第五使徒ラミエル

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evacommu

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芦ノ湖?方面より第三新東京市に侵入した第五使徒は、その形状からして、人類の生物学的概念からかけ離れた存在であった。
外観はピラミッドを上下二つに張り合わせた様な、ほぼ正八面体の幾何学的形状。
その表面は空を映す程に高い光反射率を持つ平面で構成され、手足、体毛などの動物的特徴は一切見当たらない。
目鼻などの知覚器官も外見からは認められないが、ネルフ本部直上地点より正確に攻撃した点、出現した初号機、発砲寸前の零号機に反応して先制攻撃を行った点等からみて、かなり精度の高い知覚器官を備えている事は間違いない。

使徒の攻防両面に於ける精強さについては、特務機関NERV作戦部長葛城ミサト一尉(当時)が評した『空中要塞』と云う言葉が最も的確であろう。

身体内より射出されるビームにより、長距離の目標物も攻撃可能。その威力は兵装ビルを貫通し初号機の胸部第三装甲板まで融解せしめた事からも明かである。
このビームは、射撃直前に円周部を加速、収束している事から加粒子砲?と推測される。(加粒子砲とは、エレクトロン、プロトン等の荷電粒子に磁力をかけ、加速・収束を繰り返す事で強力な運動エネルギーを現出せしめ対象物を破壊する兵器である)

また、下辺からは直径17.5mの巨大なシールドが伸び、直下の対象物に対して攻撃する。
攻撃速度は低速ながら、その貫通力は絶大。
ジオフロント深々部に位置するネルフ本部すらも攻撃可能である。

更に、A・Tフィールドも、相転移空間が肉眼で確認できるほど強力なものを有しており、防御面に於いても極めて優秀である。

使徒は、その形状、知覚、攻撃手段からみて、第三使徒サキエル第四使徒シャムシエルとは大きく異なる性格を有する使徒といえる。

使徒が遠距離攻撃手段を持たず、また急所とも云えるコア部を剥き出しにしていたのに対して、本使徒は加粒子砲と云う遠距離攻撃手段を持ち、コア部も身体内に格納している。

また、下辺より伸びる巨大シールドは明らかに、対象物が直下、それも深々部にある場合を想定した武器であり、ジオフロントに位置するネルフ本部を攻撃するためのものと考えられる。

ヤシマ作戦』の二子山決戦に於いて、初号機の超遠距離射撃により、コア部を撃ち抜かれて撃墜された。

ちなみにラミエルは、『雷』を象徴する天使である。

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