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TYPE-3 episode0 迅朔編」(2008/10/22 (水) 00:28:30) の最新版変更点

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Type-3 episode -0-1- 迅朔編 目の前にある世界が僕にとっては全て。 生まれ持った能力のせいで、異端児扱い。 ・・・判ってる。 僕に、生まれてきた意味なんてない。 ずっと、そう思ってた。 彼女に、出会うまでは・・・ ジョーカー「今日からお前の世話係となる、エリュ-ゼ君だ。」 迅朔「・・・」 エリュ-ゼ「初めまして。私は、エリュ-ゼ。よろしく。私の事は、エリーって呼んで構わないわ。」 迅朔「・・・来るなよ。」 拒絶。 初対面の人間に対して、思う感情。 どうせ、僕は受け入れられない。 だったら、こっちから、嫌われてしまおう。 その方が、いっそ。楽になれる。 どうせ、僕の存在なんて、あってないような。ものなのだから。 だけど・・・彼女は違ってた。。。 エリュ-ゼ「馬鹿!どうしてそんな事言うの!」 迅朔「・・・っく。」 ぶたれた。頬が痛い・・・ 迅朔「!?」 泣いている・・・!? なんで? だって、関係無いじゃないか 僕が何を言おうと。 迅朔「・・・何。するんだよ・・・」 エリュ-ゼ「何するんだよ!じゃないわよ。次にそんな事言ったら。怒るからねっ!」 全然。判らない。 彼女の涙の意味も。 でも・・・なんだろう。この胸を締め付ける、熱い思いは・・・ 自然と。僕の目に、涙が溢れて止まらなかった・・・ それが、彼女。エリーとの出会いだった。 あれから、10年・・・ 迅朔「あはははは!弱い!弱いねぇ!エリー!君はその程度なのかぃ!?」 殺してやる・・・ 僕のものにならないのなら・・・ だって、君だけは、ずっと・・・僕の側で・・・ エリューゼ「…さよなら。輪。そして、ごめんね。」 なんでその男に謝るの? 謝る必要なんて無い。 謝るなら僕に謝ってよ・・・ そんな、悲しそうな瞳で、僕を見つめないで・・・ モウ直ぐ、二人・・・1つニナレルカラ・・・ エリューゼ「これで最後よ!」 迅朔「なっ!ば、ばかなぁ!…痛い!痛い!痛い!痛い!痛いぃぃぃぃ!」 迅朔「嫌だ!死にたくない!死にたくないしにたk・・・」 やっと、君を僕だけの物に出来ると思ったのに・・・ 愛遮「…役立たずね。死んで良いわよ。」 ・・・誰・・・だ。ぁぁ・・オマエ・・・か。。。邪魔すんなよ・・・ 折角・・・いい所なのに。さ・・・ 意識が、朦朧と・・・してきた。 もう、駄目かもな・・・ 迅朔「…はっ。まさか…君のような、僕以下の出来損ないに…銃が使えるからって…いい気になるなよ! お前は所詮出来損ないなんだ。あはははははははは…」 ・・・あぁ・・・これで、やっと・・・君の側にいける・・・ 愛遮「Type-1。死亡確認。任務完了」 ・・・結局。僕の、一人相撲だったけど。 ・・・それでも、僕は、君を・・・ ドクンッ 迅朔「(・・・生き・・・てる?)」 いや・・・殆ど。死人に近い状態なのは自分でも判る もってせいぜい。後1~2分ってとこかな? 何故心臓が動きだしたか、僕にも判らない。でも・・・ 迅朔「(不思議と、嫌な気分じゃ、無いな・・・)」 空を仰ぎ、手を見つめる ???「(迅朔・・・迅朔・・・)」 遠くで不思議な声がする・・・ あれは・・・ 迅朔「(ぁぁ・・・エリー・・・迎えに来てくれたんだね)」 夢か、幻か。 でも確かに、彼女はそこに居て、僕に笑いかけてくれた。 エリュ-ゼ「(さぁ、いきましょう。私達にはまだ、やる事があるわ)」 迅朔「(許して・・・くれるの?)」 エリュ-ゼ「(お馬鹿ねっ。許すも何も。無いわよ。それより・・・)」 迅朔「(・・・ありがとう。ああ。判ってる)」 僕が、最後にすべき事。 迅朔「(そうだね。エリー。僕の最後の力を振り絞って・・・)」 僕達の思いを、あの銃に乗せて。 ・・・それが、僕の力。 人の心の力を、そのまま、自分の力に変換出来る力。 TYPE-3の銃では恐らくあの男には、勝てないだろう。 だけど、僕の力があれば・・・ 迅朔「ふん。失敗作なんて、言われたまま、終わるのは許せないからな。 僕らが成功作だったことを証明しろよ」 憎まれ口、叩く位。いいよね 素直になるなんて、僕の性分じゃないから。 fin
**Type-3 episode -0-1- 迅朔編 ---- 目の前にある世界が僕にとっては全て。 生まれ持った能力のせいで、異端児扱い。 ・・・判ってる。 僕に、生まれてきた意味なんてない。 ずっと、そう思ってた。 彼女に、出会うまでは・・・ ジョーカー「今日からお前の世話係となる、エリュ-ゼ君だ。」 迅朔「・・・」 エリュ-ゼ「初めまして。私は、エリュ-ゼ。よろしく。私の事は、エリーって呼んで構わないわ。」 迅朔「・・・来るなよ。」 拒絶。 初対面の人間に対して、思う感情。 どうせ、僕は受け入れられない。 だったら、こっちから、嫌われてしまおう。 その方が、いっそ。楽になれる。 どうせ、僕の存在なんて、あってないような。ものなのだから。 だけど・・・彼女は違ってた。。。 エリュ-ゼ「馬鹿!どうしてそんな事言うの!」 迅朔「・・・っく。」 ぶたれた。頬が痛い・・・ 迅朔「!?」 泣いている・・・!? なんで? だって、関係無いじゃないか 僕が何を言おうと。 迅朔「・・・何。するんだよ・・・」 エリュ-ゼ「何するんだよ!じゃないわよ。次にそんな事言ったら。怒るからねっ!」 全然。判らない。 彼女の涙の意味も。 でも・・・なんだろう。この胸を締め付ける、熱い思いは・・・ 自然と。僕の目に、涙が溢れて止まらなかった・・・ それが、彼女。エリーとの出会いだった。 あれから、10年・・・ 迅朔「あはははは!弱い!弱いねぇ!エリー!君はその程度なのかぃ!?」 殺してやる・・・ 僕のものにならないのなら・・・ だって、君だけは、ずっと・・・僕の側で・・・ エリューゼ「…さよなら。輪。そして、ごめんね。」 なんでその男に謝るの? 謝る必要なんて無い。 謝るなら僕に謝ってよ・・・ そんな、悲しそうな瞳で、僕を見つめないで・・・ モウ直ぐ、二人・・・1つニナレルカラ・・・ エリューゼ「これで最後よ!」 迅朔「なっ!ば、ばかなぁ!…痛い!痛い!痛い!痛い!痛いぃぃぃぃ!」 迅朔「嫌だ!死にたくない!死にたくないしにたk・・・」 やっと、君を僕だけの物に出来ると思ったのに・・・ 愛遮「…役立たずね。死んで良いわよ。」 ・・・誰・・・だ。ぁぁ・・オマエ・・・か。。。邪魔すんなよ・・・ 折角・・・いい所なのに。さ・・・ 意識が、朦朧と・・・してきた。 もう、駄目かもな・・・ 迅朔「…はっ。まさか…君のような、僕以下の出来損ないに…銃が使えるからって…いい気になるなよ! お前は所詮出来損ないなんだ。あはははははははは…」 ・・・あぁ・・・これで、やっと・・・君の側にいける・・・ 愛遮「Type-1。死亡確認。任務完了」 ・・・結局。僕の、一人相撲だったけど。 ・・・それでも、僕は、君を・・・ ドクンッ 迅朔「(・・・生き・・・てる?)」 いや・・・殆ど。死人に近い状態なのは自分でも判る もってせいぜい。後1~2分ってとこかな? 何故心臓が動きだしたか、僕にも判らない。でも・・・ 迅朔「(不思議と、嫌な気分じゃ、無いな・・・)」 空を仰ぎ、手を見つめる ???「(迅朔・・・迅朔・・・)」 遠くで不思議な声がする・・・ あれは・・・ 迅朔「(ぁぁ・・・エリー・・・迎えに来てくれたんだね)」 夢か、幻か。 でも確かに、彼女はそこに居て、僕に笑いかけてくれた。 エリュ-ゼ「(さぁ、いきましょう。私達にはまだ、やる事があるわ)」 迅朔「(許して・・・くれるの?)」 エリュ-ゼ「(お馬鹿ねっ。許すも何も。無いわよ。それより・・・)」 迅朔「(・・・ありがとう。ああ。判ってる)」 僕が、最後にすべき事。 迅朔「(そうだね。エリー。僕の最後の力を振り絞って・・・)」 僕達の思いを、あの銃に乗せて。 ・・・それが、僕の力。 人の心の力を、そのまま、自分の力に変換出来る力。 TYPE-3の銃では恐らくあの男には、勝てないだろう。 だけど、僕の力があれば・・・ 迅朔「ふん。失敗作なんて、言われたまま、終わるのは許せないからな。 僕らが成功作だったことを証明しろよ」 憎まれ口、叩く位。いいよね 素直になるなんて、僕の性分じゃないから。 fin

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