第八使徒サンダルフォン


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浅間山地震研究所により浅間山火口内で発見された本使徒は、まだ成長しきっていない、いわば蛹の状態であった。
観測機・耐熱バチスカーフによりモニターされたその形状は、人間の胎児の姿に酷似していた。手足はそれぞれ二本ずつ、手の指も五本である事が確認されている。
しかし、孵化後に急激な成長を遂げた本使徒は、人間よりも魚類に近いものであった。
その形状は、カンブリア紀に生息した地球初の本格的肉食生物アノマロカリスに酷似しており、口腔部ちかくにある腕で対象を捕獲し、補食するその行動を見ても、本使徒がアノマロカリスにごく近い進化を辿ったものと考えられる。

この使徒の眼は上方左のものと、上部に突き出た2本の触手部分の4カ所。水中用に視野を広く取るためではないかとされている。

高温・高圧のマグマ内を高速で泳ぐことが出来、更に口を開くと云う、生物の概念を越えた能力を持っている。

だが、人類とアノマロカリスは全く異なる進化を遂げた生物であり、同軸の進化系に属する生物ではない。
つまり、人類がアノマロカリスに変化するためには、一端原始魚類まで退化し、そこから新たに別系統の進化を遂げなくてはならない。
とすると、この使徒は十億年近い歳月を経て為されるべき変化を、あの短時間で遂げたのだろうか。
それとも、あれはアノマロカリスとは全く別系統の生物で、人類の未来の可能性の一つなのだろうか。
いずれにせよ、この使徒の急激な変化は一連の使徒の学習・進化能力を立証する形となった。

また、この使徒は、今まで謎に包まれていた使徒の発生形態の一部を明らかにしている。
まず、使徒は同一地点で発生するのではなく個体毎に別々の場所で発生するという事。
次に、発生当時から成体として存在するのではなく、幼体からの成長という過程を経るという事。
そして、工場などで作成された人工物ではないという事である。
尤も、これはいくつかの小さな可能性を否定したに過ぎず、使徒発生の全貌については未だ情報不足というのが本当のところだ。

浅間山火口内で展開された弐号機との戦闘では、強力なA・Tフィールドと快速を生かして弐号機を追い詰めた。
しかし、注入された冷却液により、熱膨張状態にあった体組織は急速に熱を失って破壊され、それに続くプログレッシブ・ナイフの一撃をもって倒された。
このとき、他の使徒が原形を留めたまま破壊されているのに対して、本使徒が崩れるように崩潰したのは、高熱・高圧から身体を守っていたA・Tフィールドが失われたためと考えられるが、定かではない。

ちなみにサンダルフォンは、『胎児』を象徴する天使である。
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