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[[エヴァ>人造人間エヴァンゲリオン]]のコクピットとも云える[[エントリープラグ]]。 その内部は、パイロットの搭乗と共に、L.C.L.と云う液体により透き間無く満たされる。 この時、パイロットの呼吸器もL.C.L.により塞がれる事になるが、肺に侵入したL.C.L.が直接酸素を供給するため、呼吸困難と云う問題は発生しない。 我々が通常行っている、器官を通して口腔部、鼻孔部から空気を取り込む方法より、効率的且つ安全であると云える。 他にも、L.C.L.は水分、栄養素の補給、新陳代謝の捕捉等の機能も果たすと推察されるが、L.C.L.の本質は胎児に於ける羊水の役割、つまり、急激な温度変化、強度の衝撃からパイロットを守る事が主目的と考えられる。 [[エヴァ>人造人間エヴァンゲリオン]]を兵器として見た場合、パイロットは最も脆弱な部品である。 L.C.L.はそうした弱点を補填する意味を持つのだろう。 L.C.L.はパイロット搭乗後、[[エントリープラグ]]内で電化され、その分子配列を変化させる(この分子配列の変化は、モニター上でも表示されている)。これにより、L.C.L.はその状態を液体から気体状のものに変質させ、老廃物の循環・浄化等の能力を活性化させ得るのである。 また、L.C.L.自体が立体(3次元)ディスプレイとなり、種々の情報を直接映像等のデータとして伝達する事も可能であるなど、L.C.L.は単なる『液体』ではない。 もっとも、それ故に機能発揮に不断の注意が欠かせず、その制御に外部オペレータによる継続的な監視・調節を必要とする。 [[初号機>EVA初号機]]パイロットは、L.C.L.内で何度か「血の臭いがする」旨を訴えているが、L.C.L.が満たされた状態は、すなわち嗅覚を司る鼻孔部が塞がれた状態でもある。とすれば、パイロットの謬見か、L.C.L.自体が血の臭いを持っている事になる。 確かにL.C.L.は、酸素の供給、老廃物の循環・浄化など、血液に極近い働きを持っている。 [[ネルフ>特務機関NERV]]の前身である[[ゲヒルン>人工進化研究所]]が生物学的な研究をしていた過去を考えれば、L.C.L.の正体は人工培養された血液(に近似するもの)と考えるべきであろう。 更に付け加えるなば、L.C.L.は精神汚染に対する防御効果もある様だ。 これは、以前から指摘されていた[[エヴァ>人造人間エヴァンゲリオン]]と云う兵器自体が持つ精神汚染の危険性も勿論だが、[[ネルフ>特務機関NERV]]が[[使徒]]の精神攻撃を予測している為とも考えられる。 [[リリス]]が安置されているターミナルドグマ最下層に満ちているのも、同じくL.C.L.である。 これがLink Connected liquidの略称である等、種々の解釈も横行したが、実際には『生命のスープ』そのものであったようだ。

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