第十四使徒ゼルエル


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突如、第三新東京市に出現したゼルエルは、戦闘力という点に於いて、一つの頂点を極めた使徒と云えよう。

使徒の攻撃手段は二つ。
眼の様に見える部分から発せられる光線と、肩下に折り畳まれた帯状の部位による直接攻撃である。
光線はサキエルなどでの確認されている既存の攻撃手段だが、従来の光線と比べその破壊力は卓絶している。

それはラミエルが貫通迄に10時間近くを要した、第三新東京市の地上とジオフロントを隔てる22の装甲板を瞬時に18も破壊した事、他の使徒がついぞ破壊し得なかったエヴァの胸部装甲板も破砕した事からも明白である。

肩下に蛇腹状に折り畳まれた帯状の部位は、その機能から腕(マニピュレータ)と考えられる。
腕全体を巻き付ける事で物体を持ち上げるほか、二つに分かれる先端部で物を挟む、掴む、動かす等の働きが可能と思われる。
更にその鋭利な面を使用し物体を瞬時に切断---その威力は、弐号機の腕部、頭部を一瞬で分断させ得るほどである。

だが、本使徒の精強さは、その攻撃力のみに依らず頑健な防御力にも起因している。
通常兵器が通用しないのは勿論、弐号機の攻撃を(無論A・Tフィールドが中和された状態で)受けても、ダメージは皆無であった。
また至近距離でのN2爆弾の爆発でも、全く影響はみられない(同様の攻撃を受けたサキエルが自己修復を必要としたのに比べると格段の進化である)。

特筆すべきは、使徒唯一の弱点とも云うべきコアの防御方法である。
これ迄の使徒は身体内部に隠蔽する程度であったが、本使徒は始めてコアを覆う装甲を備えた。
通常は露出しているものの、危機を察知してコアを覆うように装甲が出現する。
この装甲は至近距離でのN2爆弾の爆発にも耐え得る堅牢さを誇った。

このコア用防壁は、攻撃力、防御力の強大さとは異なる問題を含んでいる。
何故なら、従来の対使徒戦の過半は『使徒の攻撃を回避しつつコアを狙う』が基本戦術であったためだ。
コアの防御は、ネルフの戦術狭窄を意味し、エヴァには強大化する使徒に対し真正面からの戦闘を強いる事となろう。

その卓絶した戦闘力に注目しがちな本使徒であるが、ネルフに察知されること無く第三新東京市の絶対防衛圏内に出現している点も忘失すべきではない。
イロウルレリエルと云う形態の特殊な使徒を除けば、全ての使徒は絶対防衛圏に達する途上で発見されている。
恐らく本使徒は、レーダー等の電子機器を騙す何らかの手段を有していたのだろう。

移動は、ほぼ浮遊した状態(方法は不明)で行われる。
これはシャムシエルラミエルでも確認されている移動方法で、静寂性が高く、空中での姿勢変更、方向転換等に自由度の大きい優れた移動方式である。
但し速度に関しては極めて低速と云わざるを得ない。
シャムシエルラミエルも低速であった事から、この速度は構造的な欠陥とも考えられる。
これにより歩行する事は殆どない(ネルフ本部に侵入した際、建物内を移動するときにだけ使用が確認されている)。

使徒の全高はエヴァとほぼ同じ。
使徒としては小型の部類に入ろう。
四肢を持つ直立型と云う人間に相似した使徒サキエルイスラフェル)は、総じてこのサイズのようだ。

更に本使徒には、言及せねばならない奇妙な事象がある。
それは『攻撃を回避する』と云う発想が見受けられない点だ。
他の使徒と同様にA・Tフィールドは展開するものの、第三新東京市エヴァからの攻撃を回避する行動は確認し得なかった。
自らの防御力に絶対の自信があるのか、それとも設計(知的生物に製作されたという意味ではなく、遺伝子に依る生物の構築を指す)思想が異なっている為なのか。
もし、彼らの攻撃を瞬時に判断し、『回避の要無し』と判断したのだとすれば、憂慮すべき事態である。(事実、零号機の特攻に対しては、コアを防壁で覆っており、危機を察知し得るのは明かである)

使徒第三新東京市の絶対防衛圏内に突如出現、駒ヶ岳防衛線?を突破し第三新東京市への侵入をはたした。
対するネルフ側は、不意の使徒の侵入、使徒の予想外の攻撃力、先の戦闘での損害等から対応が遅れ、エヴァによる防衛戦は、ジオフロント内で行われる事となった。
サードチルドレン---碇シンジの造反により初号機を欠くネルフは、初期段階に於いて弐号機による迎撃を試みるも敗退。
零号機による特攻も失敗に終わり、ついにセントラル・ドグマ?への使徒侵入を許す。

だが、遅れて出撃した初号機により、ゼルエルは基地外に排除され、ジオフロント内の森林地帯で破壊された。
その後、暴走した初号機により補食されている。

ちなみにゼルエルは、『力』を象徴する天使である。
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