退しちまったよ)
男(しかし…せっかく忘れかけてたのに、またあの悪夢が襲ってくるなんて…)
男(まあいいや、今日は早く寝y)
ピンポーン
男「!?」
女「男…」
男「な、なんだシューどうした?(落ち着け、COOLになるんだ俺、チェーンはかかっているんだ!)」
女「昼はごめんなさい…男の好みも考えないで」
男「あ、ああ、別にいいよ」
女「だから…今度はちゃんと考えて作ってきたから、食べて(ドアの間から差し出す)」
男「や、やめ!!(勢いよくドアを閉める)」
バタッ!!
女「痛っ!!!」
男「あっ!シューごめn」
女「…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいry」
男「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ポロッ
男「!!!!(シューの手が外れた!?)」
女「…びびった?」
男「…なんだよ、脅かしやがって…作り物か…」
女「それにしても酷いな、いきなりドアを閉めるなんて」
男「それは…本当にごめん」
女「まあいいよ、ところで…」
男「…」
女「もちろん、食べてくれるな?」
男「!!!」


男「え、えと…」
女「…(キラキラ)」
男(そんな80年代少女漫画風な目でこっちみんな!あーもうどうしたらいいんだ!)
女「…男のために、頑張ったんだから…」
男(…そうだ、どんな形であれこれにはシューの愛がこもっているんだ)
男(それなのに俺は逃げだした上に、今さっきドアで拒もうとしてしまった)
男(俺はシューの恋人なのに、これくらい受け止められなくてどうする!)
男「…わかった、いただくよ」
女「よし、それじゃあーんして」
男「え?ちょ、ちょっとそのまえに心の準備ってものが必要でっていきなりそんないっぱい押し込まなモガホガ」
女「…どう?」
男「…」

男「…」
女「…」
男「…?」
女「…」
男「これ、うまいぞ…?」
女「…!」
男「適度な米の甘みにヨーグルトの酸味が混ざりあって…そして中の具、これは…バナナか?」
女「一番相性のよさそうな組み合わせを考えてみたんだ」
男「なるほど、バナナとヨーグルトは永遠の組み合わせだもんな」
女「さすが男、よくわかっている」
男「これなら何個でもいけるかも」
女「本当か!?」
男「ああ」
女「…それじゃあ、まだまだ試しに作ったのがいっぱいあるから(ドサッ)」
男「ゑ?」
女「例えばこの草餅入り、あんことヨモギとヨーグルトのハーモニーは抜群だ(多分)」
女「それからこの納豆入りは、和と洋を代表する発酵食品のコラボだ(多分)」
女「それから(多分)…それから(多分)…」
男(…俺の戦いはまだ始まったばかりだ…)
第一部 完!!(続きません)